中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第26~30話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。
18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝の治世。
江太医が華妃の脈を診察。華妃はいつ自分が妊娠できるのか尋ねました。江太医は華妃が妊娠できない理由を知っていますが口を閉ざすしかありません。
甄嬛の父は都察院御史に降格、位階が下がり、甄嬛は父を心配するのでした。
沈眉庄の体調は順調に回復。甄嬛と沈眉庄は茶碗が変わっているのを発見。華妃らによる陰謀で病気になったのではないかと疑います。
花見の席で安陵容は猫を刺激して富察貴人を襲わせました。そのとき甄嬛も巻き込まれて怪我をしてしまいます。
そのせいで富察貴人は流産してしまいますが。太医の診察を受けた甄嬛は妊娠していることがわかります。太后と皇后は大喜び、でも華妃は怒りを爆発させるのでした。
番組情報
原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話
主な登場人物
甄嬛(しんけい)
演:孫儷(スン・リー)
ヒロイン、雍正帝の側室
雍正帝(ようせいてい)
演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
清朝の第5代皇帝
沈眉荘(しん・びそう)
演:ラン・シー
雍正帝の側室
安陵容(あん・りょうよう)
演:タオ・シンラン
雍正帝の側室
華妃 年世蘭(ねん・せいらん)
演:蔣欣(ジャン・シン)
雍正帝から最も寵愛を受ける側室
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
雍正帝の皇后
果郡王(かぐんおう)
演:リー・トンシュエ
雍正帝の異母弟
第26話 暗黙の了解
端妃は甄嬛(しん・けい)に接近。華妃の脅威と皇后の無能さを主張して甄嬛と手を組もうと提案。甄嬛は端妃の提案を受け入れるのでした。
華妃は甄嬛が妊娠したことを知り激怒。かつて端妃せいで流産したと思いこんでいるので、端妃への報復を開始します。華妃は周囲の医師を信用できず、兄の年羹堯(ねん・こうぎょう)に信頼できる医師を紹介してほしいと依頼しました。年羹堯は陳大夫を紹介。皇太后も認めました。しかし太后付きの孫氏は、陳大夫に華妃が妊娠できない原因をそれとなく伝え、陳大夫も侍医に従うように忠告するのでした。
雍正帝は甄嬛の妊娠を知って大喜び。甄嬛を莞嬪に封じ、皇后に甄嬛の安全を守るよう命じます。皇后は皇帝の言葉を聞いて不安に思うのでした。
安陵容は甄嬛に舒痕膠を贈りました。ところがこの薬には大量の麝香が含まれており、妊婦が長い間服用すると胎児に悪い影響を与えます。でも甄嬛は陵容の悪意に気づかないのでした。
第27話 若葉、無残に散る
雍正帝(ようせいてい)は沈眉庄(しん・びそう)を訪ねますが眉庄の心は冷めていてそっけない態度を取りました。そのため雍正帝は甄嬛の元へと向かいました。
皇帝は江慎と江誠の兄弟が賄賂を受け取っていたことを知り激怒。甄嬛は温実初を推薦し、江兄弟が治療法を盗んだことを報告。皇帝は江兄弟の処刑を命令しました。
雍正帝は甄嬛の誕生祝いと懐妊祝いを兼ねて円明園で宴席を開きます。果郡王は雍正帝の命令を受けて空いっぱいに凧をあげ。また、湖面いっぱいに蓮の花を咲かせました。「鳳凰于飛」を演奏し、皇帝と甄嬛を喜ばました。
華妃は淳常在が貴人に封じられようとしているのを知り彼女の排除を決意。そんな華妃に不安を感じる曹貴人はある罠を用意します。淳常在は偶然、華妃が賄賂を受け取る場面を目撃。淳常在は華妃によって殺害されました。
すると曹貴人は甄嬛に淳常在の死を知らせ自分の保身を図ります。甄嬛は淳常在の死に疑問をもち復讐を決意するのでした。
第28話 不義 行わば自ら斃れん
西南の戦いで年羹堯(ねん・こうぎょう)がまたも勝利。雍正帝(ようせいてい)は年羹堯たちを褒め、華妃の位も昇級させると言います。
調子に乗る華妃は皇后を公衆の面前で侮辱。皇后は年一族の力が強く、今は我慢して自分の計画を進めることにします。
年羹堯さらに横暴になり。豪華な王府を建設。年羹堯の妻が病になったので宮中の御医を全員呼び出して治療させました。しかし皇后が深夜に頭痛をうったえましたが御医が不在。それを知った皇帝は激怒します。
翌日。官僚たちは年羹堯を批判していましたがそれでも皇帝は年羹堯を庇うのでした。
華妃は皇貴妃への昇格を期待していました。でも雍正帝は貴妃への昇格にとどめます。華妃は落胆してしまいます。
斉妃は甄嬛が皇子を産めば、我が子・第三皇子が皇太子になれないのではと心配します。そんな斉妃に安陵容はあることを教えました。斉妃は罠とも知らずにある物を甄嬛に贈るのですが。
第29話 貴妃、非情なり
斉妃は甄嬛(しん・けい)に夾竹桃入りの菓子を食べさせようとしてバレて皇后から叱りをうけました。皇后は斉妃から第三皇子の養育の権利を奪いました。
子供を守れてほっとする甄嬛ですが、槿汐(かんせき)は甄嬛に安陵容には注意するよう言いましたが、甄嬛は聞き入れませんでした。
皇后と皇帝が祈願のために宮殿を離れたので後宮は華妃の天下になりました。妊娠中の甄嬛は体調が悪く苦しみます。華妃は甄嬛を翊坤宫に呼び出し、難癖をつけて炎天下のもとで下で跪いて「女誡」を読むよう命じます。沈眉庄は甄嬛を庇って一緒に跪かされました。
安陵容は甄嬛を助けるふりをしてさらに華妃を挑発。浣碧は皇太后に助けを求めましたが、太后は病重で会えず。宮殿にいた果郡王に頼ります。
甄嬛はついに力尽きて倒れてしまいました。果郡王は翊坤宫に入って甄嬛を救出しましたが甄嬛は血を流していました。
第30話 失意の夜
甄嬛は長時間跪いたことが原因で流産し。雍正帝と皇后は知らせを聞いて急いで宮殿に戻りました。
甄嬛は意識をとりもどすと雍正帝から流産したことを知らされます。甄嬛は子を喪い、皇帝は自責の念に駆られました。
華妃は言い訳をして雍正帝に謝罪しますが、雍正帝は激怒。華妃を貴妃から妃に降格、封号を剥奪しました。さらに毎日正午に翊坤宮門外で2時間跪いて反省することを命じます。
でも年羹堯の勢力を期にする雍正帝は華妃にそれ以上の厳罰は与えませんでした。甄嬛は子を失った悲しみと華妃が厳罰を受けないことに怒りをおぼえます。
年羹堯は皇帝に上書して華妃を冷遇すれば年氏一族が皇帝への中性を失い皇帝の地位が不安定になると脅します。困った皇帝は果郡王に意見を求めました。
甄嬛は子を失った悲しみから立ち直れず、宮にこもる日々をおくるのでした。
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