中国ドラマ「蒼蘭訣(そうらんけつ)エターナル・ラブ」の35・36話(最終回)のネタバレとあらすじ・感想紹介記事です。
いよいよ最終回です。
小蘭花は同心呪を解くために自害。10万の兵が復活しました。
でも東方青蒼が望んだのはそんな結果ではありません。小蘭花を失った悲しみはあまりにも大きいです。
東方青蒼は小蘭花を復活させたものの。彼女は息山神女の記憶を取り戻し、東方青蒼との暮らしは忘れているようです。
息山神女となった小蘭花は本当にすべての記憶を忘れているのでしょうか?東方青蒼との関係もこのままなのか気になります。
残りも僅かになりました。
ラスボスっぽい太歳が赤地女子を使ってなにかしそうですし。雲中君も部族の争いに決着をつけるつもりのはずです。
そのとき東方青蒼はどうするのでしょうか?
オリジナル版の全36話のバージョンで書いてます
BS放送版は全34話に放送されていますのでご注意ください。
蒼蘭訣のキャスト
・小蘭花(しょうらんか)/息山神女(しょくさんしんにょ)
演:虞書欣(ユー・シューシン)
・東方青蒼(とうほうせいそう)
演:王鶴棣(ワン・ホーディ―)
・長珩(ちょうこう)
演:張凌赫(ジャン・リンホー)
・容昊(ようこう)
演:徐海喬
・赤池女子(せきちじょし)
演:郭曉婷
第35話 赤地女子と容昊の最期
赤地女子(せきちじょし)は祟気に侵され苦しんでいました。
そんな苦しみを見越したかのように凶神、太歳(たいさい)がある提案をしました。なんと太歳と赤地女子の元神を合体させればこの先もずっと生きられてるというのです。
さすがに容昊(ようこう)も嫌だったらしく。取引に応じるふりをして赤地女子を刺殺していしまいます。
こういう選択しかなかったのかな。
赤地女子も望んだことですしね。もうこうするしかなかったのでしょう。
容昊は自分の身を捨てて太歳を滅ぼそうとしますが失敗します。
イメージ的には元神をエネルギー源にみたてた自爆ですね。
元神は道教の専門用語。でも元神ってそんなに危ないものだったのか疑問です。
ファンタジーなので何でもアリなんでしょう。
乗り移る先を失った太歳が次にターゲットにしたのは東方青蒼(とうほうせいそう)でした。
息山神女/小蘭花と長珩(ちょうこう)は容昊と赤池女子が死んだ事を知り「計画」を進めることにします。
息山神女/小蘭花と東方青蒼は分かれることにしますが、彼女が別れ際にとった態度から東方青蒼があることに気が付きます。
実は息山神女は小蘭花の記憶があるんだよね。
東方青蒼は、小蘭花が自らの命と引換えに太歳の命を断とうとしていることを知り、太歳との戦いに挑みます。
そして小蘭花は息山神女としての役目を果たすため長珩との結婚を進めるのでした。
第36話 最終回 小蘭花と青蒼の運命は?
小蘭花と長珩が婚礼をあげていたころ。
東方青蒼は太歳を葬り去ろうと息山に向かいました。
今の東方青蒼に魔王としての力はありません。
まともに戦っても勝てる相手ではなさそうなので、太歳を自分の中に取り込み一緒に死ねば太歳を滅ぼすことができる。と考えたようです。
東方青蒼は心の弱点を付かれて太歳に体を乗っ取られてしまいました。
なにやってるんだよ!
太歳を滅ぼすはずが、復活させてしまいましたね。
小蘭花は青蒼/太歳に立ち向かいますが、まだ息山神女の力を取り戻していません。
いろいろあって東方青蒼の心を取り戻すことに成功。
青蒼は小蘭花の運命を変えるため自らを犠牲にしました。
そして世界に平和が訪れます。
うん、めでたしめでたしですね。とりあえず。
500年後。
年数経ちすぎでしょ。
戦いの直後でもいいと思います。そんなに年数あける必要ないと思いますけどね。
丹音は仙界の新しい戦神となり。
長珩は世界を巡る旅に出ることにしました。
巽風は月族の統治者として立派に役目を果たしています。
殤陝はあいかわらず冗談を言いながら結黎と楽しく暮らしています。
小蘭花は平和になった世界を見つめながら東方青蒼が帰ってくるのを待っているのでした。
終わり。
で。結局、東方青蒼はどうなったの?
それは自分で確認してください。
中国ドラマで死んだと思われていたキャラが戻ってくるのはお約束。
お約束がこのドラマでも成り立つのか。最後まで見て確認するといいんじゃないでしょうか。
蒼蘭訣の全体を通しての感想
ストーリーとしては最後にはうまくまとめた感じです。世界が平和になってハッピーエンドになるという意味では。
中国ドラマにしてはテンポがいい(あくまでも中国ドラマ基準です。他国のドラマと比べてはいけません)。おバカなノリに付いていければ楽しめると思います。
息山神女と長珩の関係はどうなったの?月族と仙族の対立はどうなったの?
とか気になることはありますけど。なんだかまるく収まってるようです。
個人的には雲中君が老害なかんじだと思うので、長珩がとってかわって天帝になればいいと思う。きっと平和な世の中になるんじゃないんでしょうか。
でも長珩はすべてを手放して旅に出てしまう。いい人すぎるよ。
中国・韓国ドラマっていい人過ぎる・自分が犠牲になるタイプの男性キャラってよく出てきますよね。現実にはいないから創作物語の中で需要があるのでしょうけど。
いろんな意味で東方青蒼は目立つキャラでした。冷酷なパワハラキャラから、小蘭花を好きになって人の心をとりもどす。でもやっぱり、やってることはモラハラ。
という最近の中国ドラマによくあるタイプですけど。ファンタジーという舞台設定のせいか。命を捨ててまでヒロインを守ろうとするところは、まあよかったと思います。口先だけじゃなく実行に移すところは偉い。
中華ファンタジーなので見る人を選ぶドラマだと思います。
派手派手だけど微妙な中華っぽさ。難ありのネーミングセンス。何でもアリの世界観に馴染める人なら楽しめるんじゃないでしょうか。
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