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赤い袖先(テレビ版)第16・17・18・19・20話のあらすじとネタバレ感想

赤い袖先 0 あらすじ

韓国ドラマ「赤い袖先」テレビ版の第16・17・18・19・20話のあらすじとネタバレ感想の紹 

テレビ放送版の内容です。ネット配信やDVD版とは構成が違います。

英祖から疑われたイ・サンは東宮殿を出て別の宮殿に移りました。

ソン・ドギムは広寒宮の連判状を探し出すため堤調尚宮の寝所に潜入。そこで隠し扉を見つけ、その先で換金されている思悼世子の乳母、パク尚宮を助け出しました。

一方、王宮では宴会が開かれたのですが。そこで出された料理を見て英祖の顔色が一変します。

 

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番組情報

原題直訳: 袖先 赤い鑲辺
英語名:The Red Sleeve
2021年、韓国MBC
オリジナル、DVD版 全17話
TV版 全27話

 

主要人物

イ・サン(李祘)/世孫・正祖
 演:ジュノ(2PM)
 子役:イ・ジュウォン

ソン・ドギム(成徳任)/宜嬪 成氏
 演:イ・セヨン
 子役:イ・ソラ

ホン・ドンノ(洪徳老)
(諱:グギョン(国栄))
 演:カン・フン
 子役:チェ・ジョンフ

英祖 イ・グム
 演:イ・ドクファ

 

第16話

 

王宮で光られた宴会で英祖の前に出された料理はケジャン(蟹)と柿でした。それはかつて英祖が世弟時代に前王・顕宗を暗殺するために使ったとされる料理でした。それ以来、英祖はその料理が嫌いで食べたことがありません。英祖は激怒。恵嬪の仕業だと疑うと、真っ赤に焼けた火箸を投げつけようとしました。するとサンが焼けた火箸を素手で受け止めました。

英祖は誰の仕業かと問い詰めますが、サンは母をかばうと犯人探しはせずに宴会の主催者である自分の責任だと答えます。英祖はサンに東宮殿から一歩も出るなと命じるのでした。

ホン・ドンノはサンが廃されると思い、仲間を連れて東宮殿におしかけると王を廃してサンが即位するように進言します。しかしサンは拒否します。

一方、ドギムはパク尚宮はパク尚宮から重大な秘密を聞きました。英祖は思悼世子の命と引き換えにサンを必ず即位させると約束しそれを文書にしたというのです。その「金縢之詞(クムドゥンジサ)」があればサンを救えるというのですが。

ドギムは恵嬪のもとにかけつけ金縢之詞のことを話します。兄も加わり手がかりをもとに金縢之詞の在り処を考えるのですが。

 

感想

前からだけど英祖に仁祖のイメージがだぶる。イ・ドクファがダメな朝鮮王を演じると同じに見えるよ。

サンが焦れったい。母をかばうのは分かるけど、なぜ真相究明をしようとしないのでしょう?親とか祖父への愛情を振りかざすだけで「孝」を守って自分が犠牲になればいいと思ってる。カッコつけて悲劇の主人公に酔いしれているだけのように感じます。

それにしても娘の身体に暗号を入れ墨するなんて酷い。たまにこういう仕掛けを中韓ドラマで見ますね。この世界では子供は親の道具だから許されるのかな?この世界では幼子はいつ死ぬかわからないんだしあんまりいい隠し方とは思えませんけどね。

 

第17話

 

ドギムは金縢之詞の在り処を探していました。兄の言葉をヒントに日、月、五、峯。この4文字からある場所を思いつきます。そのことをサンに知らせようと王宮に向かいますが、サンに伝えることはできず。サンは王のもとに行ってしまいます。

そこでドギムは王妃のもとに向かいました。王妃にサンを守って欲しいと懇願するのですが、王妃はなぜ助けなければいけないのかと、なかなか動こうとしませんが。でもドギムの説得を受けてサンに恩を売っておくのも悪くないなと考え、王のもとに向かいます。

英祖は臣下たちの前でサンを叱ります。ところが英祖は混乱して眼の前にいるのが思悼世子だと思いこんでしまいます。父と間違われていると気づいたサンは泣きながら自分は孫のサンだと訴えました。英祖は自分が息子と孫の区別がつかなくなっていたと気付き愕然としました。

そこに王妃とドギムがやってきて金縢之詞のことを話します。提調尚宮はドギムは嘘を言っていると連行しようとしますが。雷の音で英祖は文書の隠し場所を思い出しました。文書を読んだ英祖は息子との約束を思い出し。サンに王位を譲ると宣言します。

 

感想

英祖の痴呆が進んでしまってついに息子と孫の区別がつかなくなってしまいました。病状が本当に進んだらこういうこともあるかもしれないけど。でも英祖自身が金縢之詞の場所を思い出してよかったです。英祖は本心ではサンに王になって欲しいと思ってるはずなので、正気にさえ戻れば問題ありません。それにしてもまわりの者は振り回されて大変です。

