寒錦衣(かん・きんい)は中国時代劇「黄泉がえりの皇妃 〜鳳凰の涙〜」に登場する人物。
架空の人物です。
万皇城という所に住む、賊匪(盗賊)のリーダー。
戦いに強くて、頭もそれなりにいい。惚れた女のためには命をかけるという人物。
ヒロイン・姚莫婉と親しくなり。彼女を何度も助けます。
寒錦衣はどういう人物なのか紹介します。
ネタバレ要素があるのでご注意ください。
寒錦衣(かん・きんい)とは
名前:寒錦衣(かん・きんい)
家族:不明
性別:男
好きな人:姚莫婉
親友:夜君清
地位:万皇城主
寒錦衣は賊匪のリーダー。
武術の達人。文学も好き。
莫大な財をもつ大金持ち。世界中の女性から憧れられる人物。
盗賊なのに皇子の友人?
夜君清の友人。
普通、中国語で賊匪といえば盗賊団のことです。それなのに皇族と仲がよく、大楮国でうろついても捕まらないのは謎。
原作小説の設定では「天下の賊匪の頭」となってます。中国ってこういう無邪気な設定が今でも通用するところが素敵です。
でも。カッコいい漢字が並んでいるけどよく考えたら意味不明なところあります。義賊なのでしょうか?
たとえ義賊だったとして庶民から人気があっても、国からみればただの犯罪者のはず。物を盗んでいるのは代わりませんから役人に見つかったら無事ではすみません。天下一というくらいなら世界中で指名手配されていると思いますが、各国の当局から命を狙われないんでしょうか?
それとも大楮国には害がないと思われているのか。国と同盟しているのか?現実社会でも略奪集団を他国へのゲリラ活動、破壊工作や偵察のために雇っている国は存在しました。そういう類のものでしょうか。
あまり細かい設定はなく、設定や劇中の描かれ方を見る限り「アウトローでカッコいい人」くらいの漠然としたイメージ優先で作られたキャラのようです。
中国ドラマは考えたら負け。ノリで楽しむもののようですね。
姚莫婉が好き
寒錦衣は姚莫婉に興味がないと言っていましたが、姚莫婉に冷たくされる感じが好き。姚莫婉のためならいくら金を使っても平気。
姚莫婉と寒錦衣は相性がいいらしく、彼のそばにいると姚莫婉は安心感や心地よさを感じる様子。
寒錦衣は姚莫婉が誰かを好きなことは気づいていました。でもなかなかそれを認められません。その相手が親友とは。
姚莫婉のためなら命を惜しまないところがあり、姚莫婉から「私が帰るまで持ちこたえろ」と言われると大勢の兵と戦い重傷をおっても逃げようとはしませんでした。それでも彼は見返りを求めずただ姚莫婉のために戦います。
姚莫婉が失踪したときは万皇城を出て焰赤国に向かい姚莫婉を救いました。
姚莫婉の「恩返しなんてできない」という言葉を聞いても、微笑むだけでした。
そして寒錦衣は姚莫婉ではない女性を選び、姚莫婉の前の前で結婚しました。寒錦衣は特別その女性を愛しているわけではありませんが。姚莫婉に安心して好きな男と結婚してほしかったのです。(寒錦衣が選んだ女性の立場は?)
もちろん姚莫婉はある男が好きでその男のもとに行ってしまいます。
いい人
寒錦衣は中国韓国時代劇によく出てくる「ヒロインを助けるいいお兄さん」ポジションの人。
強くて頭も良くてたいていの場面でヒロインの相手役より頼りになって便利な男。
そしてどんなに苦労しても「いい人」で終わってしまうので報われないところも同じ。
黄泉がえりの皇妃 2020年、中国 演:晏紫東
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