中国ドラマ「宮廷の諍い女(きゅうていのいさかいめ)」の第66~70話のあらすじ・ネタバレの紹介記事です。
18世紀の大清帝国。第5代皇帝・雍正帝の治世。
円明園の牡丹台で皇帝や甄嬛や寧貴人たちは舞を楽しんでいました。浣碧は果郡王の衣服にわざと酒をこぼして果郡王の服を濡らします。すると果郡王が立ち上がったときに小袋が落ちました。その小袋の中には切り絵が入っていました。
周囲の者はそれが甄嬛に似てると思い、雍正帝もそれが甄嬛ではないかと疑います。すると浣碧がその切り絵は自分のものだと主張。雍正帝は喜んで果郡王と浣碧の結婚を命じます。
さらに雍正帝は果郡王に、沛国公の娘・孟靜嫻も果郡王の側室にするように命令。果郡王はことわろうとしますが、皇帝の決定は覆りません。
番組情報
原題:甄嬛傅
2011年、中国
全76話
主な登場人物
鈕祜禄(ニオフル)甄嬛(しんけい)
演:孫儷(スン・リー)
ヒロイン、雍正帝の側室
雍正帝(ようせいてい)
演:陳建斌(チェン・ジュンビン)
清朝の第5代皇帝
沈眉荘(しん・びそう)
演:斕曦(ラン・シー)
雍正帝の側室
安陵容(あん・りょうよう)
演:陶昕然(タオ・シンラン)
雍正帝の側室
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)宜修(ぎしゅう)
演:蔡少芬(エイダ・チョイ)
雍正帝の皇后
果郡王(かぐんおう)
演:李東学(リー・トンシュエ)
雍正帝の異母弟
寧貴人 葉瀾依(よう・らんい)
演:熱依扎(レイザ)
第66話 唯一の妻
瓜爾佳(グワルギャ)氏は降格になりました。父親の鄂敏(オミン)は、娘への処分を取り消すように雍正帝に何度も訴えますが、雍正帝を怒らせます。甄嬛は妹の玉嬈(ぎょくよう)に甄家が冤罪を皇帝に訴えるように言います。
瓜爾佳氏は冷宮を抜け出して皇后や皇帝に助けを求めますが、拒否されます。そして大雨の中、侍衛に殺害されます。鄂敏は娘の死を知り自害しました。
さらに安陵容の父・安比槐が収賄を受け取っていたことも発覚。安陵容は雍正帝に許しを乞いますが拒否されました。皇后は安陵容に妊娠する必要はなくても寵愛を得ることができると忠告するのでした。
甄家の冤罪は晴れ、甄嬛は年老いた父親に高い官職を与えないよう皇帝にお願いします。
玉嬈は純元皇后に似ているので雍正帝に気に入られました。雍正帝は玉嬈を側室にしようとします。しかし玉嬈は慎郡王 允禧(いんき)と恋仲になっていました。甄嬛と玉隠は、玉嬈から雍正帝の関心をそらすために王府の侍女・采蘋を宮中に入れるのでした。
第67話 水面下の攻防
皇太后は重い病になり寝込んでいます。皇太后は最後に最愛の息子の十四皇子に会いたがりますが。雍正帝は拒否しました。皇太后は雍正帝が皇位争いをした兄弟を幽閉したことを責めますが、雍正帝も太后と隆科多(ロンコド)の関係で苦しんでいたことを言います。そして皇太后は悲しみの中で息を引き取り、皇帝は涙を流すのでした。
第四皇子の弘歴は優れているので雍正帝に大変気に入られています。
安陵容の父である安比槐は汚職の罪で投獄されました。安陵容は父を救うために皇帝に懇願し、妊娠しました。安陵容の懐妊を知った雍正帝はひとまず安比槐を処罰しないことにしました。
皇后は安陵容を昇進させるように求めると、甄嬛の提案で「鹂妃」という称号に決まります。でも鹂には侮辱の意味が込められていました。さらに他の妃嬪も昇格、安陵容は侮辱を感じていました。
第68話 憐れな歌姫
安陵容は皇后と共謀して流産の責任を甄嬛に負わせようとしていましたが、甄嬛に見破られてしまいます。そして安陵容の誕生日、安陵容は雍正帝の夜伽を命じられた際に流産してしまいます。
甄嬛は安陵容の宮から盗んだ香料を調べ、安陵容が媚薬を使っていたことを知りました。
甄嬛は安陵容が媚薬を使っていたことを告発すると雍正帝は宮中を捜索するよう命じました。甄嬛はさらに自分が猫の爪で傷つけられた後、安陵容が自分を流産させるために麝香を含む軟膏を使ったこと告発しました。皇帝は安陵容を呼び出して、延禧宮での禁足を命じました。
しかし安陵容は密かに甄嬛と会い、今までの彼女への恨みを話します。そして安陵容は自害。その死に際に「皇后が皇后を殺した」と警告するのでしたが、甄嬛にはその意味が分かりませんでした。
第69話 皇子たちの思惑
朝廷では大臣たちが皇太子をたててはどうかと話しています。雍正帝は皇位争いが望んでいないので頭を悩ませていました。
第三皇子 弘時は勉学がはかどらず皇帝から叱られています。皇后はこのままでは自分の地位もが危ういと感じ、さらに弘時を厳しくしつけ生母の斉妃について口にすることも禁じました。
一方、弘時は甄嬛が自分の生母の名誉を守ってくれたことに感謝して甄嬛に親しみを持つようになありました。皇后は実家の勢力を保つために、弘時に自分の姪の青桜との結婚を勧めるのでした。
ところが弘時は瑛貴人と恋仲になってしまい、敬貴妃らに見つかってしまいます。瑛貴人は皇帝の側室なので皇子と密通は許されません。
静嫻は甄嬛を訪ねて果郡王の子を妊娠していることを話し、甄嬛にさぐりをいれるのですが。
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