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大宋宮詞 ドラマ第45・46・47・48話あらすじとネタバレ

大宋宮詞 0 あらすじ

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうぐうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第45・46・47・48話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

真宗 趙恒は王欽若を宰相に任命。王欽若は皇后の劉娥が自分を好意的に思っていないことを知っており、彼女の背後には郭家や蘇義簡がいることも知っていました。そこで丁謂と一緒に蘇義簡を罠にかけ用途企みます。

一方、病で倒れた真宗 趙恒は目を覚ますと寇準はどこだと問いかけます。周りの臣下たちは自分で左遷したのにそんなことを言う趙恒に驚いてしまいました。

遼は皇太子 趙禎の即位を知り第6皇子・耶律宗願を派遣。耶律宗願は式典で見た寿康公主に一目惚れして婚姻を求めます。劉娥が止めようとしたにもかかわらず、趙恒は彼らの結婚を認めてしまうのでした。

 

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番組情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

潘玉姝(はん・ぎょくしゅ)
演:銭東旎

 

第45話

 

寿康公主は遼に嫁ぐため遼の使者ともに宋を立ち去ろうとしています。そこに皇太子の趙禎が急いでやってきて別れの挨拶をしました。

皇后 劉娥は真宗 趙恒に寇准を都に呼び戻すように言いましたが、趙恒は答えません。すると侍女が慌ててやってきて趙禎が倒れたと報告します。趙禎は姉を見送った日に雨に降られて風邪をひいてしまい、寝込んでしまったのです。

真宗は霊廟に籠もり今まで亡くなった皇子たちを思いながら趙禎の無事を祈りました。看病もかいもあってやがて趙禎の熱が下がり、劉娥たちは一安心するのでした。

玉清昭応宮が数年で完成。真宗は喜んで造営担当の丁謂を参知政事に昇進させ。自分の皇陵を造営も命じました。

王欽若は真宗にお堂の建設を提案。その件について真宗は劉娥と話をすると、劉娥は民の負担を心配して反対しました。でも真宗は王欽若に丁謂と一緒に建設を進めるよう命令を出すのでした。

 

感想と解説

史実では真宗の娘は遼(契丹)には嫁いでませんね。

真宗が道士を優遇。王欽若と丁謂に命じて道観(道教の寺院)をたくさん作っていたのは事実です。

 

第46話

 

真宗 趙恒は皇太子 趙禎の回復を祈願するためもあり泰山での封禅を決定。手配を行うように指示しました。朝議のあと真宗は趙禎に会いに行くと自ら弓矢を教えました。皇后 劉娥はその様子をみて和やかな気持ちになります。

夜。劉娥は宸妃 李婉児が重い病に陥ったことを知り、自責の念を抱きました。

真宗は自らの余命が少ないことを悟り泰山行きの前に玉宸宮を訪ねました。真宗は長年会っていなかった宸妃に会って苦労をかけたことをわびました。宸妃は皇后 劉娥が趙禎の面倒をよく見てくれていることを知り、国のためにはそれで良かったのだと理解を示しました。真宗はますます自責の念をいだき彼女に補償することを約束。遺言状を彼女に渡しました。

趙恒の頭痛はますますひどくなり劉娥は中止するよう説得します。でも封禅の計画は決行されました。間もなく趙恒は劉娥と息子たちと別れ、臣下たちを引き連れて泰山に向けて旅立ちました。

 

感想と解説

子供を奪って冷宮送りにしておいて自責の念と言われてもね。どうせエゴでしてるんだからわざとらしく善人ぶるのは止めてほしいですね。

宸妃李氏は趙禎を生んだあとも後宮にいて公主を出産。しかし娘は幼くして死亡しています。このときの位は「従一品婉儀」で宸妃になったのは真宗の死後です。

 

第47話

 

皇太子 趙禎が本を読んでいます。すると郭清悟の凧が木に引っかかったで取るのを手伝ってほしいとお願いしに来ました。趙禎はうんざりして部下にやらせます。

真宗 趙恒たちの一行は封禅の儀式を行うため泰山にやってきました。そこに僻地の寇準から上奏文が届きました。真宗 趙恒はそれを読むと激怒。寇準を都へ呼び戻すように勅令を出します。

郭清悟の凧がこんどは冷宮に飛んでしまいました。趙禎と郭清悟が取りに行くと、宸妃 李婉児が出てきました。宸妃は趙禎と郭清悟を招待すると話をしました。そして趙禎に皇帝と皇后を大切にするように伝えると自分と会ったことは他には漏らさないように言うのでした。

儀式の前、真宗 趙恒は蘇義簡と話して自分の死後は皇后劉娥に垂簾聴政をするように伝えました。やがて泰山で封禅の儀式が始まりました。真宗は昊天上帝に祈りを捧げ民を救済しこの世に平和をもたらすように祈りました。真宗は儀式を終えると力尽き、その場で息絶えてしまいました。

そして都で祈っていた劉娥の数珠も壊れてしまいます。

 

感想と解説

封禅の儀式は天の神・地の神に国の安泰を祈る儀式です。始皇帝や漢の武帝、隋の文帝、唐の玄宗皇帝、武則天など。歴代でもとくに強い皇帝しか行なってません。遼と戦争して歳弊を支払ってる宋の真宗ができるようなものではありません。相当無理してますよね。

史実では封禅には劉皇后も同行しています。

昊天上帝:道教の最高神。天帝、上帝ともいいます。

 

第48話

 

真宗 趙恒は儀式のため一人で泰山の頂きに向かいました。ところがなかなか降りてきません。心配した蘇義簡たちは山頂に向かいました。すると趙恒はすでに息絶えていました。

王欽若、丁謂、蘇義簡たちは突然の皇帝の崩御にショックを受けます。そして誰が都の皇后に崩御を知らせるか話し合いますが意見が分かれます。蘇義簡は自分が向かおうとしますが、王欽若と丁謂に阻止され、曹利用が向かうこととなりました。

都で真宗 趙恒の身を案じていた皇后 劉娥のもとに趙恒の訃報が知らされました。悲しみにうちひしがれる劉娥でしたが。いつまでも悲しんではいられません。

国の混乱を避けるため、皇后 劉娥は郭崇信を呼び出すと即座に都の内外に戒厳令を敷き王侯貴族の邸宅に禁軍を派遣。冀王 趙元份を呼びだして彼を宮殿に留めました。曹鑑はこれはただごとではないと思い、実家に戻っていた冀王妃 曹思を冀王に会いに行かせました。

冀王妃は冀王 趙元份に会って父の伝言を伝え皇帝の座に就くように唆すのですが。

 

感想と解説

真宗が封禅を行なったのが1008年。真宗の崩御が1022年。実際には封禅を行なった後14年もたって亡くなっています。いくらなんでも病気で長旅をして登山は無理です。

 

 

大宋宮詞(だいそうきゅうし)あらすじ全話一覧

 

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