中国ドラマ「恋心は玉の如き」の第41・42・43・44・45話あらすじとネタバレ感想です。
いよいよ最終回です。
琥珀は秦石榴から亡き姉・佟碧玉の死の原因が羅元娘にあると聞かされ、秦石榴の協力を得て姉の死の真相を調べることにしました。
徐太夫人はなかなか子ができないので徐令宜に妾をもたせようとしていました。
琥珀は秦石榴にそそのかされ、十一娘を徐府から連れ出したほうがいいと考え始めます。
ところが徐令宜の帯がなくなり、冬青の部屋から発見され。それを知った徐大夫人が激怒。十一娘は冬青を庇います。
すると徐大夫人は冬青をどうするのか十一娘に3つの選択肢を与えます。
それは十一娘が仙綾閣を辞めるか、冬青を徐令宜の妾にするか、冬青を追い出すというものでした。
番組情報
原題:錦心似玉
英題:The Sword and the Brocade
2021年、中国
全45話
主要人物
・徐令宜(じょ れいぎ)
演:鐘漢良(ウォレス・チョン)
・羅十一娘(ら じゅういちじょう)
演:譚松韻(タン・ソンユン)
・喬蓮房(きょう れんほう)
演:何泓姍(ハー・ホンシャン)
・林世顕(りん せいけん)/区彦行
演:唐暁天 (タン・シアオティエン)
第41話 残酷な嘘うそ
羅十一娘は事情を聞こうと冬青のもとを訪れました。ところが十一娘の思惑とは違い、冬青は徐令宜のことが好きなので、側室にしてほしいと懇願します。それを聞いた十一娘は思ってもいなかった言葉にショックを受け、悲しそうな顔をしてその場を去りました。
悩んでいる十一娘の姿を見た琥珀は仙綾閣の日々を思い出し、徐家を出て自由になるように説得します。でも十一娘には引っかかる点がありました。
琥珀は区彦行に会い、徐令宜の側室の件で十一娘を助けるよう頼みます。その後、十一娘は区彦行と会い、現状を話しました。すると区彦行は徐府に縛られるべきではないと言います。十一娘は区彦行は徐令宜と分かれるつもりはありませんでしたが、琥珀と区彦行の説得で徐家を出ていくことにしました。
徐令宜は十一娘と琥珀を追いかけ、十一娘を引き留めようとしました。でも十一娘は拒否、そこに区彦行がやってきて徐令宜に立ちはだかります。するとそこに矢が飛んできて・・・
第42話 最後の告白
今までの件は区励行の罠でした。でも羅十一娘はそれを見破り徐令宜と相談して区励行を捉えるために罠に引っかかったふりをしていました。敗北を知った区励行は自害してしまいます。
2人は徐府に戻り、羅十一娘は徐令宜に和離書は不要だと言い破り捨てようとするのですが。徐令宜はそれは残しておくべきだと言います。
翌日、冬青は薪小屋に軟禁された琥珀に会いに行き、琥珀がなぜ自分を利用して十一娘を陥れたことを責めました。琥珀は冬青や十一娘を傷つけるつもりはなかったと言い。徐令宜は非情な男なので十一娘は徐家を去るべきだと言います。
そこに徐令宜と十一娘がやってきて。徐令宜は琥珀になぜそう思うのか尋ねました。すると琥珀は佟姨娘は自分の姉で、徐令宜が彼女の姉を殺したと言います。徐令宜と十一娘はそれを聞いて驚きました。
徐令宜は佟姨娘に危害を加えたことはなく、彼女を側室にしたのも彼女の名誉を守るためだけだったと言います。琥珀は誤解していたことを知るのでした。十一娘は琥珀を許すように言いますが、琥珀は徐府を出ていくことになります。
徐令宜と羅十一娘は、秦石榴が区家の間者だと考え対策を考えるのですが。
第43話 思いもかけぬ濡ぬれ衣
徐令宜は秦石榴の死に罪悪感を感じてました。そんな徐令宜を十一娘は慰めるのでした。
