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王女ピョンガン: ヘ・モヨン のネタバレ、モデルはいるの?

王女ピョンガン 2 ドラマ人物

ヘ・モヨンは韓国ドラマ「王女ピョンガン・月が浮かぶ川」の登場人物。

高句麗の消奴(ソノ)部族長ヘ・ジウォルの養女。薬剤店を経営していて商売が上手で薬の調合もできます。

ドラマの中でもいったい誰の味方なのかよくわからない謎めいた女性として描かれます。

モヨンの正体は新羅のスパイ。

残念ながらヘ・モヨンは架空のキャラクターなので実在しません。モデルもいません。

でもモヨンが所属する消奴部という部族は実在しました。

ドラマのヘ・モヨンの紹介と、ヘ・モヨンが所属する消奴部について紹介します。

 

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へ・モヨンのネタバレ

ヘ・モヨンを演じるのは チェ・ユファ さん。
日本語版の吹き替えは 甲斐田裕子 さん。

高句麗 消奴部族長のヘ・ジウォルの養女。
数字に強くお金の計算が得意。養父ヘ・ジウォルはウンベクを信頼していて、養父に代わって消奴部を仕切るようになります。
長白(チャンベク)薬草店の店主。薬の調合のプロ。

実は新羅出身。

という設定。

最初はコ・ウォンピョの味方コ・ウォンピョの指示で王室のすべての薬剤はモヨンが経営するチャンベク薬草店から納品されています。

またウォンピョは王が倒れれば自分が権力を握ろうと考えています。そのウォンピョの指示で王に飲ませる精神撹乱剤を調合しています。

最初はウォンピョに味方しています。ところがストーリーが進むとコ・ゴン、ジュンソ、ピョンガンたち様々な勢力から協力を申し込まれたり、協力したりします。

薬剤の知識があるだけでなく、商売をしているので資金力があり、広い人脈をもっているので情報を集めることができます。そのため様々な勢力から重宝がられています。

密かに新羅と密貿易をして。人身売買も行っています。劇中でもピョンガンたちに新羅に人を売ってたことがバレて追求されますが。ウォンピョに賄賂を渡していたので大した罰は受けませんでした。

ウォンピョの味方なのかと思えば、別の人間とも手を組む。

モヨンは誰の味方なのかわからないとらえどころのない人物のように思えます。モヨンは新羅のスパイ。新羅王はモヨンにとって命の恩人。その恩に報いるために新羅のスパイになったのでした。

高句麗国内の情報を新羅に伝え、高句麗国内を混乱させるのが役目。だから高句麗のために何かをしようというつもりはありません。

史実でも高句麗・百済・新羅は熾烈な争いをしていました。戦いだけでなくスパイを送り込んで情報を得たり自分の国に有利なように工作活動していました。

高句麗国内に新羅のスパイがいても不思議ではありません。というか、いないほうがおかしいです。

ところが、コ・ゴンはモヨンを好きになってきます。モヨンもコンには特別な感情をもっています。やがて二人は愛し合うように。コンの頼みで新羅に嘘の密書を送ります。

でも嘘の密書を送ったことが新羅王にバレて新羅に拉致されてしまいます。

新羅の真興王はモヨンにピョンガン王女の暗殺を命令しました。無能な平原王を助けているのはピョンガンだと思ったからです。高句麗に戻ってきたモヨンはピョンガンを暗殺しようとします。

コンにはピョンガン暗殺の司令が出ていることは話しませんでした。コンはまだピョンガンのことを想っていたので、モヨンもピョンガンを暗殺するとは言いづらいようです。

モヨンはジュンソに毒を飲ませて平原王を暗殺させようとしますが。ウォン太子たちに阻止され最期はピョンガンに斬られてジュンソは死亡。

モヨンがスパイだと知ったウォンピョはモヨンを利用して平原王を暗殺しようとしますが。ピョンガンに斬られて絶命(王女なのにけっこう人殺してますね)。

父を殺されたコンはピョンガンたちに復習するために反乱を起こしますが鎮圧されます。モヨンは追い詰められたコンを救うため鍼で眠らせて新羅に連れ去りました。

モヨンは新羅に戻ったあともチン王妃と内通して高句麗の情報を入手していました。そこでピョンガンの命が危ないと知ります。

ピョンガンは新羅の都・ソラボルに送られる事になりました。

コンは高句麗と戦うためと言って真興王から3万の兵をかりて出陣。ピョンガンを助け出すことに成功します。そしてピョンガンとともに新羅軍と戦い命を落としてしまいます。

モヨンは息をひきとる前のコンに会うことができたのですが・・・

 

というのがドラマのおおまかなモヨンの内容。

ヘ・モヨンが所属する消奴(ソノ)部とは

ヘ・モヨンの養父ヘ・ジウォルが部族長を務める消奴部族は、高句麗を支配する五つの部族(高句麗五部)のひとつ。

ヘ・ジウォルやヘ・モヨンは架空のキャラクターですが。消奴部族は実在した一族です。

消奴部の祖先はかつて沸流国の王でした。扶余からやってきた東明聖王(朱蒙)に征服され、東明聖王の配下になってしまいます。

東明聖王の子孫が高句麗の王族や桂樓部族の人たち。

高句麗建国後は消奴部の部族長一家は貴族のあつかいになっています。土着の勢力の代表ですけれど、平原王の時代にはすっかり力を失っています。歴史上、反乱を起こして鎮圧されたり。高句麗国外に逃げたりしたことはあります。

ドラマでも桂樓部のコ・ウォンピョのいいなりになっていてかつての王族の面影はありません。

消奴部は歴史上は新羅と関わっていたという記録はありません。でも高句麗末期の消奴部はボロボロな状態の部族。新羅と関わっているという設定にしてもおかしくはありませんね。

 

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