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鶴唳華亭 第55・56・57・58話のあらすじとネタバレ感想

鶴唳華亭 0 あらすじ

中国ドラマ「鶴唳華亭(かくれいかてい)」第55~58話のあらすじとネタバレ感想の紹介記事です。

 

皇帝は顧思林を宮殿に招き二人で語り合いました。顧思林は跪き顧皇后に免じて蕭定権を許すよう皇帝に懇願しました。皇帝も蕭定権を庇いたかったのですが動かぬ証拠がでてきてしまったためどうにもできないと言います。

なので彼を一時的に幽閉して李重夔に調査させることにしたというのです。

蕭定棠は皇帝に呼び出され、張陸正が蕭定権を裏切るように仕向けたのはお前かと問い詰められると蕭定棠は認めます。怒った皇帝は蕭定棠を叩きました。

蕭定権は軟禁され、抗議の意志を込めて食事を断つのでした。

 

 

注:
この記事はオリジナルの中国版(CS・DVDも同じ)をもとに構成。BS放送版は再編集され話数が60話から57話になっています。ずれている部分があるのでご了承ください。

 

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番組情報

原題:鶴唳華亭
英語:Royal Nirvana
2019年、中国
全60話
BS放送版は57話に再編集されています。

原作小説:鶴唳華亭
原作者:雪滿梁園

 

時代背景

架空人物のドラマ。
舞台になる国は南斉(なんせい)。皇帝一族が蕭氏なので5世紀の南北朝時代に存在した国のように思えますが。衣装や組織制度は北宋をモデルにしています。

 

主要人物

蕭定権(しょう ていけん)/皇太子
 演:羅晋(ルオ・ジン)

陸文昔(りく ぶんせき)/顧内人
 演:李一桐(リー・イートン)

蕭睿鑑(しょう えいかん)/皇帝
 演:黄志忠(ホァン・チーチョン)

蕭定棠(しょう ていとう)/斉王
 演:金瀚(ジン・ハン)

顧逢恩(こ ほうおん)/ 嘉義伯
 演:劉徳凱

見出しのサブタイトルはCS放送時のもの

 

第55話 無意味な抵抗

BS版 第52話 命懸けの抵抗

幽閉中の皇太子 蕭定権はずっと食事を摂ろうとしませず、衰弱していました。みかねた趙王 蕭定楷は様子を見に行きたいと皇帝に進言。皇帝は皇太子を重陽節の日に尋問すると言われ、に密柑を届けるように命じます。しかし蕭定楷がどれだけ説得しても蕭定権は食べようとしません。

夜。ある人物がやってきました。それは陸文昔でした。蕭定権は陸文昔の差し出した密柑を食べると眠ってしまいます。

一方。李明安は顧逢恩を連れて帰るために軍営を訪問しました。ところが顧逢恩は楊盛によって飲食を絶たれていました。楊盛は顧逢恩を都に行かせないためにそのようにしていましたが。李明安は顧逢恩が回復したら都に連れて帰るつもりでした。

感想:
重陽節(9月9日)は蕭定権の誕生日なのですね。でも皇帝や多くの人が覚えていない。それを覚えているのは顧逢恩など限られた人たち。誕生日を祝ってもらえないとは悲しいですね。宮中での蕭定権の置かれた立場がわかります。

王朝時代の密柑(みつかん)は日本でいう密柑(みかん)とは違って甘い柑橘類のことを言います。今では中国でもその違いが曖昧になってるようです。ちなみに、日本のみかん(温州蜜柑)は江戸時代に日本で在来種を使って作られた品種です。宋朝時代の中国に温州蜜柑のような果物があったかどうかは不明。

 

 

第56話 選択の後押し

BS版 第53話 祝うべき日に

重陽節の日がやってきました。皇太子 蕭定権は皇帝 蕭睿鑑から尋問を受けました。皇帝は蕭定権になぜあの言葉を広めたのか、なぜ自分に逆らったのかと問い詰めました。

しかし蕭定権は今はなき愍皇太子を引き合いに出し、なぜ自分を生んだのか、なぜ自分に愛情を与えなかったのかと問います。親子が対立していると突然、顧思林が入ってきました。斉王 蕭定棠が止めようとしましたが顧思林は蕭定棠を突き飛ばします。

