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恋心は玉の如き 1・2・3・4・5話あらすじとネタバレ感想

恋心は玉の如き 0 あらすじ

中国ドラマ「恋心は玉の如き」 第1・2・3・4・5話のあらすじとネタバレ感想です。

明朝の中期。
ヒロインの羅十一娘(ら じゅういちじょう、演:タン・ソンユン)は身分の低い母親から生まれた庶子のため羅家で粗末に扱われていました。そのため居心地の悪い羅家を出て自由な生活に憧れていました。

徐家には姉の羅元娘が嫁いでいます。

姉の夫は将軍の徐令宜(じょ れいぎ、ウォレス・チョン)。徐令宜は父と兄を亡くし若くして家と爵位を継いでいました。

ところが元娘は病になりました。羅家と息子が心配な元娘は自分の死後は妹に後妻になって欲しいと思い妹たちを呼ぶのでしたが。

 

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番組情報

原題:錦心似玉
英題:The Sword and the Brocade
2021年、中国
全45話

 

主要人物

 

・徐令宜(じょ れいぎ)
 演:鐘漢良(ウォレス・チョン)

・羅十一娘(ら じゅういちじょう)

 演:譚松韻(タン・ソンユン)

・喬蓮房(きょう れんほう)
 演:何泓姍(ハー・ホンシャン)

・羅元娘(ら げんじょう)
 演:穎児

 

第1話 3年ぶりの帰宅

 

土砂降りの雨の中、屋敷の中庭は泣き声に包まれました。 呂青桐(りょせいとう)はひざまずき、正妻の羅夫人に娘の十一娘を許してくれるよう懇願します。十一娘は誤って正妻の娘・元娘の簪(かんざし)を壊したのでした。でも十一娘は簪を傷つけるつもりはなかったと主張します。元娘は嫡女。長女、十一娘は庶女。中国では嫡庶の違いは絶対です。その掟は半端なものでは変えられません。結局、十一娘と 呂青桐は羅家から追い出され、都から遠く離れた杭(よこう)で暮らすことになりました。

3年後。十一娘は成長し、刺繍の仕事も上手になっていました。あるとき羅夫人から呼び戻されたため、母娘は羅家に戻ることになりました。

永平侯大将軍 徐令宜と臨波は逃亡中の海賊・江槐を追っていました。臨波は江槐が隠れている宿に潜入。とこころがそこには十一娘も滞在していました。臨波に気づいた江槐は十一娘を人質にして逃げようとします。

そこに徐令宜が兵を率いてやって来ました。人質をとられ手を出せずにいると、十一娘が抵抗して徐令宜にチャンスが生まれました。徐令宜の放った矢は江槐を射抜きました。江槐は傷を負って水に落ち、十一娘も一緒に水に落ちました。徐令宜は水に飛び込んで十一娘を助けます。でも徐令宜も怪我をして今いました。そこに林世顯が船でやってきて二人を救出しました。

十一娘は目を覚ますと、助けてくれたのは林世顯だと勘違い。林世顯にお礼を言うのでした。

感想

この時代、嫡子と庶子の違いは絶対。年長者と年少者の差も大きな違いがあります。側室の子ということで羅家を追い出された十一娘・母子ですが。どういうわけか羅家に呼び戻されました。どうやら羅家には思惑があるようですね。

それにしても元娘、二娘、十一娘とは名前の付け方が安直ですね。それを言ったら太郎、二郎、三郎も一緒か。

 

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第2話 水は墨に交わる

 

徐令宜が都に戻ると、妻の羅元娘(らげんじょう)が褒賞について尋ねました。徐令宜は皇帝からの褒賞を辞退。その代わり、皇帝に対して海禁(鎖国)を緩和するように話ししたと言います。でも元娘は庶子の徐嗣諭が爵位を与えられれば、我が子の徐嗣諄(じょしじゅん)が無事爵位を継げると思っていたからです。

失望した羅元娘は寝込んでしまいました。徐令宜は妻を心配しますがその気持ちは伝わりません。

永平侯の屋敷で春の宴席が行われました。羅夫人と羅家の三人の娘たちが羅元娘を見舞いました。 羅元娘は三人に縁起のいい言葉が彫られた玉佩を褒美として与え、自由に選ばせました。最初に選んだ羅二娘は「多子多福」を避けて吉祥の玉佩を選び、最後に選んだ十一娘は「多子多福」の玉佩を選びました。三人が帰った後、羅元娘は羅夫人に自分の考えを伝えます。

羅元娘は父の復職の目処が立たない今。できるだけ早く妹を徐家の後室に選び羅家と徐家の結びつきを維持するつもりです。どの妹が後室になるにしても喬蓮房が最大の敵になると考えていました。

感想

徐令宜は冷たい雰囲気の将軍ですが、民のことを第一に考えています。この時代の明は海禁(鎖国)をしているので自由な貿易ができません。そのため失業者が密輸をしたり海賊になってたりします。沿岸で暮らす人も被害に会います。徐令宜は規制を緩くして人々の生活をよくしようと思っているのですが。でも元娘はわが子のことしか考えていません。それはそうですよね。

 

