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始皇帝天下統一 21・22・23・24・25話ネタバレとあらすじ感想

始皇帝 f あらすじ

中国ドラマ「始皇帝 天下統一」の21・22・23・24・25話ネタバレとあらすじ感想紹介記事です。

 

孝成王は趙佾を連れ戻すために毛遂を派遣していましたが、殺害されました。失意のまま孝成王が死亡。趙偃が即位します。

さらに趙偃と郭開は廉頗を排除。廉頗は秦軍相手でも善戦している有能な人物なので廉頗を排除すれば趙は危ない。趙偃はそれに気が付きません。

秦と燕は手を組んで趙を討つことになり、燕の太子 姫丹が秦に来ました。

でも嬴政は呂不韋に権力を握られたまま。呂不韋は遠征には乗り気ではありません。

 

「始皇帝天下統一」のあらすじとネタバレ・感想を紹介します。

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始皇帝天下統一 番組情報

原題:大秦賦
2020年、中国
全78話

原作小説:大秦帝國之東出
作者:孫皓暉

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主要人物

・嬴政(えい せい)
 秦の荘襄王の長男。後の始皇帝。
 演:張魯一

・呂不韋(りょ ふい)
 演:段奕宏

・趙姫(ちょうき)
 演:朱珠

・嫪毐(ろうあい)
 演:葉項明

 

第21話 亀裂

呂不韋が戦いをせずに趙と交渉

燕の太子 姫丹は、燕と秦が同盟して趙を攻撃しようと提案しました。秦王 嬴政も賛成しました。でも呂不韋は大規模な土木工事を進めている最中なので同じ時期の遠征は反対です。

呂不韋は趙に甘羅を派遣趙偃に五つの城を秦に割譲するよう説得させました。趙偃は秦に城を渡す代わりに燕に味方しないよう要請するのでした。

確かに呂不韋がしているのは秦のためなのですが。嬴政の思惑とはズレたまま。呂不韋と嬴政の亀裂が深まりそうです。でも李斯にとっては好都合なのでしょうね。

姫丹との別れ

姫丹は嬴政が裏切ったと思い非難して燕に帰ってしまいました。嬴政は最初は何を言ってるのか分かりませんでしたが。呂不韋が勝手に趙に使者を送ったことを知り無力感に襲われます。

趙との交渉は嬴政の命令ではありませんが。秦にとっては有利な結果になりました。国のことを思えばその方が良かったのかも知れません。嬴政としてはかつて親しくした姫丹との関係が冷えるのは悲しいですが。秦が天下統一するためには仕方のないことなのでしょうね。

 

第22話 深まる対立

呂不韋に不信感を高める嬴政

趙との同盟を成立させた甘羅が帰国。しかし嬴政は甘羅を斬り殺してしまいます。呂不韋はそれを知ってもどうすることもできません。嬴政は李斯を長史に任命するようはたらきかけ、呂不韋も認めます。

甘羅としてはこれで出世できると思ったでしょうが。嬴政を怒らせてしまいました。嬴政は呂不韋を斬るわけにはいきませんから、怒りの矛先は甘羅に向いてしまいます。甘羅は気の毒ですが、彼のような人物はいずれ嬴政に始末されたことでしょう。

嬴政は呂不韋の力を弱めるため李斯を取り立てました。これで得したのは李斯です。朝廷内には呂不韋支持派も多く簡単にはいきそうもありませんね。

趙姫と嫪毐の子供

嫪毐は趙姫とともに過ごし、趙姫が懐妊。趙姫は子を守るため体調が悪いという理由で雍城に向かいました。

ついに趙姫と嫪毐の子ができてしまいました。嫪毐は宦官ということで趙姫のそばにいますから。バレたら大変です。そんな理由を知らない嬴政は母が去って寂しいでしょうね。身の回りには気の許せる人もいませんし。嬴政も気の毒です。

 

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第23話 出会い

趙姫のもとを訪れる嬴政

紀元前241年。秦王 嬴政は親政することになりました。でも呂不韋はすぐには権力を渡そうとしません。そこで嬴政は趙姫の力を借りるため雍城に向かうのですが。趙姫は呂不韋に任せるように言うのでした。嫪毐は嬴政に子供が見つからずにホッとします。

雍城での出来事は嬴政にとっては怪しいと思えることばかりでしたが。母が味方をしてくれない失望感の方が大きかったでしょう。それにしても嬴政が二人の子どもの存在を知ったらどう思うでしょうか?

ただ嬴政は天下統一を急ぎすぎている感じもします。国力を高めてからという呂不韋の思惑もわからないではありません。

嬴政と羋華の出会い

華陽太后は羋启の娘・羋華(びか)を呼び寄せ、嬴政に会わせます。嬴政は羋華を好きになってしまうのでした。

力を失ったと思われた華陽太后でしたが、しぶとく生き残り後宮に大きな影響力を持ってます。趙姫がいない間に楚系の臣下を使って勢力をもりかえしていたんですね。そして次は一族の者を王の妃にしようとしています。若い嬴政は華陽太后の策略にはまってしまいましたね。

こうなるとやはり「華陽の乱」のエピソードが不自然に思えますね。あれだけの乱を起こした人物がここまでの力を残しているとはね。

 

第24話 呂氏春秋

趙姫が戻ってくる

嬴政は華陽太后の策略によって羋華を好きになりました。宮殿に戻っても羋華のことが忘れられません。それを知った趙姫は華陽太后の策略を警戒。以前から提案されていた斉国の姫・离秋(りしゅう)を嬴政に嫁がせようとしていました。

さすがに趙姫は華陽太后の思惑に気づいたようです。それそ阻止するための离秋との結婚を画策。どちらも大人の事情には違いありません。嬴政も羋華が華陽太后から送り込まれたのは知っていますが。それ以上に羋華を好きになっていました。

呂氏春秋

呂不韋は「呂氏春秋」を完成させました。6年の年月をかけた大作です。呂不韋はみなに見せて1字でも改めることができたら金を出すと豪語します。嬴政にも見せて丞相府に読書室を作りいつでも閲覧できるようにしたのでした。

「呂氏春秋」は呂不韋が食客を集めて作らせた書物。儒家や道家など様々な学説をまとめた百科事典です。呂不韋はこの書物を一字でも間違いを指摘することができたら千金を与えると発表しました。かなり自信をもっていたようです。

 

第25話 楚から来た花嫁

結婚問題で頭を悩ます嬴政

嬴政は羋華を好きになり、どうしても妃に迎えたいと考えていました。でも母が勧める離秋との縁談も断れず悩みます。

そこで嬴政は李斯に策を考えさせました。李斯は羋華と離秋の両方を迎えることを提案。さらに李斯は呂不韋と嬴傒を説得するのでした。

後宮内の華陽太后と趙姫の対立、秦国内の国内派、楚系、その他の外国勢の派閥争い。楚や斉との外交問題も重なり、簡単には答えを出せません。結局、李斯は強引に協力させられてしまいました。李斯としてはあまり関わりたくなかったでしょうけど。嬴政の家族だけの問題ではなく外交にも関わりますから仕方ありません。

羋華を追いかける嬴政

斉から離秋が到着。趙姫は嬴傒を説得して离秋の歓迎宴を行い。羋華も招待しました。その席で趙姫は羋華を侮辱。羋華が出ていってしまい、嬴政はその後を追いかけるのでした。

趙姫も大人げない。でもこういうことは中国では当たり前のでしょうね。それに耐えられないと生きていけないのでしょう。でもこれで嬴政があからさまに羋華を贔屓したら離秋も立場が悪くなるのではないかと思うのですが。

 

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