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宮廷の諍い女 第31・32・33・34・35話あらすじとネタバレ

宮廷の諍い女 0 あらすじ

中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第31~35話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。

18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝の治世。

甄嬛は流産しました。

華妃は言い訳をして雍正帝に謝罪しますが雍正帝は激怒。華妃を貴妃から妃に降格、封号を剥奪しました。さらに毎日正午に翊坤宮門外で2時間跪いて反省することを命じます。

でも雍正帝は華妃にそれ以上の厳罰は与えませんでした。甄嬛は子を失った悲しみと華妃が厳罰を受けないことに怒りをおぼえます。

年羹堯は皇帝に上書して華妃を冷遇すれば年氏一族が皇帝への忠誠を失い皇帝の地位が不安定になると脅します。

甄嬛は子を失った悲しみから立ち直れず、宮にこもる日々をおくるのでした。

 

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番組情報

原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話

 

主な登場人物

甄嬛(しんけい)
 演:孫儷(スン・リー)
 ヒロイン、雍正帝の側室

雍正帝(ようせいてい)
 演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
 清朝の第5代皇帝

沈眉荘(しん・びそう)
 演:ラン・シー
 雍正帝の側室

安陵容(あん・りょうよう)
 演:タオ・シンラン
 雍正帝の側室

華妃 年世蘭(ねん・せいらん)
 演:蔣欣(ジャン・シン)
 雍正帝から最も寵愛を受ける側室

皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
 演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
 雍正帝の皇后

果郡王(かぐんおう)
 演:リー・トンシュエ
 雍正帝の異母弟

 

 

第31話 歌姫の台頭

 

温実初(おん・じつしょ)は甄嬛(しん・けい)の診察を行い、流産を引き起こす麝香の痕跡を発見しました。甄嬛は流朱に命じて、華妃宮の歓宜香を内務府から取り寄せさせました。調べてみると歓宜香には麝香が含まれていたので甄嬛は驚きます。

温実初は甄嬛が苦しむ姿を見てつらい気持ちになりました。そこに沈眉荘(しん・びそう)が甄嬛を見舞いに訪れ、温実初の話の聞いて衝撃を受けてしみまいます。

皇帝は甄嬛を見舞いますが甄嬛は歓宜香のことで皇帝を責めました。皇帝は怒って出て行ってしまいます。

甄嬛は皇子を失い悲しんでいます。皇帝も自責の念に駆られ、甄嬛を避けようとしていました。

子供を失った皇帝を慰めるため皇后は宮中で宴を催しました。妃嬪たちが皇帝の歓心を得ようと歌や踊りを披露します。

宴の最中、顔を覆い隠した女性が舟に乗って現れ美しい歌声で雍正帝を魅了しました。その女性は安陵容(あん・りょうよう)で、皇后の策略通り皇帝の心を掴もうとしていたのでした。

 

 

第32話 解けぬわだかまり

 

安陵容(あん・りょうよう)は皇帝の寵愛を得て皇后からも褒美を賜りました。皇帝の前では、美しい歌声と優しい態度で皇帝を魅了し、皇后の悪口を言うことは決してありませんでした。

他の妃嬪たちは安陵容の寵愛を妬みますが、皇后は安陵容の味方をしていました。しかし安陵容はますます孤立、皇后を頼るようになります。

富察貴人は安陵容と甄嬛の関係を壊そうとたくらみます。一方、安陵容は甄嬛に対して涙ながらに皇后の言いなりになる苦しみを訴え、甄嬛の同情をさそいました。

沈眉荘は偶然皇帝と会って甄嬛を見舞うように説得しました。皇帝は甄嬛を見舞いましたが、悲しみに暮れる甄嬛の姿を見て自分が責められていると感じ、再び碎玉軒を訪れることはありませんでした。

安陵容は皇帝の寵愛をいいことに態度が大きくなりました。そしてしだいに甄嬛への恨みを募らせていくのでした。

 

第33話 屈辱の果てに

 