一方、羅五娘は産み月を迎えました。でも銭家の家計は苦し今までした。夫の銭明は家に銀子がなくなりそうなのを隠して悩んでいました。
銭明は友人から儲け話を聞き、南方で大量の刺繡品の取引があるといいます。そこで銭明は十一娘に相談しにやってきました。十一娘は錢家を助け、同時に仙綾閣を南方に展開したいと考えてこの取引を受け入れることにしました。ところがこれは靖遠侯が仕掛けた罠でした。
しばらくしすると都に仙綾閣と海賊が闇取引しているという報告が届き。簡師傅、十一娘、繍女が捕らえられてしまいます。徐令宜は十一娘に必ず救い出すと約束します。
十一娘の投獄を知った徐大夫人は十一娘を心配しました。徐令宜は十一娘に会いに牢獄に行きますが、刑部に阻止されてしまいます。十一娘はこれが仕組まれたものだと気づき、尋問を受けても罪を認めません。十一娘が用意には屈しないと考えた靖遠侯は刑部に圧力をかけました。すると刑部は簡師匠に激しい拷問を加え罪を認めさせてしまいます。
第44話 命を捨てる覚悟
区彦行は靖遠侯の書斎に忍び込み、叔父の手紙を見つけました。そこで彼はすべてが父である靖遠侯が仕組んだことだと知り、靖遠侯が叔父を利用して海賊と結託して密輸を行っていたことも知りました。
靖遠侯が戻ってきました。区彦行は父を激しく非難しました。でも靖遠侯は徐家と区家が対立してきた理由は徐家が海禁の廃止を主張しており、それが貿易が解禁されると区家の利益がなくなるといいます。そしてもしこの件を告発すれば多くの一族が犠牲になる、彦行は区家の息子なので区家を守るべきだと言います。
簡師傅は重傷を負っていました。徐令宜は密かに傷薬を届けましたが、簡師傅の回復は見込めません。その後、十一娘は区彦行と会いましたが、区彦行はすべての証拠が十一娘に不利に向けられており、徐令宜でも十一娘を救うのは難しいと言います。十一娘は考えた末、徐家を守るため、区彦行にあることを頼みます。
そして判決が下される日。十一娘は区彦行の協力を得て仙綾閣の帳簿と和離書を届けさせました。そして徐令宜とは離縁が成立。徐家とは無関係だと主張します。
第45話(最終話) 家 和して万事成る
十一娘の処刑が決まりました。
靖遠侯に追われている徐令宜は、羅十一娘を救うため皇宮に向かいました。そして靖遠侯の配下に紛れ込んで潜入しようとしました。靖遠侯の手下に見破られそうになりましたが、衛国公・任坤が間に合って助けられました。
靖遠侯は皇宮の周りに兵を配置して徐令宜が侵入できないようにしました。
羅十一娘の処刑の時が迫りました。執行時刻が迫り、囚人服の十一娘は刑場まで運ばれました。沿道の人々は十一娘を見て悲しみます。
徐大夫人は自らの命を賭けて、徐家の人々を引き連れて刑場に現れ十一娘に会いました。徐大夫人は十一娘の冤罪を叫び、処刑を阻止しようとします。しかし靖遠侯の手下によって引き離され、処刑の命令が下りました。
そのころ。徐令宜は靖遠侯の妨害を潜り抜けて宮中へたどりつき、無実の証拠を皇帝に提出しました。事実を知った皇帝は十一娘の処刑を中止、区家を罰します。
靖遠侯は処刑され、区彦行は今までの行いがあり処刑は免れ追放になりました。
十一娘と徐令宜には穏やかな生活が戻ってきました。
やがて皇帝が代替わり。
隆慶元年。隆慶帝は海禁を解除。一般の人々にも貿易が認められ徐令宜の願いは叶いました。十一娘も功績が認められ一品詰命夫人に任命されます。
終わり
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