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大宋宮詞(だいそうぐうし)第53・54・55・56話あらすじとネタバレ

大宋宮詞 0 あらすじ

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうぐうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第53・54・55・56話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

邢中和は真宗の皇陵の候補地を調べるため洛陽に行って風水を調査してきました。王欽若は邢中和に会って調査結果を聞きました。刑中和は皇陵の位置を100歩上にずらせば子孫繁栄になるけれども、その場所は岩が多く地下水が湧き出る可能性があると言います。

王欽若と丁謂は地下水の件は隠して提案。劉娥はそれを信じて許可しました。

工事が始まると邢中和の想像通り地下水が噴き出します。

さらに皇陵の工事も捗らず問題は大きくなりました。

ついに丁謂は責任を取らせれて左遷になってしまいます。

 

 

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番組情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

第53話

 

王欽若は娘の王玉茹が心配になって丁府に行きましたが丁謂に会うことを断られました。王欽若は娘を丁謂から離れさせたいと思いました。でも王玉茹は丁謂と離れるのを嫌がりました。怒った王欽若は帰ってしまいます。

左遷になった丁謂のため。息子の丁献容は妻の陵陽大長公主から皇太后 劉娥へ仲裁をして欲しいと頼みました。でも陵陽長公主は悪いのは丁謂の方だとわかっているので仲裁を断りました。すると怒った丁献容は陵陽長公主を突き飛ばしてしまいます。その結果、陵陽長公主は流産。さらには子の産めない体になってしまいました。

劉娥は寇準の具合を心配して寇府にやってきました。ちょうど寇准が紅葉を煮ているところに来たため一緒に座って話しました。寇準は劉娥の有能さを認めましたが、彼女が武則天のようになることを心配していました。しかし率直に話し合った結果、寇準は劉娥への疑念を解消。もし劉娥が男なら名宰相になっただろうと思うのでした。

そして趙恒出棺の日。寇準は病のために見送りに行くことができず。亡くなってしまいます。

一方、劉娥は臣下から垂簾聴政をするように求められるのですが、躊躇っていました。

 

感想と解説

妊婦を突き飛ばして流産のパターン多いですね。丁謂の息子が公主と結婚した事実はないので作り話なんですけど。それにしても安易な演出が多い気がします。

劉太后と寇準は現実には敵のままでお互いに嫌ってたのですが。ドラマのようにお互いを認めあって和解したのでしょうか。

 

第54話

 

仁宗 趙禎(ちょう てい)が正式に即位。その横には皇太后 劉娥が座りました。

皇太后 劉娥の垂簾聴政(すいれんちょうせい)することに躊躇いはあったものの引き受けて、正式に垂簾聴政が始まりました。

3年後。趙禎、曹汝、郭清悟はそれぞれ成長しました。

趙禎と曹汝は恋仲になり曹汝は「越人歌」を歌い趙禎は大喜びしました。一方、郭清悟は劉娥が選んだ皇后候補でしたが、趙禎は彼女を妹のように扱っていました。劉娥は今になって初めて趙禎たちの関係を勘違いしていたことを知るのでした。趙禎は夜も眠れず、曹汝のために肖像画と題字を描き翌日には内侍が贈り物を届けた。そんな趙禎を劉娥は心配します。

劉娥は寇準が残した「無才の排除と賢才の登用」の方針に従い、蘇義簡に怠慢な官僚を調査、郭崇信と蘇義簡に武課の科挙を復活、才能ある人材を広く集めて登用するように命じました。

趙禎は玉座に座っている間、朝廷で議論されていることに黙って承認していましたが。心の中では曹汝のことばかり考えていました。

朝議が終わると趙禎は急いで戻り曹汝からの返事があるか確認して大喜びしました。蹴鞠の練習場に行って練習しようとしましたが。そこに郭清悟がやってくると趙禎はイライラしてしまいます。どうも趙禎は清悟を好きになれませんでした。

一方、皇太后 劉娥は郭家との結びつきを強め軍権を強化するため、趙禎と郭清悟を結婚させようと考えていました。

 

感想と解説

親の決めた許嫁が気に入らずに冷たくする。他に好きな娘がいてべったり。というのはよくあるパターン。実際の趙禎も劉太后が決めた郭清悟が嫌いだったそうです。このころの趙禎が好きだったのは曹氏ではなかったんですけどね。

 

第55話

 

皇太后 劉娥は仁宗 趙禎の皇后に郭清悟を決定。でも郭清悟は趙禎と曹汝の関係を持ち出して不満を言います。でも劉娥は郭清悟を気に入っていて、郭家を味方にしたいこともあり婚儀の準備を初めます。それを聞いた趙禎は劉娥に反発。劉娥と趙禎の争いが絶えなくなります。

一方、曹鑑は皇帝は結婚できる歳になったとはいえ未だに権力はを持っているのは皇太后なのだと教えると。宮廷の争いに巻き込まれないように孫娘の曹汝に趙禎から離れるように言い聞かせます。

しかし趙禎は曹汝が疎遠になった理由は皇太后の命令だと誤解。ますます趙禎は劉娥に反発するようになります。

一方、王欽若と曹鑑は、皇太后が作らせた名簿のことに触れて自分たちの立場が危ないと恐れました。そこで皇太后の垂簾聴政を終わらせようと計画。左遷された丁謂にも手紙を送って味方にしようとします。

婚儀の準備が進む中。趙禎は雨にうたれて病気になったほうがいいとヤケを起こします。劉娥は自分のやっていることを説明しますが、趙禎は皇太后がただ権力を持ちたいだけなのだと反発するのでした。

 

感想と解説

趙禎と劉娥の関係がますます悪化。劉娥の言ってることは正しいのでしょうけど。恋愛真っ最中の若い皇子に大人の理屈を言っても通じませんよね。難しいところです。

 

 

第56話

 

仁宗 趙禎は自分に似ている宦官を身代わりにして曹汝と一緒に都を出てしまいます。郭清悟は趙禎が行方不明になったことを知り涙を流します。劉娥は重い病にかかり医師から余命わずかな不治の病と診断されました。

趙鎮は身分を隠して曹汝とともに蘇洵の家がある平江に向かいました。

劉娥は病気を隠すために宮廷に行くたびに手の込んだ化粧をして着飾り、皇太后としての威厳を保ち、体の痛みを隠すのに必死でした。蘇義簡は都中を探しても皇帝は見つからず、都を出たのだろうと報告しました。劉娥は自分のしつけが厳しすぎたのかと罪悪感を感じます。

やがて大臣たちが宮殿に行っても趙鎮の姿は見えず、重臣たちは皇帝はどこにいるのかと騒ぎ出しました。

趙鎮は蘇明允の家に泊まっていました。趙鎮は地元の役人の横暴さを聞き、自分が報告で聞いていたのとは違うのを知り驚きます。そしてお忍びで民の声を聞くことにしました。

すると茶屋で語り部が「先帝の皇后は妃の生んだ皇子を山猫に取りかえて自分の子供にした。今の皇帝は敵を母だと思っている」と話をしていました。その話に趙鎮はショックをうけ、そういえば幼いころ宮中で宸妃を見た記憶を思い出すのでした。

 

感想と解説

若い皇帝が愛する娘とともに家出。どこかで見た記憶もありますが。定番のパターンですね。

ここでも「山猫取替太子」の物語が出てきました。これは明朝時代に作られた物語。中国では有名な話なのでこのドラマでも様々な場面で出てきますね。

・山猫に取り替えられた皇子(宋仁宗)「狸猫換太子」

 

 

大宋宮詞(だいそうきゅうし)あらすじ全話一覧

 

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