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六扇門 ドラマ第36・37・38・39・40話(最終回)あらすじとネタバレ

六扇門 0 あらすじ

中国ドラマ「六扇門(りくせんもん)」第36・37・38・39・40話あらすじとネタバレ紹介記事です。

いよいよ最終回です。

父の仇が死に。申力行と言亦冬は申梓木の墓参りをしました。

劉吉や斉王はたちは江陵を探していました。江陵をよく知る趙無極は、江陵の故郷に兵を派遣。もう逃げられないと諦めた江陵は都に戻りました。焦溪は夫が東廠に連れ去られたことに気付き追いかけます。

斉王は江陵の安全を守るために申力行と蘇溢清を派遣しました。劉吉も錦衣衛を派遣しました。

そこに申力行と蘇溢清、江陵も姿を現しました。ところが錦衣衛の放った矢が江陵に命中。申力行たちは錦衣衛と戦いになるのでした。

 

この記事はネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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番組情報

原題:六扇門
英題:Liu Shan Men
2016年、中国
全40話

 

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主要人物

・申力行(しん・りょくこう)
 演:林峯(レイモンド・ラム)

・蘇溢清(そ・いつせい)
 演:ディリラバ(迪麗熱巴)
 斉王の養女。

・斉王 朱見溢(しゅ・けんいつ)
 演:方中信(アレックス・フォン)
 皇帝の弟。

 

 

第36話 明かされた秘密

 

申力行は劉吉に囚われ、脅迫や勧誘をうけましたが。申力行は劉吉の誘いを断りました。

江陵を診察した朱医師は矢傷は致命傷ではないが毒が塗ってあるので手に負えないと言い。江陵も自分の命は長くないことを悟りました。そして20年前の皇宮の秘密を斉王たちに話します。

その秘密とは、かつて皇后が万貴妃の皇子を殺すよう脅迫しましたが、江陵は皇子を皇子を殺さず、密かに逃して禁軍の張永に託したというのです。そして江陵は自分の命と引き換えに申力行を助けるようにお願いします。

交渉が成立して申力行は開放され、江陵は劉吉のもとに行きましたがすぐに吐血して亡くなります。

焦溪は夫を失い絶望して自害。夫婦で埋葬されました。師匠を失った趙無極は復讐を誓います。

斉王府に戻った申力行は皇子を探し出すことを決意する。張永を探しますが見つかりません。

蘇溢清は東廠から張永が六扇門に勤めていることを聞き出し、申力行に伝えるのですが・・・

 

感想と解説

皇后が側室の産んだ皇子を暗殺するよう命令して、臣下が遺体と取り替えて逃したという話は「狸猫換太子」が元ネタですよね。「狸猫換太子」では宋朝の劉娥がやったこととされドラマ「大宋宮詞」でもネタになってました。

「六扇門」では今の皇后がやったことになってるんですね。

 

第37話 つかの間の再会

 

趙無極は皇帝の思惑を知りました。危機感をもった趙無極は斉王を呼び出すと、皇帝は斉王ではなく皇子に皇位を継がせるつもりだと言います。

それを聞いた斉王はうろたえ、第一皇子の存在と、皇后がかつて皇子を殺害しようとしたことを明かす密書を書いて皇帝に届けます。

密書を見た皇帝は驚き、趙無極と斉王、申力行に参内して詳細を報告するよう命じます。ところが申力行が行方不明になり。焦った斉王は蘇溢清に申力行を探すよう命令します。

申力行は自分の生い立ちを知り悩んでいました。通州臨江村に戻りますが、蘇溢清の説得で都に戻りました。

申力行に会った皇帝は、彼が第一王子だと確認。皇帝は感極まって天下に第一皇子の存在を発表しようとします。

窮地に追い込まれた皇后は、汁物を持って皇帝に謁見。皇帝は皇后を叱責しますがその途中で吐血して・・・

感想と解説

申力行の招待が明かされるし。皇帝(成化帝)は亡くなるし、新皇帝(弘治帝)は即位するしで。怒涛の展開でした。

 

第38話 背水の陣

 

皇子が新たな皇帝(弘治帝)として即位。劉吉は勝ち誇り、趙無極は苦しい立場に追い込まれました。趙無極は新皇帝と劉吉に忠誠を示し、功績を立てるため小栓子に斉王を捕らえるよう命じました。

