中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第24・25・26・27話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
蕭欽言の祝賀会。
宋引章の演奏は絶賛されて堅物の重臣・柯政から褒められてます。
でもプライドを傷つけられた張好好は怒りが収まりません。
顧千帆は斉牧に結婚の媒酌人になってくれるようお願いしますが、斉牧は即答は避けました。
斉牧は蕭欽言の政敵です。父と仲のよくない顧千帆は斉牧を頼りにしているみたいですが。
斉牧も顧千帆を利用しようとしているみたいですね。
夢華録(むかろく)の時代背景
北宋(979-1127年)の第3代 真宗皇帝(在位:997-1022年)の時代。
契丹との戦争も終わり、国内には平和が訪れ。経済や文化が栄えていました。
でも、平和になると国内では皇帝 真宗が道教に没頭。劉皇后が力をもち。
朝廷では皇后派と反皇后派(清流派)が争っていました。
夢華録(むかろく)の登場人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・高慧(こうすい)
演:嘉澤
第24話 “帽妖”再び
蕭府で高い評価を得た宋引章は一躍有名人に。やがて趙盼児と経営面でも対立するようになります。
宋引章は変わっちゃったね。
浮かれ過ぎな感じはしますね。趙盼児たちの店は労働者の多い区画にあって、高級店ではなかったはずですが。ここであんまり雅さを求めても仕方ないような気はします。
街では解決したと思われた帽妖が出現。
妖怪じゃなくて工作員だけどね
本物の妖怪がいるはずありませんからね。
現実の北宋でも真宗時代に帽妖事件が起こりました。
https://korea.sseikatsu.net/bouyou/
ドラマのエピソードもそれを元にしているようです。
このドラマの帽妖事件は蕭欽言を失脚させようとする斉牧が起こしたのですが。
したたかな蕭欽言はそれを逆手に取って、顧千帆を味方にしようとしているようです。
第25話 命の危機
蕭欽言を襲う刺客と戦う顧千帆。顧千帆は戦いの最中、相手が崔指揮であることに気づくのでした。
味方だと思ってた人だよね。
顧千帆が信じていた斉牧に従っていた人物です。
顧千帆は父の蕭欽言を嫌っていたぶん、斉牧を頼りにしていたようですが。斉牧は蕭欽言の政敵で、顧千帆を利用していただけなんですね。これはショックですね。
何とか倒すものの、顧千帆も重傷を負ってしまいます。
そこに運良く趙盼児がやってきてきました。東京ってどんだけ狭い街なのかと思いますが。とにかく趙盼児が顧千帆を治療。
蕭欽言は息子の負傷にオロオロするばかり。趙盼児の手際の良さに驚きます。
これで蕭欽言も趙盼児を見直すといいけど。
趙盼児はいろいろ経験してますから過去にも治療をしたことがあるんでしょうね。でもやっぱり心配で、帰ってからはとても不安そうですね。
回復した顧千帆が趙盼児の店に行くと、趙盼児は喜んで顧千帆に抱きつきます。
宋引章はショック!
孫三娘たちは趙盼児と顧千帆の関係を知ってましたが。宋引章は知りませんでした。
自分が仲間外れたような感じですよね。よけいにショックが大きいのではないでしょうか。
第26話 鉄の掟
ショックを受けた宋引章は沈如琢の元に行ってしまいました。
だからといって、沈如琢を頼るのはどうなの?
宋引章は見る目ないですね。また同じことの繰り返しでしょうか。
というか宋引章が趙盼児と顧千帆の関係に気づいてないし。趙盼児も宋引章が顧千帆を好きなことに気がついてない。というのも驚きですけど。
宋引章は官妓だから、孫三娘と違って趙盼児と一緒にいる時間が短いので気が付かなかったのでしょうか。
とはいえ宋引章は自分しか見えてない気はします。
宋引章の演奏がなくなり、氷もないので趙盼児は店の茶や食べ物の値段を半額にしました。
経営は苦しそう。
この時代にも氷はありますけど。夏場の氷は金と同じ価値があったといいますから。庶民には手の届かないものです。
趙盼児の店はよほど財力があるのでしょうね。逆にいうと氷があるから客も集まるのでしょう。
趙盼児は店を買収しようとしましたが、断られてしまいます。
この時代は女性が店を経営するのは難しいんだね。
宋は唐よりも儒教が普及していたので、女性は家庭を守り子を育てるべきという価値観が当たり前の世の中でした。店の主人の態度はこの時代の一般的な人の価値観そのまんま。と思えばいいでしょう。
でも趙盼児はそんな生き方は嫌です。断られても別の方法を考えるようです。
第27話 危うい取り引き
生死をさまよった顧千帆は復帰後に昇進。五品司使になりました。
昇進おめでとう。
人々から恐れられる皇城司ですが。実は意外と冠位が低い。顧千帆ですら今まで六品でした。皇城司が強い権限を持っているのは「皇帝直属」だからですよね。役人としては意外と地位は低いんです。
顧千帆は仕事中に趙盼児の父・趙謙の書類を見て趙盼児の過去を知ります。趙盼児の父は人々を救おうとしてやったことなのに。罪人にされてしまったようです。
そういうことがあれば彼女が皇城司を嫌うのも仕方ありませんね。
趙盼児は望月楼の買収の契約をかわしますが、杜長風は心配になります。
そんな大金どうやって用意するの。
顧千帆に出してもらうようですが。
結婚前から人の資金をアテにするってどういうことよ。と思いますが。あれだけ「自立」と言ってたのに。
1貫は銭1000枚。あとで問題にならなければいいのですがねえ。
趙盼児は危機を乗り切るために大きな決断をしましたが。顧千帆の資金をアテにするというリスキーな方法。
先行きは厳しそうな気もしますけれど、大丈夫でしょうか?
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