中国ドラマ 策略ロマンス~謎解きの鍵は運命の恋~ 1・2・3・4・5話あらすじとネタバレ感想の紹介記事です。
架空の中華王朝を舞台にしたお屋敷ドラマ。
秋嫣(しゅう えん、演:チャオ・シン)は秋家の側室の娘。
秋嫣は賀将軍の息子に嫁ぐことになりました。ところが夫になる男は婚礼の最中に突然吐血して死亡。秋嫣はいきなり寡婦になってしまいます。そして賀家の者たちは秋嫣に殉死させようとします。
当然、殉死が嫌な秋嫣は逃げ出して実家に戻り、なんとか生き残る方法を探ろうとします。その途中で検校史・梁翊(りょう よく、演:シュー・ジェンシー)と出会うのでした。
番組情報
原題:嫣語賦
英題:The Autumn Ballad
2022年、中国
全34話
主要人物
・秋嫣(しゅう えん)
演:喬欣(チャオ・シン)
・梁翊(りょう よく)
演:徐正溪(シュー・ジェンシー)
・秦暄(しん けん)
演:劉芮麟 (リウ・ルイリン)
第1話 寡婦になった花嫁
今日は秋嫣(しゅう えん)の婚礼の日。秋嫣は相手の賀灃の顔は知りませんが親の言う通りに結婚することになりました。ところが婚礼が始まると賀灃は吐血して倒れてしまいます。医師が呼ばれますが新郎は死んでしまいました。
秋嫣の両親は彼女を秋家に連れて帰ろうとしましたが、新郎の父・賀永忠は反対。秋嫣はすでに婚礼をしたのだから賀家の者で、夫の喪に服さなければいけないというのです。
なんとか賀家を説得しようとしますが、秋嫣の生母・柳氏が結婚を成立させるために秋嫣の生年月日を偽っていたことが判明。柳氏は秋嫣を賀家に嫁がせて息子に官職を与えてもらおうと考えていました。柳氏はがっかり。
賀永忠は怒って息子の死は秋嫣の凶運のせいだと秋嫣に殉死を求めます。驚いた秋嫣は逃げ出し、役人の梁翊に助けを求めるのですが。
感想
明朝時代になっても妃嬪が殉葬されたという記録はありますし。美談としては寡婦の殉死はあります。でも、日常的な習慣としての殉死はないと思いますけどね。ただ女性が生きづらい世の中だったのは確かで。今とは比べ物にならない制限があったようです。
第2話 貞女の反逆
秋嫣の殉死を免れるため、秋嫣は寺に出家することになるのですが。出家が不満な秋嫣は宮中で働こうと郭貴妃に贈り物を贈りました。ところが贈り物は石にすり変わっていました。その場はうまく切り抜けた秋嫣でしたが。結局、郭貴妃からは秋嫣に亡き夫への貞節を守るようにと言われてしまいます。実は梁翊が贈り物をすり替えていたのでした。
秋嫣は宮女になれなくてがっかり。梁翊からは身の程を知れと言われてしまうのですが。秋嫣は女は夫のために生きなければいけないという考えに不満を持つのでした。
その後、宴の場で血の繋がりのないいとこの秦暄と出会いました。
その後、嫡母の韓氏が逃げられるように馬車を用意。秋嫣は街を出たのですが。
感想
秋珉は実の母が秋嫣をかばうのが気に入らないみたい。自分が実の子なのにもっと自分を大切にしてと思っているようですね。優秀な姉に嫉妬もあるようです。
第3話 思いがけない真相
秋嫣はしばらく賀家で暮らすことになりました。一方、賀家に弔問のために梁翊がやってきました。
夜。部屋に猫が投げ込まれました。人々は猫を捕まえるために大騒ぎ。秋嫣と秦暄はそのすきに賀灃の死因を調べようとします。そこに異変に気がついた梁翊が来ました。梁翊は秋嫣が何かを調べていることを知って、問い詰めました。すると秋嫣は賀灃は毒殺されたこと。賀灃には恋人がいたことがわかったと伝えます。
