中国ドラマ「恋心は玉の如き」の第36・37・38・39・40話あらすじとネタバレ感想です。
茂国公府ではすべての家政が王劉氏によって仕切られており、病床にふせっているニ娘は王府で酷い扱いを受けていました。ニ娘は自分はもうだめだと思って侍女の金蓮を羅府に戻します。
羅家の人たちは金蓮の言葉を聞いて王家の行いがあまりにも酷いので王家に訴えようとします。すると十一娘がこの問題を引き受け五娘と一緒に医者を連れて茂国公府に向かいました。
茂国公府では王劉氏が横暴な態度で十一娘たちの相手をします。それでも十一娘と五娘は弱った二娘に会いました。でも二娘は十一娘の助けを受け入れようとはしません。
番組情報
原題:錦心似玉
英題:The Sword and the Brocade
2021年、中国
全45話
主要人物
・徐令宜(じょ れいぎ)
演:鐘漢良(ウォレス・チョン)
・羅十一娘(ら じゅういちじょう)
演:譚松韻(タン・ソンユン)
・喬蓮房(きょう れんほう)
演:何泓姍(ハー・ホンシャン)
・林世顕(りん せいけん)/区彦行
演:唐暁天 (タン・シアオティエン)
第36話 憎まれ役を演じて
十一娘と五娘が王府を出ました。五娘は二娘を心配していました。でも十一娘には考えがありました。 十一娘は帰る途中、林世顕に会い話をしました。彼は十一娘が二娘の病気のことで悩んでいることを知り、アドバイスを出しました。十一娘はそれを聞いて徐令宜と相談したところ、徐令宜もその方法が良いと考え、十一娘に試してみるように言います。
十一娘は金蓮を呼んで薬を渡し、ある方法を使って二娘に薬を飲ませるように指示しました。二娘は薬を飲もうとはしませんでしたが。十一娘の策がうまくはまって薬を飲み体力が回復しました。
でも王劉氏がまた何かを企んでいるのではないかと考え二娘は王劉氏の前ではまだ病気を装っていました。王劉氏は二娘があと数日しか生きられないと考え人々に二娘を厳しく監視するように命じ、金蓮を売り飛ばそうとするのでした。
学問好きな徐嗣諭のために徐嗣諭を四川の謹習(きんしゅう)書院に入学させようと考えました。文家と区家は付き合いがあります。徐令宜は徐嗣諭が悪意のある者たちに利用されるのを心配しているのです。そこで遠くに送り出すことにしたのでした。文姨娘は徐嗣諭を遠くに行かせるのは嫌でしたが、徐令宜の決定なので従うしかありません。
第37話 狙われた献上品
羅十一娘は皇帝の誕生日・万寿節に献上する「百寿図」を制作していました。徐令宜は十一娘があまりにも忙しすぎると思ったので気づかいますが、十一娘は徐令宜の支えが一番の助けだと感じています。羅十一娘は刺繍を早く仕上げて仙綾閣が選ばれるようにしたいと思っていました。
万寿図が完成。でも羅十一娘は万寿節の準備を仕切るのが区励行だと知り、林世顕の助言もあって「百寿図」を自宅で保管することにしました。
徐嗣諭が四川に向かう日が近づいてきました。文姨娘は徐嗣諭に徐嗣諄と遊ぶように言います。徐嗣諭と徐嗣諄は隠れんぼをしていましたが、徐嗣諄は部屋へと誘導されてしまい、外に出られなくなりました。
徐嗣諄がいなくなったことに気がついた徐嗣諭は急いで十一娘に知らせに行きます。十一娘は慌てて「百寿図」を入れた引き出しに鍵をかけずに探しに行きました。徐令宜も帰ってきたので一緒に探します。
その後、十一娘と徐令宜が西跨院に戻ってくると、文姨娘が万寿図を燃やしているのを目撃してしまいます。
陶氏は文姨娘と徐嗣諭が共謀して徐嗣諄に危害を加えたと主張。文姨娘は徐嗣諭は関係ないといいます。
一方、百寿図を失った十一娘は代わりの天之四霊図を献上するのですが。
第38話 真の間者
