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シンイ-信義- 登場人物とキャスト徹底解説

『シンイ-信義-』の主要登場人物とキャストを解説。キャラクターの役割や人間関係、史実との違いも分かりやすくまとめています。

 

この記事で分かること

  • 『シンイ-信義-』の主要キャラクターと演じる俳優のプロフィール
  • 登場人物同士の人間関係や物語上の役割
  • 実在の人物とドラマオリジナルキャラクターの違い
  • 史実をもとにしたキャラクター設定の背景や豆知識

 

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シンイ-信義- 主な登場人物とキャスト

 

チェ・ヨン(崔瑩)

演:イ・ミンホ
「シティーハンター in Seoul」イ・ユンソン 

  • 役柄:主人公。 王を守る近衛隊の隊長。王命で2012年から医者のウンスを連れてきます。
  • 人間関係: 恭愍王の護衛。ウンスを守る存在。チェ尚宮は叔母、亡きメヒは婚約者です。宿敵キ・チョルと対立します。
  • 解説: 最初は感情を見せない冷徹な武人として、ただ任務を淡々とこなしていました。しかし現代から来たウンスと過ごすうちに、凍りついていた心が溶け始めます。守るべきものは「王室」だけではないと気づき、一人の男としての顔を見せ始めます。
  • 史実の崔瑩:
    高麗末期に実在した伝説的な名将です。「金を見ることを石ころを見るようにせよ」という遺訓で知られ、民衆から非常に慕われていました。ドラマでは無愛想な武人として描かれていますが、実際も清廉潔白で真っ直ぐな人物だったと言われています。

実在した崔瑩についてはこちらで詳しく紹介しています。
崔瑩(チェヨン)の史実解説

 

チェ・ヨンを青年武将として描くシンイの面白さ

崔瑩(チェ・ヨン)といえば、韓国ドラマファンにもおなじみ。いつも李成桂(イ・ソンゲ)の前に立ちはだかり倒される役。朝鮮建国の時期を描いたドラマでは、常に高麗を守る最後の砦として立ちはだかる人物です。

歴史上のチェ・ヨンは徹底して高麗に忠誠を誓った人物でした。 そのため、新しい国(朝鮮)を作ろうとするイ・ソンゲたちにとっては、どれだけ尊敬していても「倒さなければならない最大の障害」になってしまうのです。

そのため時代劇では「頑固で融通が利かない人物」「古い時代の象徴」「「悲劇の重鎮」として描かれがちです。

そんないつも倒される役だった崔瑩(チェ・ヨン)を主人公にした珍しいドラマですね。チェ・ヨンを完成された偉大な将軍ではなく心に傷を負って生きる意味を見失った一人の青年として描いたのも面白い部分です。

 

ユ・ウンス

演:キム・ヒソン
『ミスターQ』ハン・ヘウォン

  • 役柄:ソウルで働く美容整形外科医。突然現れたチェ・ヨンにさらわれ、高麗時代で王妃の命を救うことになります。
  • 人間関係:チェ・ヨンと行動を共にします。王や王妃を支える一方、治療方針をめぐって侍医のチャン・ビンとぶつかることもあります。

  • 解説: 突然のタイムスリップに混乱しつつも、目の前の命を放っておけない性格です。現代の医療知識を武器に、厳しい宮廷の危機を乗り越えていきます。彼女のまっすぐな姿勢が、次第に周りの人々の心を動かしていきます。

  • 架空の人物

 

恭愍王(コンミンワン)

演:リュ・ドクァン

  • 役柄: 高麗の第31代王。負傷した王妃を助けるため、チェ・ヨンを「天の門」へと送り出します。
  • 人間関係: 王妃を愛する夫。チェ・ヨンを誰よりも信頼しています。

  • 解説: 若くして王となり、巨大な敵キ・チョルとの間で苦悩します。最初はどこか頼りない姿も見せますが、王妃を守りたいという強い願いと、チェ・ヨンたちの支えによって真の王へと成長していきます。

  • 史実の恭愍王: 高麗の第31代王です。当時は元の支配下にありましたが、そこから脱却しようと改革に挑んだ知的な王として記録されています。政治的な立場は元からの独立を目指しましたが、元から来た王妃を愛していたところはドラマと似ています。

 

王妃/魯国公主(ノグクコンジュ)

演:パク・セヨン
 『ラブレイン』 イ・ミホ

  • 役柄:
    高麗の王妃になるため、元から高麗へ嫁ぎました。移動中に刺客に襲われ重傷を負ってしまいます。
  • 人間関係:
    元の魏王の娘。恭愍王の妻。元出身で高麗の王妃という複雑な立場ゆえにトラブルに巻き込まれます。
  • 解説:政略結婚ではありましたが、現に人質としてきていた恭愍王に好意を持ち、王を深く愛しています。命を狙われる恐怖の中でも強さを失わない女性です。彼女の命が助かるかどうかがドラマ序盤の全体の大きな鍵となります。
  • 史実の魯国公主: 元の王族ですが恭愍王を心から愛していました。そうした史実の姿はドラマにも活かされています。二人の仲の良さは歴史的にも有名で、彼女が亡くなった際には恭愍王はあまりのショックに政治への意欲を失ってしまったという悲しいエピソードも残っています。

