中国ドラマ「黒豊と白夕(こくほう と はくせき)天下を守る恋人たち」の第17・18・19・20話 感想とあらすじネタバレ紹介記事です。
黒豊息と白風夕は太陰老人に招かれて試練に挑み蘭因璧月(らんいんへきげつ)の技を身につけました。
命が残り少ない太陰老人は社稷堪興図を黒豊息に渡し、黒豊息と白風夕が帰った後。霧山を崩壊させました。
そのころ白建徳たちを断魂門が襲撃、黒豊息たちが撃退するのでした。
黒豊息が技を身に着け社稷堪興図を入手。有利に運んでいるように思えましたが。百里氏と豊莒もだまって見ているはずがありません。雍州の後継者争いもますます激しくなりそうです。
この記事はDVD/動画配信版の内容をもとに書いています。
テレビ放送の際には編集されて一部内容が変わっている場合があります。ご注意ください。
黒豊と白夕 番組情報
原題:且試天下
英題: Who Rules The World
2022年、中国
日本語字幕放送版は 全38話。中国版、DVDは全40話
原作小説:且試天下
作者:傾泠月
主要人物
・黒豊息(こく ほうしょく)/豊蘭息(ほうらんしょく)
演:楊洋(ヤン・ヤン)
黒豊息は民間の情報組織 隠泉水榭(いんせんすいしゃ)の榭主(しゃしゅ)
その正体は天下四大公子の一人。雍州の第二王子・豊蘭息
・白風夕(はく ほうせき)/風惜雲(ふう せきうん)
演:趙露思(チャオ・ルースー)
白風夕は天霜門(てんそうもん)の女侠。
その正体は青州の公主(王女)
・皇朝(こう ちょう)
演:頼芸(ライ・イー)
冀州の世子。
第17話 偽れぬ想い
豊蘭息の思い
先の王妃の誕辰が近づいてきました。豊蘭息は亡き母の位牌に語りかけます。母が亡くなり豊蘭息の地位は危うくなりましたが、豊蘭息はなんとか今の地位を守ってきました。孤独を感じることはあっても豊蘭息は耐えました。それというのも白風夕に出会い、彼女が心の支えになっているからでした。どうやら豊蘭息は白風夕に母の面影をみているようです。
豊萇の憂鬱
百里氏は豊萇の婚姻を進めていました。豊萇は嫌で憂鬱になっていました。そこで街に出たところ白風夕と出会いました。豊萇は白風夕が自由な生活を送っているのを知り江湖(武侠世界)に憧れますが。白風夕は江湖は危険だと言います。自分の力だけが頼りの武侠の世界は端で見るよりずっと大変でしょう。
雍王は百里氏を禁足にする
そして先の王妃の祭礼の日がやってきました。百里氏は雷鳴に驚き失態を演じてしまい、雍王から叱られますが。百里氏は逆ギレ。雍王は百里氏はを禁足にしてしまうのでした。
百里氏は全く反省する様子がありませんね。出自の低さから虐げられてきたことも影響しているようですが、逆に恨みをつのらせて血で経文を書くなんて怖すぎます。
第18話 梅の宴うたげ
兄を逆恨みして陥れようとする豊莒
豊萇は戚国公の娘・戚澄との結婚が決まり。雍州王は豊萇を永信君の称号を与え、新たな任務を与えました。
これで3人の兄弟の中で称号がないのは豊莒だけになり。豊莒は怒り爆発。豊萇と豊蘭息を陥れようと画策、宴に招待します。豊莒は異母兄の豊蘭息を嫌っていますが、同母兄の豊萇も見下しています。
豊萇は豊蘭息を心配して足止めしようとしますが。豊蘭息も兄の豊萇を心配してに宴に出席してしまうのでした。
戚澄が殺害され、豊蘭息に疑惑が
ところが梅園で戚澄が殺意がされ豊蘭息が犯人に仕立て上げられてしまいます。豊萇は母の残忍さに驚き、豊蘭息をかばおうとひと芝居をうって楼から落ちましました。幸い、命は無事でしたが意識が戻りません。その時、百里景が狂ったように駆け込んできたのでした。
雍州王は百里氏と豊莒が怪しいと想っていますが。まだ豊蘭息の疑いは晴れていません。意識の戻らない豊萇も気がかりです。
それにしても捨て駒にされた戚澄が気の毒。
第19話 兄と弟
黒豊息に共闘を呼びかける白風夕
白風夕は黒豊息が禁足になった聞き、夜中に永平君府に忍び込みました。ともに戦おうと誘うとともに、思いを口にしなければ理解されないと言うのでした。
黒豊息は自分は百里氏たちと十分に渡り合えると想っていましたが、戚澄が犠牲になり、豊萇もこのような目にあったことで自分のせいだと悔やんでいるようです。
豊萇の決意
目が覚めた豊萇は記憶喪失のふりをしようと考えますが、百里氏は豊萇に毒を飲ませ本当に狂わそうとしました。幸いにも見舞いに来たは毒に気が付きます。
豊蘭息が去ったあと豊萇は改めて母の恐ろしさを知り。これ以上母に利用されないようにするために、記憶喪失のふりを続け豊蘭息にあえて冷たくあたるのでした。
百里氏は豊萇が思っている以上に冷酷な人物のようですね。実の子なのにこの扱い。豊萇は自分を可愛がってくれた前王妃の子・豊蘭息を守ろうとしますが。その手段があえて豊蘭息を突き放すこととは。
第20話 それぞれの年越し
玉無縁を訪れる豊莒
豊莒は玉無縁の評判を聞き屋敷を訪れましたが。玉無縁は豊莒を追い返しました。そして何度か訪問の末、豊莒は玉無縁に会うことができました。玉無縁は豊莒に策を教え豊蘭息を失脚させる手助けをすると約束します。
豊莒だけならともかく、玉無縁と手を組むとなるとやっかいですね。でも玉無縁も何考えているのかわかりません。玉無縁は冀州皇朝派ですから彼の狙いは雍州の弱体化のはず。
三人の王子の贈り物に喜ぶ雍州王
大晦日の夜。雍州の王宮では三人の王子が雍州王に贈り物をしました。雍州王は喜び。豊萇に屋敷と家臣を与えました。でもこれは世子にはなれないことを意味します。ところが雍州王は豊莒の贈り物に喜び、将来国事を分担させると言ってしまいます。雍州王はいったいどういうつもりなのでしょうか。これでますます豊蘭息と豊莒の争いが激しくなってしまいますね。
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