中国ドラマ「黒豊と白夕(こくほう と はくせき)~天下を守る恋人たち~」の第1・2・3・4話あらすじとネタバレ紹介記事です。
大東国が世界を支配する架空のファンタジー世界。
大東国の皇帝は玄極令の権威で6つの国を支配していました。
朝廷の力が及ばない江湖には隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主・黒豊息(こくほうしょく)と天霜門(てんそうもん)白風夕(はくほうせき)がいました。二人は無敵の武術家でライバルでした。
あるとき。大東国がもつ権威の象徴「玄極令」が行方不明になりました。それをきっかけに各国が争う乱世となるのでした。
ドラマ「黒豊と白夕(こくほう と はくせき)」に登場する人物とキャストを紹介します。
この記事はDVD/動画配信版の内容をもとに書いています。
テレビ放送の際には編集されて一部内容が変わっている場合があります。ご注意ください。
世界観
架空の大陸と国の話。
天下は統一されておらず。7つに分かれています。
大東国:最も権威がある国。他の6つの国は大東の臣下。
幽州:大東の南にある国。
青州:大東の西南にある国。風惜雲の出身地。
雍州:大東の西にある国。豊蘭息、豊萇、豊莒の出身地。
商州:大東の東北にある国。
北州:大東の北にある国。
冀州:大東の東にある国。皇朝の出身地。
江湖(こうこ):朝廷の力が及ばない民間の社会。
番組情報
原題:且試天下
英題: Who Rules The World
2022年、中国
日本語字幕放送版は 全38話。中国版、DVDは全40話
原作小説:且試天下
作者:傾泠月
主要人物
・黒豊息(こく ほうしょく)/豊蘭息(ほうらんしょく)
演:楊洋(ヤン・ヤン)
黒豊息は民間の情報組織 隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主(しゃしゅ)
その正体は天下四大公子の一人。雍州の第二王子・豊蘭息
・白風夕(はく ほうせき)/風惜雲(ふう せきうん)
演:趙露思(チャオ・ルースー)
白風夕は天霜門(てんそうもん)の女侠。
その正体は青州の公主(王女)
・皇朝(こう ちょう)
演:頼芸(ライ・イー)
冀州の世子。
第1話 玄極令の行方
失われた玄極令
皇帝の権威の象徴・玄極令(げんきょくれい)が失われました。太子 景炎は急いで宮中に戻り。淳禧帝は六州の王たちに玄極令を探すように命令しました。
江湖では隠泉水榭が様々な情報を収集しています。榭主の黒豊息は玄極令の失踪の背後にある謎を調査していました。
玄極令は皇権の象徴だから諸王たちはその力を手に入れたいと考えていますよね。特に雍州の王は野心的です。まっさきに狙うんじゃないかな。
命を狙われる燕瀛洲
1ヶ月後、玄極令は冀州の将軍・燕瀛洲(えん えいしゅう)のもとにわたり。それを知った冀州の世子・皇朝(こう ちょう)は援軍を贈るように命じました。
燕瀛洲は命を狙われるようになり。追い詰められました。そこに白風夕(はく ほうせき)が現れ、燕瀛洲を救い出して避難させます。白風夕は薬をもらいに韓家に向かいます。一方、黒豊息も韓家に招待されていました。
皇朝は喜んでましたけど、燕瀛洲は皇朝の野望の犠牲になったようなものですよね。気の毒。
第2話 腐れ縁の2人
黒豊息に怒りをぶつける白風夕
白風夕は燕瀛洲の墓前に立ち、彼との約束を必ず果たすと誓いました。白風夕は、燕瀛洲を救う機会があったにもかかわらず彼を救わなかった黒豊息を責めました。でも黒豊息は詳しい事情を話すのは避け、解毒するために韓家の解毒薬を分けてもらったほうがいいと言うだけでした。
燕瀛洲を失って悲しい気持ちは分かるけど。ここで黒豊息を責めても仕方ない。でも白風夕も何が悪いのかわかってくれるでしょう。
韓家の災難
その夜。韓家は火事にみまわれ、韓朴を残して一族が全員死亡してしまいました。白風夕は以前、韓玄齢と対立していたため容疑者となってしまいます。でも黒豊息の証言で白風夕への疑いは一時的に鎮まります。
江湖の人々は天霜門に集まり玄極令について話し合いが行われていました。掌門の白建徳は天霜門は朝廷の争いには関与しないことを宣言。玄極令には興味がないと述べると人々は一旦退散するのでした。
黒豊息と白風夕が宿に泊まっていると断魂門が襲撃するのでした。
なんと韓家が一家ほぼ壊滅。韓朴が助かったのは唯一の救いだけど、家族を失って辛いでしょうね。断魂門の仕業のようですが一体何者?でも黒豊息と白風夕は断魂門を返り討ち。さすがです。
第3話 天下一の若君
黒豊息の思惑
虞城に来た白風夕と黒豊息は祁家に協力を求めようと考えるのですが。黒豊息は祁家の子息・祁雲(き うん)と騒動を起こしてしまいます。白風夕は心配するのですが黒豊息には考えがありました。
祁雲は家に帰って父親の祁延年(き えんねん)に相談。祁延年はすぐに祁雲を連れて黒豊息に謝罪に行きました。そして塩の専売許可証を取り返して欲しいと頼みました。
専売許可証は尚家の手にあるので簡単ではありません。黒豊息はこの機会に祁家の財産の半分を要求。さらに尚家から情報を引き出すのでした。
トラブルを起こしたときはどうなることかと思いましたが。黒豊息には彼の思惑があったのですね。うまく情報を引き出すことができてこれには普段は黒豊息に厳しい白風夕もちょっとは見直したでしょう。
潜入調査
黒豊息は尚也が毎月3日に妓楼の離芳閣に行くことを聞き出し。断魂門と尚家の関係を疑っていたのでさっそく妓楼に向かうのでした。断魂門は自害するので自白を強制するのは難しいと考え、白風夕が踊り子に変装して尚也から情報を聞き出そうとするのですが。
第4話 和議申し入れ
洛城を攻撃しようとする商州軍
城門が開かれ、玉無縁(ぎょく むえん)が入ってきました。彼は商州軍の総帥 范士季(はん しき)との面会を要求。范士季に対して、もしこのまま戦いを続けるなら5州に商州を攻撃する口実を与えることになると言い。范士季が撤退すれば商州の税金を免除すると約束しました。范士季は和議を受け入れました。
洛城を助けようとする玉無縁はなかなか頭がまわりますね。敵にしたら厄介な相手になりそうだけど、味方だと頼もしい。范士季も物わかりが良さそうでなにより、これで助かったのかも思いきゃ・・・そうはならないんですよね。
商州軍が洛城攻めを強行
ところが范士季が商王に上奏文を送りました。ところが劉公が范将軍を敵前逃亡で斬首にすると命令を出し。洛城は再び商州軍に包囲されてしまいます。
それを知った玉無縁は洛城と運命をともにすると誓って戦いの指揮を取りました。両軍が戦いの準備を進める中、黒豊息が現れ劉公公を捕らえ、城攻めを止めるよう警告するのでした。
せっかく和議が成立しようとしてたのに劉公公はなんてことを。范士季は気の毒。
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