中国ドラマ「夢華録(むかろく)」第32・33・34・35話のネタバレとあらすじ感想の紹介記事です。
趙盼児たちは役人に絡まれている池蟠を助けました。池蟠は趙盼児と和解しようとします。
欧陽旭は夜宴図のおかげで出世。高鵠を義父と呼び、高鵠は娘を欧陽旭と結婚させることにしました。
しかし、趙盼児と欧陽旭の関係は途絶えたまま。
二人の仲はもとに戻るのでしょうか?
欧陽旭がパワーアップして帰ってきました。趙盼児の敵になるのは目に見えてますが、欧陽旭がどれだけの悪役ぶりを見せるのか期待です。
夢華録(むかろく)の登場人物
・趙盼児(ちょうふんじ)ヒロイン
演:劉亦菲(リウ・イーフェイ)
・顧千帆(こせんはん)皇城司
演:陳曉(チェン・シャオ)
・孫三娘(そんさんじょう)/趙盼児の親友。
演:柳岩(リウ・イエン)
・宋引章(そんいんしょう)/趙盼児の親友。
演:林允(リン・ユン)
・欧陽旭(おうようきょく)/趙盼児の婚約者
演:徐海喬(シュー・ハイチャオ)
・高慧(こうすい)
演:嘉澤
第32話 顔の見えない再会
永安楼はもともと劇場でしたが池蟠が酒楼に改築。でも、商売は思わしくありません。
趙盼児はそんな池蟠に官妓だったころ、宋引章の姉に連れられて見に行った見世物小屋のことを話しました。
趙盼児が池蟠につらい過去を打ち明けるとはね。
最初の出会いからすると考えられませんね。
趙盼児にとって官妓時代のことを思い出すのはつらい過去ですが。そんなときに心休まるひとときを過ごした見世物小屋には思い入れがあるようです。
趙盼児は永安楼にそんな場所を作りたいようですね。趙盼児と池蟠は二人で力をあわせてかつてない酒楼にしょうと意気投合しています。
顧千帆は意識を取り戻しましたが、趙盼児に会う勇気がありません。そんな顧千帆に趙盼児は失望してしまいます。
なんでここで事情を話さないのかな。
趙家を陥れたのは顧千帆の父ですからね。
彼に責任がないとはいえ、後ろめたい気持ちでいっぱいで趙盼児には会えないでしょう。この事が彼女に知られたらどうなるかわかりませんし。彼女を政争に巻き込みたくないというのもあるでしょう。
かといって今、それを打ち明けるときかといえば難しいですね。
第33話 花月宴
顧千帆は趙盼児に会うのを避けていました。趙盼児は顧千帆に捨てられたと思い、失望してしまい。永安楼の準備に没頭するのでした。
何も言ってくれないので疑心暗鬼になるよね。
顧千帆は戻ってきているのに会ってくれないのは、趙盼児からすると理由がわからないでしょう。悪い方向に考えてしまいがちですよね。
永安楼が開店。大賑わいです。
すごい豪華だね。これなら東京一になれるかも。
というか「時代設定間違えてるでしょ」って気はしますが。それはともかく。
これを考えた趙盼児も凄いし、これだけの店を造れる池家の財力も凄いですね。。
さっそく趙盼児の能力にめをつけた蕭欽言が彼女に興味をもったようですが。顧千帆は彼女を争いに巻き込みたくないのでしょう。
顧千帆は親子の縁を切ってしまいます。
そりゃそうですよね。ただでさえ自分を捨てた無責任な親なのに、趙盼児の家まで潰したのですから。許せるはずがありません。
第34話 皇帝の苦悩
欧陽旭は皇帝に「夜宴図」を献上。皇后 劉婉がかつて妓女だった過去を隠して入内したと批判。
皇帝は怒って欧陽旭を追い払おうとしますが、それでも彼は引き下がりません。
皇帝に直訴とは欧陽旭は思い切ったことするね。
すっかりワルですね。欧陽旭は秘密を掴んだと思ったのでしょうけど。皇帝は皇后の過去を知ってるんですよね。
せっかく隠していたのに、よけいなことをするなと腹がたったのでしょうね。
皇后 劉婉のモデルは章献明粛 皇后 劉氏。大宋宮詞や孤城閉の劉娥と同一人物。
劉娥の名前は史実ではありません。
史実の劉氏は劉恒と出会う前は人妻でかつて芸人をしていたと言われます。夫に売られて劉恒の妾になりました。これでも十分スキャンダルな話です。
このドラマでは妓女だった設定になってますね。
頭痛を治した永安楼の酒に興味をもった皇帝はこっそり宮廷を抜け出して永安楼に行きました。
夜宴図の話題になり、趙盼児は茶百戯という技術を使って説明。
趙盼児は夜宴図は焼失したと伝えるのですが。
皇帝もそう簡単には信じられないよね。
皇后の素性に関わる問題ですからね。
趙盼児も皇后の立場が悪くなるのは避けたいみたいですね。妓女の辛さはよくわかっていますから、もしそのことが世間に広まれば皇后も無事ではすまされないと思ったのでしょう。
第35話 隣家の秘密
顧千帆が趙盼児にこれまでの出来事を説明しようとしますが、趙盼児は顧千帆の行いには失望しているので相手にしません。
今さらここでそれを言うってかんじ。
あの欧陽旭にも劣る意気地なし。と思ってますからね。趙盼児も相当怒ってますよ。
顧千帆も今さらそんな態度を取るならなんでもっと早くに会わなかったのかと思いますよね。
趙盼児は顧千帆の素性を知り、家に戻った趙盼児は銀票を発見。顧千帆が銭を工面していたことを知ります。
さてこれで趙盼児のご機嫌も治るでしょうか。
雷敬の策が成功。皇帝は夜宴図が偽物だと信じ、皇后の立場は守られました。雷敬と組んだ蕭欽言は宰相を狙い。斉牧は皇帝の信頼を失います。
どっちもどっちの争いだよね。
正直、どちらが勝ってもいいけど。皇后の立場を思えば、ここで蕭欽言が斉牧に負けてもらっては困るんですよね。
感想
顧千帆は蕭欽言の趙家への仕打ちを知り、趙盼児に会えなくなってしまいました。顧千帆に責任があるわけではありませんが。
親や家が何よりも大事にされる社会ですから、父の仇になってしまった蕭家の血を引く自分が趙盼児にふさわしい人間に思えなくなったのでしょう。
でも一人でウジウジとしているのは顧千帆らしくないですね。
趙盼児がどう思うかは本人の判断に任せて、事情を打ち明ける手もあったのではと思います。関係が完全に破綻するか許されるかは賭けですけどね。
夜宴図をめぐる騒ぎも落ち着きました。皇后の地位は守られ。斉牧ら反皇后派が皇帝の信頼を失います。
ここまで策を弄してのし上がろうとした欧陽旭もここで終わりでしょうか。高家への圧力も効かなくなりつつありますし。
でもこれで終わる欧陽旭ではありませんよね。次は何を企んでいるのか気になります。
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