中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第28・29・30・31話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
生死をさまよった顧千帆は復帰後に昇進。五品司使になりました。
顧千帆は仕事中に趙盼児の父・趙謙の書類を見て、趙盼児の過去を知ります。
趙盼児の父は人々を救おうとしてやったことなのに。罪人にされてしまったようです。
そういうことがあれば彼女が皇城司を嫌うのも仕方ありませんね。
趙盼児は望月楼の買収の契約をかわしますが杜長風は心配になります。
趙盼児は危機を乗り切るために大きな決断をしましたが。顧千帆の資金をアテにするというリスキーな方法。
先行きは厳しそうな気もしますけれど、大丈夫でしょうか?
夢華録(むかろく)の時代背景
北宋(979-1127年)の第3代 真宗皇帝(在位:997-1022年)の時代。
契丹との戦争も終わり、国内には平和が訪れ。経済や文化が栄えていました。
でも、平和になると国内では皇帝 真宗が道教に没頭。劉皇后が力をもち。
朝廷では皇后派と反皇后派(清流派)が争っていました。
夢華録(むかろく)の登場人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・高慧(こうすい)
演:嘉澤
第28話 すれ違い
顧千帆は忙しく趙盼児に会えません。こっそり3000貫の手形を置いて去りますが、風で飛ばされてしまいます。
そんな大金の手形を置きっぱなしにするなんてありえないでしょ。
わざとトラブルを作るような行動ですよね。
結局、趙盼児の手には渡らず、店の権利書を質に入れて資金を用意することになってしまいます。なんとか資金は用意できたものの。
大丈夫でしょうか。
期限内に返済しないといけませんしね。
顧千帆は遼の王族と外出。山崩れに巻き込まれ顧千帆は重傷を負ってしまいます。
よく怪我するね。
このあいだ刺されて復帰したばかりですけどね。
遼の王族・耶律宗政は皇帝 聖宗 耶律隆緒の弟・耶律隆慶の息子。後に南府宰相になる人物です
彼の協力でなんとか戻れそうですが。趙盼児と会うことはできるのでしょうか。
それと欧陽旭が東京にもどる手がかりを見つけたようです。
このまま終わるわけはありませんが。皇后の秘密を知ったのですから何かたくらみそうですね。
第29話 屈辱
顧千帆は負傷したまま東京に戻り、蕭謂と出会いました。
そこで父・蕭欽言が趙盼児の父を弾劾したので趙家が潰され、趙盼児が楽籍に落とされたことを知ります。
さらに蕭欽言は顧千帆と趙盼児の結婚に反対していると知りました。
顧千帆としてはショックだよね。
しかも、蕭欽言はわざと趙盼児の記録を机に置いて蕭欽言に見せたようです。嫌らしいですね。
おかげで顧千帆の体調はさらに悪化。倒れてしまいます。
結局、蕭欽言にとって顧千帆は利用するための人間なんですね。
宋引章は沈如琢の家で衣食に困らない生活を送っていました。でも身分は賤民のまま。
沈如琢は正妻にするよう言いますが。沈如琢は宋引章に高官を接待するように言います。
結婚する気があるならそんなこと言わないよね。
宋の規則では、宋引章やかつての趙盼児たち官妓は奴婢とかと比べると地位は高いです。でも広い意味では賤民になります。
官妓から身請けされて金持ちの家で暮らす人はいます。それでも地位は「家妓」。法的には妻と認められません。
今の宋引章は世間的には沈如琢が所有する家妓になるんですね。
早く賤籍を抜けたいとは思いますが、沈如琢にはその気はないようですね。
第30話 女の底力
顧千帆はついに現れませんでした。お金の返済に困った趙盼児は望月楼の買い取りを断念。
手付金を取り戻すため、ある方法で望月楼の主人に返済を迫り、無事取り戻します。そして珊瑚の簪を売って当面の資金にしようとするのでした。
趙盼児は顧千帆に裏切られた想いだよね。
だから顧千帆からもらった簪(かんざし)を売ろうとしたんですね。
顧千帆は裏切ってはいませんけどね。なぜこういうときに連絡する者がいないのか。
顧千帆は皇城司という危険な仕事をしています。
日本人なら「顧千帆の身に何かあったのでは?」と心配になるところです。ここで「裏切った」と思うのが中国人らしい。
趙盼児は本当に顧千帆を愛しているのでしょうか?利用してるだけじゃないでしょうか?
もともとリスクの高い計画でしたけどね。
宋引章は接待に行かされました。そこで沈如琢の思惑を知ってしまいます。
沈如琢も相当なクズだね。
それにしても、
どうして宋引章はこういう男にばかり引っかかるのでしょう。
張好好がいなければ危ないところでした。
同じ官妓でも、人に依存して生きている宋引章と心は自立している張好好の違いが出ましたね。
宋引章も目が覚めるといいのですが。
一方、暴風雨のため趙盼児たちの店は大きな被害を受けました。銭塘に戻ることにします。
趙盼児は東京にいる意味を見失ったようです。
第31話 意外な救世主
趙盼児は役人の任江に虐げられている池蟠を助けました。
任江は趙盼児も侮辱しますが、宋引章がやってきて趙盼児を助けます。
宋引章も役に立つんだ。
宋引章は琵琶の名人として名が知られ、重臣の柯政や蕭欽言からも贔屓にされていると思われていますからね。
さらに趙盼児の後ろには皇城司の生き閻魔がいると知った任江は謝罪。その場はうまく収まります。
あきれるほどの掌返し。しょせんは高官の権威に弱い小役人でした。こんなのが威張っているんですね。
池蟠は趙盼児と和解しようとしますが。趙盼児はそう簡単には許す気はありません。
そりゃそうだよ。信じられないね。
池蟠が今までしてきたことを考えたら、ここで和解と言われてもね。どうせ都合悪くなったら裏切るんでしょ。と思いますよね。
欧陽旭は夜宴図のおかげで出世。高鵠を義父と呼びます。高鵠は娘を欧陽旭と結婚させることに。
欧陽旭が復活。高鵠も情けないね。
高鵠は西京に行く欧陽旭をボロクソに言ってました。ところが欧陽旭が帰ってきたら娘の結婚を進めるとは!
何考えてるんでしょうね。
欧陽旭は夜宴図を利用して高官を味方につけましたが。
結局、高鵠も権力には弱いってことですよね。
趙盼児と欧陽旭の関係は途絶えたまま。
二人の仲はもとに戻るのでしょうか?
欧陽旭がパワーアップして帰ってきました。
いずれ趙盼児の敵になるはずです。欧陽旭がどれだけの悪役ぶりを見せるのか期待です。
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