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孤城閉 第46・47・48・49・50話あらすじとネタバレ感想

孤城閉 0 あらすじ

中国ドラマ「孤城閉(こじょうへい)~仁宗、その愛と大義~」46・47・48・49・50話のあらすじとネタバレ感想紹介記事です。

 

慶暦7年(1047年)。仁宗の養子・趙宗実と曹丹姝の養女・高滔滔が結婚。二人の結婚を祝う宴が開かれることになりました。

曹評は槌球が上手く、女性たちを魅了していました。徽柔はそんな曹評に槌球を教えて欲しいとせがみます。

趙禎が徽柔の様子を見に行くと、曹評が徽柔に手取り足取り教えているところでした。そんなふたりを見た趙禎は不愉快になるのでした。

 

 

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番組情報

原題:清平楽
英語:Serenade of Peaceful Joy
2020年、中国
全69話

原作:孤城閉
英語:Held in the Lonely
作者:米蘭Lady

 

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主要人物

趙禎(ちょう・てい)/仁宗
 演:王凱(ワン・カイ)

曹丹姝(そう・たんしゅ)/曹皇后
 演:江疏影(ジャン・シューイン)

苗心禾(びょう・しんか)
 演:許齢月

張妼晗(ちょうひつかん)
 演:王楚然

趙徽柔(ちょう・びじゅう)/福康公主
 演:何思甜

 

第46話 婿選び

 

福康公主・趙徽柔は、父の趙禎が自分を李用和の次男・李瑋に嫁がせようとしているのが不満でした。徽柔は李瑋が愚かで醜い男だというので、梁懐吉に愚痴をこぼします。そんな趙徽柔に対して梁懐吉はからかいながらも慰めるのでした。徽柔は曹評が好きなのですが、趙禎が曹評を嫌うのは曹丹姝や曹家が嫌いだからと考えるのでした。

感想:
徽柔は曹評が好きなんですよね。でも李瑋との縁談は趙禎の個人的な後ろめたさや自己満足から来ているので。それで結婚させられる方はたまりません。

歴史上・福康公主が好きだったのは梁懐吉。曹評とは関係ありません。ここで曹評がクローズアップされるのは違和感あります。宦官との禁断の恋でも面白かったと思うのですが。今の中国ではそういう話はダメなのでしょうか。

 

仁宗 趙禎は朝議の場で、一通り国事の議題が終わると徽柔の婿選びの話を持ち出しました。臣下たちは誰が駙馬都尉(婿)なるのか気になりましたが、趙禎が李瑋の名前を出すと臣下達も賛成するのでした。その後、趙禎は皇后・曹丹姝に徽柔と李瑋の婚姻について話しました。曹丹姝も李瑋を褒め良い夫になると言います。ところが趙禎はその言葉が気に入らないらしく、曹丹姝に嫌味を言います。それに対して曹丹姝も今まで押し殺していた感情をさらけ出すのですが。

感想:
歴史上の曹皇后も福康公主と李瑋の婚姻の結婚には賛成でした。李瑋本人は絵だけが取り柄の平凡な人物ですが悪い人ではありません。でも公主本人が李瑋を嫌っていますからね。李瑋もわがままな徽柔と結婚したら苦労するのが目に見えています。曹皇后の言うことは妥当だと思いますが。

ここで曹丹姝と趙禎のバトル。趙禎も器が小さい。

 

第47話 遮られた愛

 

宮中で反乱らしきものが起こりました。張茂則は賊の数は少ないと考え様子を見に行こうとしました。しかし皇后 曹丹姝が張茂則を引き止め、代わりに董秋和が行くことになります。曹丹姝は董秋和たちの髪を切って後で褒美を与えるときの証拠にしました。

一方、謀反を聞いた張妼晗はパニックになり、趙禎のもとに向かおうとします。梁懐吉は彼女を止めることが出来ず仕方なく後をついていくことに。

やがて賊の正体が判明。酔った兵士たちでした。彼らの多くは討たれ、王勝が逃亡しました。ところが賊が持っていた恋文から曹丹姝の侍女・綾児と関係があったことがわかります。

 

感想:
今回のエピソードは実際に起きた「坤寧宮の変」がモデル。酔った兵士が宮中で侍女を殺して暴れた事件です。このとき曹皇后が適切な判断をして事件を対処したり、張美人(張妼晗)がかけつけて皇帝の側にいたのも事実。この事件はわからないことが多くて、裏で何かの陰謀があったのでは?という説もあります。