 

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高麗王室・朝廷の人々

チャン・ビン(張斌)

演:イ・フィリップ
 『太王四神記』チョロ

  • 役どころ:王の侍医。
  • 人間関係:
    王と王妃の健康を預かっています。独自の医療を貫くウンスとは、初めは意見が合いません。
  • 高麗で一番の腕を持つ医師としてのプライドがあります。最初は外から来たウンスを疑いますが、彼女の実力を認めるにつれて良き協力者へと変わっていきます。
  • 架空の人物

アン・ドチ

演:クォン・ミン

  • 役柄:恭愍王付きの内官。身の回りのお世話係。
  • 人間関係:恭愍王直属。チェ・ヨンや王妃側とも接点があり、王の命令を伝える役目。
  • 解説:王のすぐそばで実務を支える忠実な部下です。宮廷の異変をいち早く察知し、王を助けます。
  • 架空

 

チェ尚宮

演:キム・ミギョン

  • 役柄:
    魯国公主付きの尚宮。王妃のお世話係の責任者。
  • 人間関係:
    チェ・ヨンの叔母。王妃の側近。王妃を精神的にも支えます。
  • 解説:厳格ですが、実は情に厚い女性です。甥であるチェ・ヨンを心配し、また外から来たウンスの良き理解者にもなっていきます。

 

チョ・イルシン(趙日新)

演:イ・ビョンジュン

  • 役柄:
    高麗の臣下。贊成事。王の側近というより、自分の利益で動く人物。
  • 人間関係:
    王室の決定に口を出せる立場。
  • 解説:
    王のためと言いつつ、自分の出世や利益のために動く厄介な人物です。政治的な駆け引きでチェ・ヨンたちの邪魔をします。
  • 史実のチョ・イルシン:恭愍王と共に元から帰国した側近。後に反乱を起こすなど、歴史上でも野心家として知られています。

 

忠恵王(チュニェワン)

演:オ・ヒョンチョル

  • 役柄:
    第28代高麗王。恭愍王の兄。
  • 人間関係:恭愍王の兄。
  • 解説:ドラマの中では過去の暴君として語られます。彼の身勝手な振る舞いやムン・チフを死に追いやった非道さが、今の時代の混乱を招いた元凶として描かれています。恭愍王にとっては「あんな王にはなりたくない」という反面教師。チェ・ヨンにとっては王室に絶望するきっかけを作った人物です。
  • 史実の忠恵王

    非常に素行が悪く、家臣の妻を奪ったり略奪に近い形で贅沢を尽くしたりしたとされています。あまりの暴君ぶりに元が介入。彼は捕らえられて元へ送られ、流刑地に向かう途中で亡くなりました。ドラマ以上に問題のある王。

忠恵王の詳細は「奇皇后」のワンユのモデルを紹介する記事にまとめています。
ワン ユは実在する?モデルの忠恵王とは?【奇皇后】

 

慶昌君(キョンチャングン)

演:チェ・ウォノン

  • 役柄:第30代高麗王。恭愍王の前の王。幼くして廃位され、江華島に閉じ込められています。
  • 人間関係:忠恵王の庶子。恭愍王の甥。チェ・ヨンがかつて仕えたことがあります。
  • 解説:政治の道具として利用され、最後は島に流されてしまった悲劇の少年。彼の存在は恭愍王に王位を守るとはどういうことかという過酷な現実を突きつけ、チェ・ヨンには再び大切な人を失う苦しみを与えることになります。
  • 史実の慶昌君(忠定王):10歳で国王になりましたが、恭愍王を担ぎ出そうとする勢力によって、わずか2年ほどで王座を追われました。江華島に流された後、最後は毒を飲まされて亡くなったといわれています。

 

徳興君(トックングン)

演:パク・ユンジェ

  • 役どころ:王の叔父。恭愍王の身近にいる王族。
  • 人間関係:恭愍王の叔父。第27代・忠烈王の孫
  • 解説:王族という立場を利用して王位を狙う野心家です。味方のふりをして近づく、油断できない存在です。
  • 史実の徳興君:元で暮らしていました。恭愍王によってキ・チョルらが殺害された後、激怒した奇皇后によって軍とともに高麗に送り込まれました。崔瑩の軍と戦い敗退、元に逃げ戻りました。ドラマでは史実よりも登場が早いです。チェ・ヨンと軍隊同士が戦うのではなく、身近にいて油断のならない野心家として描かれています。

 

キ・チョル側の人々

キ・チョル(奇轍)