皇太后は早く斉王を排除するよう皇帝に勧めます。しかし弘治帝は斉王の処分は認めず、代わりに斉王が喪に服して朝廷に戻り、党派の争いがなくなるのを望んでいました。

斉王は趙無極の放った兵に襲撃されますが、小栓子を盾にして逃げ延びます。申力行は斉王に皇位につくのを諦めるように言いますが、斉王は薊遼總督の張強のもとに身を寄せ、再び挙兵しようと考えていました。

張強は斉王とは旧知の仲ですが争いに巻き込まれたくはありません。斉王に逃げるように勧めます。納得のいかない斉王は強引に反乱を起こそうとするのでした。

 

感想と解説

妙な経緯で即位した割には新皇帝はまともですね。

一方の斉王は権力に執着するあまりおかしくなってきましたね。

 

第39話 藩王の謀反

 

張強は謀反には反対しましたが、斉王は張強の妻子を人質にとり脅迫。本性を表した斉王は張強に無理やり挙兵を同意させます。

申力行は斉王の酷い行いが嫌になり軍営を去ろうとしますが。いまだに斉王を信じている蘇溢清に懇願されてその場にとどまりました。

軍営の中で張強は申力行に真相を話しました。斉王と単青の関係は普通ではなく、申梓木を殺害した黒幕はおそらく斉王で、蘇溢清は単青の娘だと言います。申力行は驚くとともに怒りました。そして張強は申力行に逃げるように言います。

申力行は張強の縄を解くと蘇溢清に会嘔吐しますが、東廠に捕らえられてしまいます。

張強は再び斉王に捕らえられ、斉王は張強の妻を殺し、張強の息子を子供を人質にとって自分に従わせようとします。残忍な斉王の姿を見た蘇溢清は斉王への気持ちがゆらぎます。

一方。都には斉王の謀反の知らせが届きました。弘治帝は親征を決意。東廠に捕らえられた申力行は都に連れ戻されていました。

 

第40話 別れの時

 

劉吉は司礼監に乗り込み申力行を捕らえようとしますが、申力行は小栓子に匿われ無事でした。申力行が見つからなかった劉吉は怒って去っていきました。

苦しい立場の趙無極は申力行に自分を助けるように頼むと、申力行は趙無極に皇帝との面会を求めます。

皇帝は申力行と面会。彼が皇位を狙っていないか試しました。でも申力行は自分の生母はすでに亡くなり、生父は六扇門の指揮官・申梓木だと断言する。

皇帝は申力行に質問をなげかけ彼を試しました。申力行は堂々と答えた後、自分に罰を与えるように求めました。皇帝は趙無極に申力行を東廠に拘束するように命じます。実は彼を守るためでした。

皇帝は周囲の反対を押し切って親征を決めると。出陣。明軍の士気は高まり、斉王の反乱軍は敗北して撤退しました。斉王と張強は仲間割れ、斉王は唯一の味方だった張強をも殺し孤立してしまいます。

官軍の攻撃にさらされた反乱軍は壊滅。斉王は蘇溢清を守って死にました。

反乱は鎮圧され皇帝は凱旋。その後、皇帝は劉吉とその仲間を投獄。皇太后が先帝を毒殺したことを知った皇帝は皇太后を幽閉しました。趙無極を毒殺。皇帝は争いのもとになる臣下を粛清。その後、絶対的な力を持ちました。

申力行は釈放されました。申力行は蘇溢清の釈放を求め皇帝は許可。でも申力行は蘇溢清には会おうとせず言亦東にまかせて去っていきました。

蘇溢清は釈放され街に出ましたが、申力行の姿はありません。

申力行は城壁の上から遠ざかる蘇溢清をずっと見送りました。心が切り裂かれるような思いでしたが、これ以上は一緒にはいられないと思うのでした。

 

終わり

 

 

感想と解説

 

申力行と蘇溢清の関係はハッピーエンドにはならず、申力行は別の生き方を選びました。申力行は様々なものを背負いすぎていて蘇溢清といてもつらくなるのでしょう。

この新皇帝は明の10代皇帝・弘治帝のこと。衰退していた一時的に明を立て直した皇帝。中後期の皇帝の中では一番良かった皇帝といわれます。

斉王のモデルになった朱見溢 は素行の悪い皇族で弘治帝時代に処分を受けています。

申力行が万貴妃の産んだ第一皇子という設定。確かに万貴妃には皇子がいましたが産まれてすぐに病死しています。ドラマではその皇子が生きていたという設定ですね。

 

 

 

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