もし賀灃がど靴札なら秋嫣は陥れられたことになります。梁翊は尼寺に行くように仕向けたことを誤り秋嫣に助言。秋嫣はさらに調査を行いました。
すると賀灃の侍女 月盈が殉死することになっているのがわかります。秋嫣は月盈に会おうとするが義母は会わせてくれません。
そこで秋嫣と青黛は一芝居うって春杏を味方にして、月盈に会わせてもらう事ができました。話を聞いてみると賀灃に毒をもったのは月盈だというのですが。
感想
賀灃の死に方は病気や事故ではないと思いましたが。やはり毒殺でしたか。それにしても賀灃側にも気の毒な事情があったようですね。
第4話 恩人の名前
かつて賀灃には結婚を誓った恋人・趙蕊がいて、両方の親の反対を押し切って二人だけで結婚しました。でも賀灃の父は認めません。
賀灃夫婦は趙蕊を殺害。自害に見せかけました。趙蕊の父・趙明理は娘が自害したと思い、賀灃に殺意を抱き、月盈に薬を渡しました。一方、賀灃は別の毒も飲んでいました。
秋嫣は賀灃は親が恋人を殺害したのを知り復讐のため結婚式の日に自害したのかもしれないと推理します。
すべてを知られた賀将軍は秋嫣たちを殺害しようとします。秦暄の説得も聞きません。
そこに劈柴処の兵たちがやってきて秋嫣たちは助かりました。秋嫣は梁翊に真実を明らかにするように言いますが。賀将軍は朝廷の重臣、梁翊は慎重です。確かな証拠があれば皇帝に報告すると述べるのでした。
その後。秋嫣たちは夜店に行きました。にぎやかな夜の街に青黛たちは驚いています。秋嫣は孔明灯を買って願い事を書きました。梁翊が孔明灯に「天漱清人」と書いたのを見た秋嫣は、昔出会った少年のことを思い出します。
感想
賀将軍を罰したのはやまやまだけど、なかなか難しい。でも梁翊にも何か考えがある様子。
幼い頃に秋嫣を助けたのは梁翊のようですね。
第5話 扇の持ち主
梁翊は郭貴妃に呼ばれて母とともに出かけます。その場で郭貴妃から縁談を勧められました。梁翊は秋家が利用できそうだと思い、秋珉を候補にあげます。
秦暄は梁翊が月盈と趙明を罰したのを責めましたが、梁翊は2人の待遇には気を使っていました。秦暄が梁翊が2人を守っていることを秋嫣に伝えようとしましたが、梁翊はやめさせます。
一方、梁翊は秦府でふと懐かしい物を見つけました。かつて少女を助けたときに渡した扇が置いてあったのです。その持ち主を聞いてみると秋珉だと聞かされ驚きます。
梁翊は秋珉をかつて助けた少女だと考え好きでもない者と結婚させるのは気の毒だと思い、秋家に縁談を申し込むのは先延ばしにします。
秋嫣は殉死も尼寺域も賀家との縁談も破棄になったものの。秋家の名誉が傷つき秋嫣は年寄りとの結婚くらいしか残されていません。
梁翊は名家に捶丸大会の招待状を送りました。結婚相手を選ぶための催しです。秋家では秋嫣以外の娘を出すことにしました。梁翊に会いたい秋嫣は賭けに出るのですが。
感想と解説
梁翊は秋嫣が幼い頃に助けてもらった少年のようですね。というか中国ドラマって許嫁とか幼い頃に会ってる設定多すぎません?中国人ってそんなに人間関係狭いの?というのは冗談で。
秋嫣にとっては思い描いていた人が冷徹な人間になっていたのはショックでしょう。
一方、綺麗事では済まされない厳しい政治の世界を知っている梁翊にはなにやら考えがあるようです。
梁翊はかつて助けた少女が秋珉だと信じてしまったようです。
いまのところ梁翊も秋嫣もお互いを誤解しているようですが、そのうち誤解が解けるようになるのでしょうか。
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