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韓国ドラマ 赤い袖先 2・3・4・5話 ネタバレとあらすじ感想

赤い袖先 f あらすじ

韓国ドラマ 赤い袖先 の2・3・4・5話あらすじとネタバレ感想記事です。

 

「イ・サン」でおなじみ朝鮮 第22代国王 正祖とその側室 宜嬪成(ウイビン ソン)氏の物語。

没落両班の娘 ソン・ドギム(演:イ・セヨン)は見習い宮女になりました。あるときドギムは上司のチョ尚宮(演:パク・ジヨン)に言われて今は亡き 暎嬪(ヨンビン)李氏の住まい弔問しに行きました。

一方、幼い世孫のイ・サン(演:ジュノ)は祖父の英祖には内緒で祖母の暎嬪の元いた住まいに向かいました。

ふとしたことがきっかけてサンはドギムに想いを寄せるようになります。二人が会うことはありませんでした。

数年後。成長した二人は再開するのですが・・・

この記事はテレビ版(地上波・BS)を元に書いています。DVDや有料チャンネル・ネット配信版では異なる場合があります。

 

他のエピソードはこちらから↓

・赤い袖先 あらすじとネタバレ 全話一覧

 

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赤い袖先 主要人物 キャスト

イ・サン(李祘)/正祖
 演:ジュノ(2PM)
 子役:イ・ジュウォン

ソン・ドギム(成徳任)/宜嬪 成氏
 演:イ・セヨン
 子役:イ・ソラ

ホン・ドンノ(洪徳老)
(諱:グギョン(国栄))
 演:カン・フン
 子役:チェ・ジョンフ

英祖 イ・グム
 演:イ・ドクファ

 

第2話

英祖は「史記」を嫌って禁書に指定していましたが、サンは持っていました。

そこまで気にするかな?

「史記」は古代中国の歴史書。というか王のために教訓話として作った歴史風の読み物。中国はもちろん、朝鮮や日本でも君主や為政者の読み物とされました。

生母が卑しい身分だった人のことが史記に書かれていて。英祖はそれを気にしてるんですね。

英祖の生母は確かに身分は高くありませんけど。ドラマではなぜかムスリにされていて、現実よりも低い身分に設定されていることが多いんですよね。

 

ドギムは密かにページを破り。サンは叱られずに住みました。

でもなぜかホン・ドンノの手柄に。

ホン・ドンノはホン・グギョンのことです。このドラマでは臣下たちの名前は諱(いみな:本名j)は使わず、字(あざな:通称)になってます。

このころからズルかったんですね。

そして10年後。二人は成長して再び会うことに。

 

第3話

都の漢城に虎が出没。犠牲者が出ました。世孫イ・サンは自ら虎退治に乗り出します。

ドギムが斜面を転がり落ち、サンにぶつかって池に落ちました。

わざとらしいほどの衝突だよね。

ドギムは故意にやったわけではなさそうですが。

少女マンガのようなベタなノリは韓国・中国ドラマに多いですね。まあ、サンとドギムの不思議な縁ということなのでしょう。

 

なんとか助かったもののサンはドギムに反省文を書くように命令するのでした。

それだけの罰ですんでよかったね。

世孫を池に落として反省文だけですむなんてラッキー。手討ちになってもおかしくないところです。

その筆跡からサンはドギムが書庫にいる宮女だと気づきます。サンはドギムが気になるみたいですし。

正体を偽って会いに行くほどですからね。

 

夜。東宮殿に黒衣の男が現れ矢文を撃って逃げました。その矢文には「罪人の子は王にはなれない」と書いていました。

罪人とはサンの父・思悼世子です。思悼世子は英祖の命令で死亡していました。

いまだに言ってる奴がいるんだね。

思悼世子の死については諸説ありますが。記録に残る思悼世子は殺人を行うDV夫で、世子にはふさわしくないほど素行の悪い人だったようです。

そのため英祖は世子を廃そうとしたのですが。いろいろあって殺すことになってしまいました。英祖はサンを罪人の子にしないために、公式には処刑の記録が残らない方法で思悼世子を殺害したのです。

でも世孫の即位を阻止したい人たちは王の命令で殺されたというだけで思悼世子を罪人扱いしてその子の即位を邪魔しようとするんですね。

 

第4話

 

宮中に虎が侵入。ドギムの機転で宮女たちを逃がそうとします。でも虎がやって来て犠牲者も出ました。

何で宮中に虎が出るんだろうね

王宮の警備が気になるところです。というか街中に虎はいませんよね。いや、王宮の裏は山だから獣が出てもおかしくない?

 

翌朝。ドギムは兼司書に会おうと舞っていると、本物の兼司書ホン・ドンノがやって来ました。世孫が勝手に兵を動かして虎を退治したことで王から罰せられると聞かされました。

何で虎を退治したのに罰せられるんだろう。

シビリアンコントロール(文民統制)に違反したからです。

王の命令がないのに勝手に軍を動かしたら謀反を疑われても仕方ありません。

朝廷の者たちが虎の被害を無視して放置するからサンが動いたのですけど。重臣たちは虎の被害よりも勝手に兵を動かしたことを問題にして騒ぎます。

これはドラマのお話ですが、似たような出来事は現実にもあります。

王朝時代にはよくあることです。

現代でも文民統制(シビリアンコントロール)の形だけにこだわり、役人や政治家は現実を無視して自分の頭の中だけで考えるから現実の問題に対応できません。

だから阪神淡路大震災のときに自衛隊が動けず被害が大きくなった。という問題が現実に起こります。決して昔やドラマの中だけの出来事ではないんですね。

でもまあこの場合のサンは英祖に相談する時間はあったはずですけどね。

 

第5話 

 

ドギムは英祖に会う機会を得ました。機嫌をよくした英祖にドギムは世孫を許して欲しいとお願いします。それを聞いて激怒した英祖はドギムに死を命じました。

何この、癇癪持ちな王は。

イ・ドクファだけにどう見ても「花たちの戦い・宮廷残酷史」の仁祖ですよね。

確かに英祖は厳しくて怒りっぽい人物だったようですが。イメージと違う。老年の英祖は「イ・サン」のイ・スンジェのイメージが強いせいかな。

とはいえ仁祖と違うのは、ドギムが話をすると許すこと。生意気な宮女を脅しただけで死を命じたりはしないということです。

 

その後、ドギムはあの「兼司書」が世孫だと知ってショックを受けます。騙されたと思ったドギムはその後、サンと会おうとしません。

宮女がそんな態度でいいの?

ドギムの考え方や態度が現代的すぎて違和感ありますね。

まあ、騙されていたのに腹が立つ気持ちはわかりますけれど。

可愛さ余って憎さ百倍。好感度が高かっただけに裏切られた時の反動が大きいというやつですね。

正体を偽っていた王子の身分がばれて、ヒロインが戸惑うのはよくあるシチュエーション。でもドギムは自分を騙したサンに会うのが嫌な様子。他のドラマほど甘々なかんじにはなりませんね。

さて。ドギムたちの見習いの期間が終わり。正式な宮女になって配属される日が近づいてきました。

ドギムの配属先は東宮殿と決まります。よりによって嫌な世孫のいる所です。

このままギクシャクした関係が続くのでしょうか?

 

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