ドラマでは曹丹姝の侍女が関係していることになっていますが。なんだか気の毒ですね。

 

第48話 惑いの理由

 

坤寧宮での騒動の後。夏竦たち大臣たちは、危険をかえりみず趙禎の元に駆けつけた張妼晗を褒め称え、昇進するように提案します。でも仁宗 趙禎はてきとうにあしらいました。

一方、曹丹姝の廃后の噂が出ているのを知った福康公主 趙徽柔は、 梁懐吉に苛立ちをぶつけます。梁懐吉はなだめようとしますが、なかなか聞き入れません。徽柔は父は皇后 曹丹姝が嫌いなので曹評との結婚を許してくれないと思っていますし、宮中でわがままな振る舞いを続けている張妼晗を寵愛しているのも許せません。

感想:
坤寧宮での働きで張美人(張妼晗)が称賛され、夏竦たちが張美人の昇進と曹皇后の廃位を狙って動いたのは史実通り。この時代は朝廷の臣下の派閥争いと後宮の人事が繋がっていて、お互いに利用しているんですね。だからよけいにややこしい。結局この事件は趙禎は操作を途中で打ち切り事件の背後関係は明かされないままになります。

 

張妼晗は王拱辰と文彦博の妻を呼んで贈り物をして宮中に来るように伝えると、賈玉蘭にも自分に協力するように要請。そして身籠っている侍女の許蘭苕に対して、張妼晗が自分の子として育てると言うのでした。許蘭苕は隠していたわけではないと説明しますが、張妼晗は信じず許蘭苕を脅迫。許蘭苕は張妼晗の言う通りにします。

感想:
許蘭苕の立場では、張妼晗を出し抜いてというのは難しいでしょうね。

 

第49話 妻である前に

 

董秋和は連座で皇后・曹丹姝に危害が及ぶのを恐れ、先手をうって仁宗 趙禎に面会。絵師の崔白との関係を話します。趙禎はそんな曹丹姝に質問をすると董秋和は皇帝が公平な判断をすると信じていると言います。そして董秋和は皇后が不公平な扱いを受けていると言います。趙禎は納得。董秋和を宮中から出さず、曹丹姝に仕えることを許します。

感想:
ここであの約束を持ち出しましたが。いくら直接的な関係がないとはいえ、女官の恋愛ざたは禁止されていますからかなり危険な賭けですよね。でも董秋和の捨て身の訴えがとどき、趙禎は曹丹姝を妻としてみるようになってきそう。

趙禎はそんな曹丹姝に張茂則へ箱を持っていかせます。その箱を受け取った張茂則は、自分が何が何でも皇后を守ろうとしていることへの警告だと知りました。でも張茂則は曹丹姝を守ることをあきらめません。廃されて死んだ郭皇后のようにはしたくないというのです。

感想:
そういえば郭皇后は病死の発表ですが、ここでは殺害されてたんですね。あっけなかったです。曹丹姝をあのようにしたくはないという気持ちもわかります。

 

第50話 有能な悪人

 

曹評が徽柔に詩を贈った事を知った仁宗 趙禎は怒っていました。皇后 曹丹姝はそんな趙禎をなだめ、徽柔の結婚の準備を進めるように提案、弟にも曹評がそのような事をしないように言い聞かせると言います。趙禎は怒りを収めます。

一方、張茂則は賈玉蘭のことを調べていました。賈玉蘭は西夏と密貿易をしていることを知りました。そこで張茂則はこの話が役人たちの耳に入るように手を打ちます。

朝議の場で福康公主の婚姻を発表。臣下達も喜びました。ところが朝議の場では何郯たちが夏竦について上奏。夏竦と楊懐敏の関係を指摘、夏竦も罷免すべきと訴えます。王贄は夏竦を弁護。言い争いになります。その場は趙禎が収めましたが、その後。趙禎は張方平を呼び出して話を聞き、夏竦の地方への左遷を決めます。

趙禎は張茂則から夏竦への調査について聞きました。確かに好ましくない部分があるものの、趙禎は夏竦の有能さを高く評価していました。そしてはっきりした証拠がないなら、好き嫌いにとらわれずに夏竦の件からは手を引くように言います。

感想:
重臣のボスキャラ的存在の夏竦もこれで終わりかな。でも張茂則の曹丹姝を守る戦いは続いていて、そう簡単には引き下がれそうもありませんね。

 

孤城閉 第51・52・53・54・55話あらすじ

 

孤城閉・仁宗、その愛と大義 全話一覧

 

 

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