第3話 姉の策略

 
羅十一娘と羅元娘が部屋に戻ってみると徐令宜と喬蓮房がいました。怒る羅元娘に対して喬蓮房は誤解だと叫びましたが、
 
徐令宜は十一娘に出て行くように命じました。十一娘が入り口の前でいると、文姨娘が様子を見にやってきたので部屋に入るのを阻止しました。やがて喬夫人と徐夫人も部屋にやってきます。

喬夫人は喬蓮房を元娘の後釜にしようと思っていました。でも元娘の策略によりそれは難しくなり徐家に来るとしても側室になるしかありません。

徐令宜は喬蓮房を側室にするのは気が進まず、蓮房には別の人と結婚するように言いました。でも蓮房は徐令宜以外の人と結婚するつもりはなく、彼の側室になると決意します。

徐令宜は自分が元娘の計略にかかったと思いました。もともと元娘を愛してはいませんでしたが、彼女が夫を策にはめる人物だったのかと失望してしまいます。

羅十一娘も姉の策略だと気づいていましたがなぜ自分を同行させたのかまでわかりません。

元娘の病は重くなり羅夫人を部屋に呼び寄せました。そして十一娘の今後について話すのでした。

感想

元娘の策略が成功して喬蓮房を正妻にするのは阻止されました。元娘は自分が死んだ後の実家の事を考えているようです。この時代は家のために結婚しているようなものですからね。

 

第4話 決断の時

 

姜夫人が羅家を訪れ、十一娘との結婚を要求しました。もともと羅二娘が王家の嫡男・王煜と結婚する予定でしたが。羅二娘が悪知恵を働かせたのです。王家は強く十一娘との結婚を要求していました。それを知った羅元娘は十一娘を王家に嫁がせ、二娘を自分の続室にすることにしました。羅家の娘が王家に嫁げば諫哥は姜家と結婚できます。羅家にとっては諦哥の結婚が最も大切なので妹の誰が王家に嫁いでもいいのです。

でも王煜は評判が悪く、呂青桐は十一娘を彼と結婚させたくありません。この縁談を断るようにと羅家の当主に頼み込みますが、今は羅夫人が羅家を仕切っていて羅当主は決断できません。

呂青桐は困ってしまいます。十一娘も王煜との結婚が嫌で逃げるつもりでした。

一方の喬連芳は雨の中、徐家に嫁ぎます。豪華な婚礼の儀式もなく、侍女を一人連れただけで雨に濡れながら徐家に足を踏み入れました。

徐令宜は喬連芳と一緒になる気はなく部屋に入るのも嫌でしたが、徐夫人に頼まれて喬連芳の部屋を訪れました。喬連芳は徐令宜に冷たくされ、徐家の者たちにもその噂は広まりました。でも徐夫人は喬連芳の味方でした。

元娘は喬蓮房がただの妾にもかかわらず徐夫人が気を使っているのが不満でした。そんな元娘のもとに喬蓮房がやって来るのですが。

感想

羅二娘の悪知恵で十一娘が王煜に嫁がされることになりました。十一娘を自分の後継者にと考えたのは元娘ですが、羅家がよければいいので十一娘個人はどうなってもよいみたいです。

喬連芳はどうしても徐令宜と一緒になりたくて、側室でもいいので徐家に来ました。徐令宜からは冷たくされていますが、正妻になる希望は捨てていませんね。

 

第5話 突然の別れ

 

喬蓮房が正室の羅元娘のもとに挨拶に行きました。羅元娘は喬蓮房に徐令宜を想うのをやめるように言いますが、喬蓮房も素直には聞きません。さらに文姨娘もやってきて険悪な感じになります。

一方、羅十一娘は羅家を出て余杭で暮らす準備をしていました。簡師匠にもお別れを言います。旅立ちを明日に控えた夜。羅十一娘と母の呂青桐は一緒に寝て余杭での三年間の思い出を話し合いました。

翌朝。羅十一娘たちが出かけようとすると茂国公府に呼び出されました。十一娘は断れずに呂青桐と冬青に先に慈安寺に行かせました。

十一娘は姜大夫人に会った後、急いで慈安寺に向かいました。慈安寺では徐家の人々が寺で礼拝していました。十一娘も寺に到着します。一方、徐令宜が捕まえようとしていた海賊の劉勇も慈安寺に来ていました。

十一娘は冬青とともに母を探しました。すると道端で倒れている呂姨娘を発見。十一娘は母を抱きかかえますが息絶えていました。

劉勇は寺にいるところを逮捕されました。徐令宜は検死のため呂姨娘の亡骸を役所に引き渡します。

順天府では呂青桐は劉勇に殺害されたと結論づけました。十一娘は呂姨娘が手にしていた布が劉勇の物ではなかったので真犯人は別にいると疑います。順天府に行ってもう一度事件を調査してくれるよう頼みます。でも羅家の人たちは羅夫人はこれ以上調べれば呂青桐が十一娘を連れ出したことがわかり羅家の評判が落ちるのを恐れてこれ以上の詮索はしないようにと言うのでした。

 

感想

なんと十一娘の母が亡くなってしまいました。海賊の劉勇が犯人ということにされていますが、どうやら呂青桐死亡の裏には何かありそうですね。

 

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