演:ユ・オソン
 『朝鮮ガンマン』チェ・ウォンシン、『キム・スロ』神鬼干

  • 役柄:
    徳成府院君。国の権力を握る実力者。王を操り、不思議な力を持つウンスを自分のものにしようと企みます。
  • 人間関係:
    キ・ウォンは弟。ク・ヤンガクは参謀。ファスイン、チョヌムジャを配下に置く。チェ・ヨン、恭愍王と敵対。
  • 解説:巨大な権力を背景に、王室と民を自分の都合で支配しようとします。ウンスの医術や存在価値を利用し用とします。目的のためなら手段を選ばず、チェ・ヨンの心を折るために卑劣な罠を仕掛けてきます。
  • 史実のキ・チョル(徳成府院君):妹が元の皇后(奇皇后)になったため高麗で絶大な権力を振るいました。王をないがしろにする態度をとったり、王を凌ぐ勢いでした。ドラマ同様に王にとっては最大の障壁となる人物でした。

実在したキ・チョルについてはこちらで詳しく紹介しています。
キ・チョルの史実解説

キ・ウォン(奇轅)

演:チェ・ソクジン

  • 役柄:
    キ・チョルの弟。兄の命令で動いて作戦を実行する係。
  • 人間関係:キ・チョルの弟。ク・ヤンガク、ファスイン、チョヌムジャと同じ陣営。チェ・ヨン側と敵対。
  • 解説:兄の権力を背に目的のためなら手段を選ばない実働部隊のリーダー格です。荒っぽい手段でチェ・ヨンたちを追い詰めようとします。
  • 史実のキ・ウォン:キ・チョルの弟、奇皇后の兄。史実でも兄や妹の権威をたてにして民から物や人を奪い横暴を働いていました。ドラマでは悪役らしく脚色され、兄の手下として武力を使って敵を倒す実行部隊として描かれます。

 

オヤン・ガク(欧陽角)

演:チョ・インピョ

  • 役柄:
    キ・チョルの頭脳として作戦を立案。策略で王やチェ・ヨンを追い詰めます。
  • 人間関係:
    キ・チョルの参謀。キ・ウォンら配下を動かす人物。
  • 解説:
    キ・チョルが唯一意見を聞き入れる相手。キ・チョルの陣営では珍しく武力ではなく知略や言葉で相手を追い詰めるタイプです。王室の弱点を見抜き、状況を複雑にかき回します。
  • 架空の人物。元に支配された高麗の状況なら、キ・チョルの周辺に中国系の姓を持つ人がいるのは不思議ではありません。

 

ファスイン

演:シン・ウジョン

  • 役柄:キ・チョルの舎妹。火功の使い手として戦闘や脅迫を担当します。
  • 人間関係:キ・チョルの部下。チョヌムジャたちの同僚。チェ・ヨン達と敵対。
  • 解説:
    手のひらから火を出す特殊な力を持ち、残酷なことも平気で行う危険な女性です。
  • 架空

 

チョヌムジャ

演:ソンフン
 『じれったいロマンス』チャ・ジヌク

  • 役柄:
    キ・チョルの舎弟。音の使い手として攪乱や暗殺に近い役目を担う。
  • 人間関係:
    キ・チョルの配下。ファスイン達の仲間。キ・ウォンやク・ヤンガクの意図に沿って動きます。
  • 解説:感情を一切見せず、笛の音色で相手の命を奪う暗殺者です。チェ・ヨンたちにとっても見えない脅威となる不気味な存在。
  • 架空

 

その他

ムン・チフ(文治厚)

演:チェ・ミンス
 『太王四神記』大長老、『ペク・ドンス』天

  • 役柄:赤月隊の隊長。劇中ではすでに故人。回想シーンの中だけの登場。
  • 人間関係:チェ・ヨンがかつて所属していた赤月隊の隊長。チェ・ヨンの師匠。
  • 解説:横暴な王王(忠恵王)から部下のメヒを守るため、王の剣をその身に受けて絶命。彼の死はチェ・ヨンの心に深い傷を残し、無気力な人間となりました。死後もチェ・ヨンの生き方に大きな影響を与える人物。
  • 架空の人物。赤月隊も実在しません。

 

メヒ(丹梅熙)

演:キム・ヒョソン

  • 役柄:チェ・ヨンの婚約者で、赤月隊の仲間。
  • 人間関係:チェ・ヨンがかつて愛した女性。
  • 解説:師匠ムン・チフが殺された事件の際、彼女も悲惨な出来事に巻き込まれて自害。チェ・ヨンの記憶に残り愛情と痛みを同時に呼び起こす存在なります。彼女への辛い想いがチェ・ヨンとウンスとの関係にも影を落とします。
  • 架空

 

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韓国ドラマ
この記事を書いた人

 

著者イメージ

執筆者:フミヤ(歴史ブロガー)
京都在住。2017年から韓国・中国時代劇と史実をテーマにブログを運営。これまでに1500本以上の記事を執筆。90本以上の韓国・中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを史料(『朝鮮王朝実録』『三国史記』『三国遺事』『二十四史』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。類似サイトが増えた今も、朝鮮半島を含めたアジアとドラマを紹介するブログの一つとして更新を続けています。

詳しい経歴や執筆方針は プロフィールページをご覧ください。
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