 

第18話

 

英祖が譲位を宣言。サンが王になることが決まりました。英祖は和緩翁主を呼び出して玉璽をサンに渡させます。屈辱的な役目を押し付けられて涙する和緩翁主。

まだ即位はしてませんが、玉璽が東宮殿に移され実質的にサンが王の役目を務めることになりました。

堤調尚宮の罪が明らかになり王命によって投獄されました。最後に英祖は堤調尚宮を呼び出すと過去の思いを話すと宮殿を出るように言います。しかし堤調尚宮は今更情けをかけられても納得しないと、王の面前で自害します。

その後、英祖は寝込んでサンの看病をうけました。最後に祖父を許せと言ってこの世を去ります。

ドギムは仲間の宮女たちと宮女の幸せについて話していました。ドギムは自分の幸せは、喜びも悲しみも仲間と分かち合うことだと答えますが。王が変わったのだからそれは無理、私達も変わるのだと言われます。

そして3年の年月が経ちました。

感想

堤調尚宮の最期はあっけなかったですね。結局、堤調尚宮は英祖への恨みだけで動いているみたい。英祖が王でなくなったらあとはどうでもいいのでしょうね。暎嬪もそうですが、王に人生を左右される宮女の辛さを表現するのが役目のようなキャラに思えます。それがドギムが側室を拒む理由の一つになっているのでしょう。

でもまだウォレがいるしまだ何か展開がありそうです。

 

第19話

 

サンはついに王になりました。サンは今まで秘めていて思いを打ち明けドギムに側室になって欲しいと言います。でもドギムは答えませんでした。

夜。サンを暗殺するため刺客がやってきました。かつて行宮でサンを襲ったのと同じ連中のようです。しかし武官たちの活躍により刺客の襲撃を防ぐことができ、暗殺に失敗した刺客たちは逃走します。

さっそく刺客の捜索が始まりました。宮女たちが次々に逮捕されます。そしてドギムの先輩カン・ウォレも捕えられ投獄されました。ドギムは獄中のウォレに会いに行きました。そんなドギムにウォレはドギムは誰からも好かれるが王宮では得にはならないと言います。

親しかったウォレが捕らわれドギムが落ち込んでいると、サンは勝負して勝ったら望みを叶えてやると言います。サンはわざと勝負に負け、ドギムの願いを叶えました。ドギムの願いは先王の死によって王宮を出されたキム・ボギョンの復帰でした。

 

感想

ウォレが残っていたのでまた何かするとは思ったけど。あっさり失敗。簡単に捕まってしまいました。それにしても刺客をどうやって見つけたんだろ。ウォレが犯人だとわかった理由は何?なんだか雑な展開。

あとボギョンが戻ってきましたけどよかったのかな?ボギョンは働き場所もあったし無理に戻ってこなくてよかったのでは?後宮は女の墓場じゃなかったの?まあ仲間もいるしボギョンのいた職場は悪くなかったのでしょう。

 

第20話

 

大妃キム氏はサンに早く世継ぎを作るため側室を迎えるように勧めます。断ろうとするサンですが大妃キム氏は後宮を仕切るのは自分の役目と譲りません。サンも仕方なく大妃に任せ、側室選びのための揀択令が出されました。

サンの母・恵嬪ホン氏はすでに側室候補を決めていました。都承旨ホン・ドンノの妹でした。揀択は形だけという恵嬪ホン氏に対して、サンは怒って断ります。でも恵嬪はドギムに側室になるように言ったものの断られたと言うのでした。

その後、ドンノの妹は側室に選ばれ元嬪ホン氏となりました。サンは後宮に来た元嬪ホン氏のもとで夜を過ごすことになるのですが出て言ってしまいます。

そのころドギムは王宮で留守番をしていました。いつの間にか眠っていると目の前にサンが現れます。側室にならないドギムに不満をいうサン。ドギムに断られ、腹がたったサンは無理にでも側室にしようかと考えるのですが。そのとき、元嬪が危篤だという知らせが来ました。サンが元嬪のもとに行くと彼女は既に亡くなっていました。妹が死んで嘆き悲しむドンノは、元嬪は殺されたと言い始めます。

感想

サンは相手の気持ちは関係なく無理に自分の意志を押し通そうとするし。ドギムも意固地になって拒んでる様子。

史実のソン氏もイ・サンの求愛を何度か断っているのですけど。ドラマでどう描くかが難しいですよね。このドラマのドギムは考え方が現代人すぎてちょっと違和感あります。

あとドラマ的にもサンの態度的にも元嬪のあつかいが酷い。このドラマのサンは自己中で王としての自覚が足りませんね。いや王だから自己中ですまされるのか。これじゃああの乱暴な思悼世子の息子だと言われても仕方ないよ。

あと、正祖の王妃が全く出てこないんだけどどうなってるの?王妃なしに動いている内命婦っておかしいでしょ。

 

・第21・22・23・24あらすじ

 

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