顧思林は皇太子の誕生日を祝うために来たと言います。それを聞いた皇帝は今日が蕭定権の誕生日だと知って言葉を失いますが、でも蕭定権を許そうとはしません。そこで落ち度があるあんら顧逢恩に罰を受けさせると言うと皇帝は認めます。

蕭定棠は自分を突き飛ばした顧思林に怒り出しますが、逆に皇帝に叱られ出ていくように言われます。

その後、皇帝の所に行った蕭定権は陸英の件を問い詰められ、密書のことについて聞かれます。蕭定権は皇太子の廃位を持ち出してまで再調査を願い出るのですが。そこに陸文昔がやってきて手紙を書いたのは自分だと白状するのでした。

 

感想:
陸文昔は密書の件について白状しましたが黒幕を張陸正にするあたりはしたたかです。しかしせっかく蕭定権は自分の想いを陸文昔に伝えることができたのに。また引き離されて陸文昔は投獄されてしまいました。陸文昔はどうするつもりなのでしょうか。

 

第57話 愛する者のため

BS版 第54話 不忠者の筆頭

陸文昔は刑部の牢に投獄されました。隣には宿敵の張陸正がいます。陸文昔は張陸正に皇帝の尋問があると言うと張陸正は青ざめました。

さらに蕭定権の密書は自分が書いたもので張陸正が黒幕だと皇帝に言ったこと。蕭定権の印は張紹筠からもらったこと、張紹筠に巾着を渡して関係を気づいていたことを伝え、張紹筠の命を守りたければ罪をかぶるように言います。

皇帝の尋問が始まり、張陸正は李氏の系譜を改ざんしたのは自分だと白状。陸英親子に罪を被せたことを認めました。そして斉王 蕭定棠の命令に従ったと皇帝に言います。

斉王 蕭定棠は張陸正の次女との結納書を処分しようとしましたが見つかりません。そこでそのへんにあった書物をまとめて燃やしました。すると李和綽が結納書を持ってやってきました。

さらにそこに皇帝がやってきて蕭定棠を尋問。 蕭定棠は歌を広めたのは自分だと認めます。

 

感想:
陸文昔の起点で張陸正をうまく追い込むことができました。これで張陸正も終わりですね。蕭定棠も皇帝の信頼を失いました。さてどんな罰が待っているのでしょうか。

 

第58話 忠と孝

BS版 第55話 父として皇帝として

軟禁中の蕭定権のもとに皇帝 蕭睿鑑がやってきました。二人は一緒に温かいお茶を飲みます。事件の真相を知った蕭睿鑑は蕭定権に謝り、父子として話したいと言います。

そして本来は蕭定権は皇太子でなかったし、蕭定棠も長男ではなかったと明かします。蕭定権が驚きましたが、皇帝はそれ以上は言わず。蕭定権が苦しんできたことを知って入るが、皇帝家に生まれたためこうするしかなかったと言います。蕭定権は父の愛情を感じるのでした。

そして皇帝は蕭定権に手枷をつけたまま、顧思林の所に行って説得しろと言うのでした。

その後、蕭定権は顧思林に会いに行きました。驚く顧思林でしたが。蕭定権の誕生のいきさつについて話し始めます。蕭定権は当時、朝廷で力を持っていた顧一族の思惑で生まれたのでした。それを聞いた蕭定権は驚きました。

一方、長州では敵が襲撃。李明安たちが守るのですが。

 

感想:
蕭定権の誕生には複雑ないきさつがあったようですね。今の皇帝が顧一族に不信感をもち、そのせいで生まれた蕭定権にも愛情をそそげないのはそれなりの理由があるということですね。でもようやく蕭定権と皇帝との溝も埋まりつつあるようですが。さてこれから蕭定権はどうするのでしょうか。

 

鶴唳華亭 第59・60話(最終回)のあらすじ

 

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