甄嬛は皇帝の寵愛を失い病に倒れてしまいました。 心身ともに憔悴する甄嬛を支えてくれるのは、敬妃と沈眉荘ただ二人でした。

皇后は華妃と甄嬛が皇帝の寵愛を失い、手下の安陵容が寵愛を受けているのに満足していました。

夜。甄嬛は屋外で笛の音色を聞き果郡王と再会しました。 二人は語り合いますが、甄嬛は果郡王とは親しくなりすぎないように気をつけるのでした。

沈眉荘は皇帝への失望から立ち直れない甄嬛を心配し冷宮に連れていきました。甄嬛がそこで見たのは幽閉されてすっかり変わってしまった麗嬪の姿でした。

沈眉荘は冷宮送りになった妃嬪の姿は甄嬛自身の末路だと言います。甄嬛は自身の家族と自身の未来のために立ち上がらなければいけないと思うのでした。

 

第34話 蝶舞いて愛降りる

 

斉妃と富察貴人から屈辱を受けた甄嬛は、甄嬛は皇帝の好きな冬の蝶を手に入れて皇帝の寵愛を取り戻そうと考えます。

困り果てた甄嬛は果郡王に助けを求め、 果郡王は甄嬛のために蝶を探すことにしました。甄嬛は皆の協力で雍正帝を倚梅園に誘い込みました。雍正帝は冬の庭園に舞う美しい蝶に囲まれた甄嬛を見て心を奪われます。

でも甄嬛はあえて皇帝の求めを拒み続けました。 その結果、皇帝は甄嬛への想いをさらに募らせますます寵愛を深めることになるのでした。

ジュンガルの使者が雍正帝に公主の降嫁を要請しました。そこで雍正帝は先帝の娘・朝瑰公主を嫁がせることにしました。 甄嬛は皇后に曹貴人を推薦、公主の嫁入り準備を助けるよう提案しました。曹貴人は悲嘆に暮れる朝瑰公主の姿を見て、自分の娘の温宜公主の将来を心配するのでした。

しかし予想外の事態が起こります。ジュンガルの可汗が、朝瑰公主を娶った3日後に急死してしまうのでした。

 

感想と解説

ジュンガルとは中国北西部にいたモンゴル系の騎馬遊牧民族。独立した国でした。清とは争ったり和睦したりを繰り返し。乾隆帝の時代まで闘いは続きます。

朝瑰公主は架空の人物。雍正帝時代にジュンガルに嫁いだ公主はいません。

 

第35話 人豚の物語

 

安陵容は甄嬛に取り入ろうとしますが逆に冷たくあしらわれてしまいます。 皇后は安陵容に甄嬛と和解しなければ後宮で生き残れないと警告するのでした。

甄嬛は曹貴人と富察貴人に人豚の故事を語りました。富察貴人はすっかり怯えて精神的に追い詰めれてしまいます。 同時に斉妃と曹貴人にも圧力をかけました。曹貴人は幼い公主のためにも華妃を見限るように言います。曹貴人は甄嬛に協力を誓い、華妃が賄賂を受け取っていたことを甄嬛に密告するのでした。

敦親王は戦場から帰還。軍曹のまま宮殿に現れました。 御史の張霖は敦親王を訴えますが、逆に敦親王に暴行を受け昏倒してしまいます。文官たちは怒り、皇帝は対応に困ってしまいます。

甄嬛は雍正帝に敦親王妃を利用して敦親王を説得することを提案。自ら王妃を説得する役を買って出るのでした。

感想と解説

人豚=中国語では 人彘(じんてい)。
歴史書の「史記」に書かれた故事。前漢の呂太后が劉邦の側室の戚夫人の両手足を切断、目、耳を潰し便所に投げ込んだといいます。便所には豚が飼われていたので人彘(人豚)といいます。

本当かどうかはわかりませんが、権威ある「史記」という書物に書かれているので中国人は信じていました。

本当にあったら恐いですね。富察貴人が怯えるのもわかります。

 

第36・37・38・39・40話のあらすじ

 

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