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宮廷の諍い女 第74・75・76話(最終回)あらすじとネタバレ

宮廷の諍い女 0 あらすじ

中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第74・75・76話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。

いよいよ最終回です。

18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝の治世。

ジュンガルのハーンは、雍正帝に和親の条件として甄嬛を嫁がせるように求めます。ところが果郡王は雍正帝の所に乗り込み兵を連れジュンガルを討つと言い出します。

果郡王の衝動的な行動を目の当たりにした雍正帝は甄嬛と果郡王がただならぬ関係だと確信しました。

允礼は自ら罪を認め、辺境での守備任務に就きました。

さらに雍正帝は夏刈に命じて果郡王の周辺を調査させました。そして果郡王が甄嬛に深い愛情を綴っていたことを知り、皇帝は果郡王を除去しようと決意するのでした。

そして、允礼が3年ぶりに宮殿に戻ってきたのでした。

 

 

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番組情報

原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話

 

主な登場人物

鈕祜禄(ニオフル)甄嬛(しんけい)
 演:孫儷(スン・リー)
 ヒロイン、雍正帝の側室

雍正帝(ようせいてい)
 演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
 清朝の第5代皇帝

皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
 演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
 雍正帝の皇后

果郡王(かぐんおう)
 演:李東学(リー・トンシュエ)
 雍正帝の異母弟

寧貴人 葉瀾依(よう・らんい)
 演:熱依扎(レイザ)

 

第74話 道ならぬ恋の果て

 

辺境の警備に就いていた果郡王 允礼が3年ぶりに戻ってきました。

甄嬛は果郡王 允礼の帰郷に喜びましたが。雍正帝は身の潔白を証明するために果郡王に毒酒を渡すように命じます。甄嬛は愛する人を失うことができず、毒酒を飲もうとしました。

ところが果郡王が自ら毒酒を飲み吐血して倒れました。そして甄嬛に彼女だけが唯一の妻でだと言って息を引き取りました。

甄嬛は悲しみに暮れ、允礼に自分の子が彼の子だと言おうとしましたが間に合いませんでした。

果郡王の死によって、甄嬛は後宮の管理者として大きな権限が与えられました。でも皇帝は甄嬛がまだ果郡王を思っているのに気付き、彼女とは距離を置くようになります。

また葬儀の日。玉隱は果郡王の棺で自害しました。

甄嬛は皇帝が果郡王を突然殺そうとしたことに疑問をもちます。蘇培盛から允禮と玉隱の手紙を受取り呼んだ甄嬛は雍正帝を深く憎むのでした。

 

感想と解説

果郡王が亡くなってしまいました。まさかここで雍正帝が殺害するとは。そしてあとを追って玉隱まで。でもあんな死に方ありますか?

史実では果郡王は乾隆帝の時代まで生きています。このドラマでは果郡王が死んだことは公には秘密にするのでしょうかね。

そして甄嬛の恨みは最高潮に。もう皇帝には憎しみしかありません。

 

第75話 最後の復讐

 

朝廷の大臣たちは皇帝に早急に太子を立てるよう要請していました。

一部の大臣は第四皇子の 弘暦を推薦。他の大臣は甄嬛の息子である第六皇子 弘曕を推薦しました。

大臣の張廷玉は、甄嬛の息子を立てるならまず皇帝に甄嬛を処刑するよう求めるべきだといいます。甄嬛が武則天のような独裁者になるのは防ぐべきだというのです。

雍正帝は甄嬛に後継者について尋ねますが、雍正帝の思惑を見抜いた甄嬛は弘曕はまだ幼いので、弘暦が適任だと言いました。皇帝は微笑んで黙っていました。

弘暦は甄嬛に感謝します。

葉瀾依は皇帝が允礼を処刑したことに怒って、色仕掛けを仕掛けて毒が入った薬を飲ませました。皇帝は病気になり、第六皇子 弘曕の素性に疑いをもちつつ吐血して倒れました。

孫答応が侍衛と密通しようとしましたが、敬貴妃によって見つかりました。甄嬛はこの問題を誇張して雍正帝に話し。雍正帝は母がかつてロンコドと密通したことを思い出して怒りのあまり病状を悪化させてしまいます。

 

感想と解説

跡継ぎ問題で朝廷が2つに割れていますね。第六皇子 弘曕はまだ幼いし。第四皇子 弘暦が妥当なところでしょうけど。武則天は考えすぎでしょう。でもこのドラマの甄嬛ならそれもあるかな?

葉瀾依は大胆な方法で雍正帝の暗殺を実行、まだ死に至りませんが。甄嬛がダメ出しをしようとしています。こんな展開の後宮ドラマも珍しい。

実際には雍正帝は公式には皇太子を決めず。秘密皇太子制度を創設。皇帝が意中の後継者を決めて死ぬまでそれを隠し、死後それを開封することにしました。でも皇帝の態度から第四皇子が後継者というのはみんな知ってたみたいですけど。

 

 

第76話(最終回)さらば、諍い女たち

 

第六皇子 弘曕(こうえん)と霊犀(れいさい)の父を疑う雍正帝は、夏刈(かがい)に命じて血液検査を行おうとしました。でも寧嬪 葉瀾依が阻止。甄嬛は寧嬪にお礼を言いました。

そして葉瀾依は最後に長生きできるという金丹をすり替えて服用させました。余命わずかとなった雍正帝の側には甄嬛だけがいました。そして全ての真実を彼に告げます。雍正帝は激怒しますが息を引き取ってしまいました。

甄嬛は廃墟になった景仁宮を訪れました。皇后はまだ自分が皇太后になれると思っていましたが、甄嬛から雍正帝の意思を伝えられます。そして翌日皇后は絶望の中で孤独に息を引き取りました。

第四皇子 弘暦が新皇帝に即位。甄嬛は皇太后になりました。

第六皇子 弘曕は安全で暮らせるように果郡王の地位を継がせ、政治には一切関わらせないようにしました。

甄嬛は最後まで生き残り最高の栄華を手に入れました。でも彼女の周りにはもむ友人も敵も存在しません。ただ寂しさが残るのでした。

 

終わり

 

感想と解説

凄いドラマでしたね。

雍正帝のイメージがすっかり悪くなりました。

でも原作小説は清朝をモデルにした物語ですが、登場人物はすべて架空で雍正帝の時代の話ではありませんでした。それをテレビドラマ化するときに、雍正帝の時代に作り変えたんですね。だから必要以上に雍正帝や華妃が悪者になってしまってますし、架空の妃も多いです。

このドラマでは皇后ウラナラ氏は死亡してしまいましたが。続編の如懿伝では生きてるときのウラナラ氏が出て、如懿にウラナラ氏の将来を託す場面があります。

このドラマの甄嬛と如懿伝の皇太后は同一人物なのですが、設定が一部変わっています。

いろいろ史実とは違う部分が多いのですけど。ドラマとしては楽しめました。

 

それにしてもタイトルや日本語訳のセンスの悪さはどうにかならなかったのでしょうかね。ドラマが面白いだけに残念。

 

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