文姨娘は農場に追放されました。兄嫁が文姨娘に会いに来ました。文家はある者から羅十一娘の百寿図を燃やさなければ役人に訴えると脅されたので燃やしたのでした。兄嫁は文家と区家の関係が徐家に知られてはならないと警告。そうでなければ嗣諭の将来が危ないというのです。
仙綾閣は百寿図の代わりに贈った天之四霊図が皇帝から絶賛され、仙綾閣に注文が殺到しました。
十一娘は協力してくれた林世顕が刺繍の問題で靖遠侯から罰せられるのではないかと心配。しばらく彼に会っていないので琥珀に調査を依頼しました。琥珀は区府に行き、林世顕の無事を確認して涙を流しました。林世顕は彼女の気持ちを理解しましたが、すでに心惹かれた人がいることを告げるのでした。
靖遠侯は海賊の首領・王久保の妻子を監禁しました。徐令宜は王久保を味方にしたいと考えていて、南京に行って王久保の妻子を探すことにしました。徐令宜は南京で、王久保の妻子を救出して王久保を招き入れつもりだと話します。でも王久保は徐令宜の言葉を信じません。徐令宜が海禁を解きたいと言うと王久保は・・・
海禁:鎖国の中国での呼び方。
第39話 絵師の正体
命日がやって来ました。頂怡真は林世顕が描いた絵を燃やして亡くなった我が子を供養しました。
裕王府の宴に招かれたので羅十一娘は徐大夫人、頂怡真、徐令宜とともに裕王府を訪問。徐大夫人は十一娘に言動に気をつけ徐家に災いとなることをしないように忠告します。さらに徐大夫人は仙綾閣に出入りして子を作る気がないように見える十一娘に不満を持っていました。
区家が裕王府によこしたのは区励行と林世顕でした。徐大夫人と頂怡真は林世顕が区家の者だと知って驚きました。彼女は我が子の供養のための竹の絵を描いたのが仇だったと知り衝撃を受けます。徐大夫人と頂怡真は十一娘にどういうことか問い詰めました。徐令宜も林世顕の正体は知っていたと話します。
頂怡真の悲しみを見て徐大夫人は十一娘に仙綾閣を去るように言います。十一娘は仙綾閣を辞めたくありませんし、徐令宜も十一娘をかばいました。でも、徐大夫人は認めようとしません。
丹陽と秦石榴も徐大夫人には逆らうなと言いますが、十一娘は自分のやりたいことをしたいと譲りません。五娘とニ娘も十一娘に会いにやって来ました。
徐大夫人は十一娘の能力は認めています。頂怡真も林世顕のことは不快ですが十一娘がよくやっていることは認めています。でも秦石榴は徐大夫人の十一娘への不満を煽り立てるのでした。
第40話 恩と愛のはざまで
琥珀は秦石榴から亡き姉・佟碧玉の死の原因が羅元娘にあると聞かされ、秦石榴の協力を得て姉の死の真相を調べることにしました。
秦石榴は陶氏をもてなして酒を飲ませ。口が軽くなった陶氏は佟碧玉のことを話しました。当時、元娘は妊娠中で徐令宜と夜を共にできませんでした。そこで彼女は琥珀を脅迫材料として使って佟碧玉を利用。酔った徐令宜の寝所に送り込んだというのです。佟碧玉は姨娘(妾)になったものの、徐令宜は一度も佟碧玉の部屋には来ず、彼女はの生活に耐えられず自ら命を絶ったというのです。
徐太夫人はなかなか子ができないので徐令宜に妾をもたせようとしていました。
琥珀は羅十一娘がますますつらい立場になり姉の後を追うのではないかと心配。琥珀は秦石榴と話をして間違った方向に誘導され、琥珀は十一娘を徐府から連れ出したほうがいいと考え始めます。
ところが徐令宜の帯がなくなり、冬青の部屋から発見され。それを知った徐大夫人が激怒します。十一娘は冬青を庇うのですが。徐大夫人は冬青をどうするのか十一娘に3つの選択肢を与えます。それは十一娘が仙綾閣を辞めるか、冬青を徐令宜の妾にするか、冬青を追い出すことでした。
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