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[花様衛士] 袁今夏(えんきんか)のネタバレ。モデルはいるの?

花様衛士 2 ドラマ人物

袁今夏(えん・きんか)は中国ドラマ「花様衛士(かようえいし)・ロイヤルミッション」のヒロイン。

六扇門(りくせんもん)の捕快(ほかい)という設定。

六扇門は明朝時代の警察組織。捕快は犯人を追跡逮捕する人です。警察官みたいな役。錦衣衛の陸繹(りくえき)と一緒に犯罪捜査を行います。そして二人は反発しながらも恋人同士になり最後はめでたしめでたし・・・というお話。

現実には女性の捕快は実在しませんから袁今夏は架空の存在です。

でも袁今夏の家族はある歴史上の人物をモデルにしています。

袁今夏は失われた一族の忘れ形見。という設定なのです。

ドラマでも袁今夏は孤児になっていて実の両親はすでにこの世にいません。

袁今夏はどういうキャラクターなのか、袁今夏は家族はいったいどういう人たちだったのか紹介します。

 

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「花様衛士」の袁 今夏(えん・きんか)

 演:譚松韻(タン・ソンユン)

六扇門(りくせんもん)の捕快(ほかい)。

六扇門とは警察組織。
捕快は役人の下で犯罪者の逮捕や調査をする人。役人ではないので地位は低いです。

活発で明るい性格。鋭い観察眼をもち人の心を読むのが得意。他の中国ラブコメのヒロインに比べるとちょっとガラが悪いというかオヤジ趣味。ドラマでは「風変わりな人物」と設定されているらしいです。

幼いころに孤児になり袁陳氏の養女になりました。近所の人たちからは「すて子」と馬鹿にされています。ずっと実の親を探しています。

捕快の仕事は収入が少ないので蓄財には熱心。

養母の袁陳氏は若い娘が捕快をしているのを気に入らず、早く結婚して欲しいと思っています。

現在は六扇門の輔頭・楊程万の弟子。仕事のときは男装していますが、女性だというのは隠してはいません。尾行が得意で銃の研究も好き。輔頭なのに銃の携帯を許可されています。独自に設計した銃を技術者に作ってもらって使っています。

謝霄から好かれていますが。袁今夏にはその気はない様子。

捕快の仕事をしている最中に、錦衣衛の陸繹(りくえき)と出会いました。偉そうにする陸繹に反発していましたが。上からの命令で一緒に仕事することに。やがて二人は惹かれていきます。

ドラマ終盤。袁今夏の素性が明らかになるにつれて陸繹との関係は微妙に。

さて。

ここからは、袁今夏が誰の子なのかの紹介です。

袁今夏の素性は最終回近くまで明かされません。思いっきりネタバレになってしまうので読みたくない人は飛ばしてください。

 

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袁 今夏(えん・きんか)のネタバレ

ここからは、袁今夏の実の家族の紹介です。

父親:夏長青(かちょうせい)

朝廷の重臣・夏然の息子。
夏然が粛清されたときに一緒に処刑されました。

母親:林荷(りんか)

夏長青の妻であり、袁今夏の生母。
林菱の姉。

林荷はかつて楊程万と恋仲でした。でも重臣の夏然の息子・夏長青と婚約していました。ところが朝廷で事件がおきて夏然と夏長青、その家族が粛清されてしまいます。彼女は生前、今夏を楊程万に託していました。楊程万は林荷を救おうとしましたが、救えずに林荷も投獄されてしまいます。今夏は両親を失ってしまいます。

今夏を助けた楊程万は袁陳氏に養育をたのみました。

祖父:夏然(かぜん)

かつて朝廷の内閣首輔(宰相)でした。
朝廷一の重臣でした。ところが重臣の巌嵩(げんすう)に陥れられ、冤罪で処刑されました。夏然の家族も抹殺されます。

この事件には陸繹(りくえき)の父・陸廷(りくてい)も関わっていました。

陸廷は巌嵩に味方していたのです。でも現在は後悔しています。

陸繹の父が今夏の家族の粛清に関わっていた。それを黙っていた。そのことがわかると今夏と陸繹の関係も破綻しそうになります・・・

陸廷は病死しますが。

最終回:
陸廷は夏然の無罪を訴える書状を残していました。陸繹がその書状を嘉靖帝に届けると嘉靖帝は激怒。陸繹は身分を剥奪され処刑の命令が出てしまいますが・・・もちろん陸繹は処刑はされません。

さて陸繹と袁今夏はどうなるのでしょうか?

袁今夏の家族のモデル

袁今夏は架空の人物です。

でも袁今夏の祖父・夏然にはモデルがいます。

夏然のモデルになったのは夏言(かげん)という人物。

夏言は嘉靖帝時代に内閣首輔(宰相)になった人です。
嘉靖帝を助けて政治を行い、嘉靖帝から信頼されていました。ところが嘉靖帝は道教にハマって政治を疎かにしていました。夏言は快く思っていませんでした。

そんな嘉靖帝にうまく取り入ったのが巌嵩(げんすう)です。自分も道教を信じているようにみせかけて嘉靖帝の信頼を得ました。

夏言はだんだん嘉靖帝の信頼を失っていきます。

そして巌嵩は錦衣衛長官の陸炳(りく・へい)と協力して夏言を陥れ。夏言は処刑されました。陸炳は陸廷のモデルになった人です。

夏言は有能な政治家でした。でも傲慢なところもありました。中国では巌嵩は賄賂政治加として有名ですが。夏言もまた権力を握った後に贅沢が好きな堕落した政治家になってしまいました。朝廷内には夏言を嫌う者も多かったのです。

最終的には巌嵩が陸炳たちとともに夏言の悪口を嘉靖帝に吹き込んで処刑が決定しました。でも、すでに夏言の信頼は落ちていました。

夏言が処刑された事件がドラマの元ネタになってます。

モデルになった夏言の詳しい説明はこちら↓

[花様衛士]夏然のモデル 夏言は 出世して傲慢になった明朝の宰相
夏言(か げん)は明朝時代の政治家。 12代 皇帝 嘉靖帝に仕えました。 即位したばかりの嘉靖帝に仕え、嘉靖時代の初期の改革を支えた有能な政治家でした。 中国ドラマ「花様衛士」のヒロイン袁今夏(えん・きんか)の祖父「夏然」のモデルになりまし...

 

ドラマ「花様衛士」では巌嵩が悪者。夏言(夏然)は無罪。陸廷(陸炳)は巌嵩に協力したのを後悔している。という設定になってます。

ヒロインの家族を悪者にするわけにはいきませんからね。

そして袁今夏は抹殺された夏一族の忘れ形見。ということになっています。

だから名前は「今夏」。

「今」は「現在の・新しい」という意味。

も生きている一族なのです。

 

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