衛王 朱瞻埏（しゅ・せんえん）は15世紀の明の皇族。
第4代皇帝 洪熙帝 朱高熾の第十皇子。
宣徳帝 朱瞻基（しゅ・せんき）の異母弟です。
病弱だったため領地には行かず生涯都で暮らしました。
病気のためか若くして亡くなっています。
史実の衛王 朱瞻埏はどんな人物だったのか紹介します。
衛王 朱瞻埏の史実
いつの時代の人？
生年月日：1417年1月9日
没年月日：1439年1月3日
姓 ：朱（しゅ）氏
名称：瞻埏（せんえん）
国：明
地位：→→
称号：
父：洪熙帝 朱高熾（しゅ・こうし）
母：恭肅貴妃 郭氏
妻：衛恭王妃 楊氏
子供：なし
日本では室町時代になります。
朱瞻埏の生涯
永楽帝の時代。
朱瞻埏（しゅ・せんえん）は1417年（永楽15年）1月9日に誕生。
父は皇太子 朱高熾（しゅ・こうし）
母は皇太子の側妃 郭氏。
朱瞻埏は朱高熾の庶子で十男でした。
瞻埏は幼いころから病弱だったので朱高熾からはとくに可愛がられました。
勉強熱心な皇子でした。
父が皇帝になる
1424年（永楽22年）。永楽帝が死去。父の洪熙帝 朱高熾が即位。
朱瞻埏は衛王の称号を与えられました。
1425年（洪熙元年）。洪熙帝が死去。
異母兄の宣徳帝 朱瞻基（しゅ・せんき）が即位。
瞻埏は成人後も領地に向かうことはなく、親元で暮らします。
朱瞻埏は宣徳帝の命令を受けて皇陵を参拝し、祭祀を執り行いました。
時期は不明ですが東城兵馬指揮 楊順の娘と結婚しました。
正統2年7月に「衛恭王妃」の称号が与えられているのでその前に結婚しているようです。
1439年1月（正統3年11月）。死去。享年23歳。
「衛恭王」の称号が与えられました。
妻の楊氏は殉葬。
後継ぎはなかったので領地は没収されました。
テレビドラマ
尚食 2022年、中国 演：林靖 役名：衛王
洪熙帝が最も愛する第十皇子。
母に似たのか食べ物を粗末にし、注意した姚子衿を恨む性格の悪い皇子という設定。
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