玉箸(ぎょくちょ)の紹介とネタバレ[皇帝の恋]

皇帝の恋2 ドラマ人物

中国ドラマ「皇帝の恋・寂寞の庭に春暮れて」には

ヒロイン琳瑯たちを指導する監督女官・玉箸(ぎょくちょ)が登場します。

玉箸の立場は 辛者庫を監督する女官(中国語では 管教姑姑)。

見た目は穏やかで優しく誠実な人です。

玉箸は琳瑯、翠雋、芸初、画珠が辛者庫に入ったときに指導しました。

人を見る目もあり、琳瑯がこのまま辛者庫で埋もれてゆく人ではないと思っていました。

玉箸は残念ながら架空の人物。モデルになった人もいません。

玉箸は呉応熊(ご・おうゆう)の恋人という設定。

呉応熊は実在の人物。彼の妻はホンタイジの娘・建寧公主です。

建寧公主が玉箸のモデルというには違いすぎます。

やはり玉箸はオリジナルの人物でしょう。

でも玉箸はただの女官ではありません。

ドラマの玉箸を紹介します。

露骨に最期のネタバレがありますので、気にする方は見ないほうがいいと思います。

 

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玉箸とは

玉箸のおいたち

雲南大里の出身。現在の中国雲南省、ベトナムやラオスに近い地域です。

ちなみに大里は大理石の産地(大里で採れる石だから大理石)。

昔は漢民族や満洲人とも違う独特の文化があったみたいでドラマでも靴にあしらった模様から玉箸の出身地がばれてしまうという演出があります。

両親は不明。

若いころ生活が苦しくて何日も物をたべていなかったので饅頭を盗んで怒られていた時、呉応熊(ご・おうゆう)に助けられました。呉応熊は自分の家に連れていき新しい服を着せてくれました。それ以来、呉応熊を命の恩人と思い尽くそうと誓っています。

宦官の長安、長勝も同じ地域出身。彼らは若い頃から玉箸の世話を受けています。彼女のためなら命も捨てる覚悟です。

玉箸が康煕帝の命を狙うわけ

呉応熊(ご・おうゆう)とは恋人関係になり将来を誓った仲だったようです。

呉応熊の父・呉三桂(ご・さんけい)が清に反乱を起こすと、呉応熊は康煕帝から死罪を言い渡されます。

呉応熊は死刑になりました。

劇中では刺客に襲われたのか、傷だらけになって帰ってきてました。

史実では。実際には投獄されて死罪になってます。呉応熊の最期を見た家族はいなかったでしょう。史実では呉応熊の死刑を主張したのは納蘭明珠です。

さて、ドラマの話に戻ると。
応熊の死を看取った玉箸は復讐を誓います。

呉三桂から康煕帝暗殺の命令を受けて玉箸は長慶と一緒に宮中に入りチャンスが来るのをまっていました。

玉箸と長慶は関係はもともとはありません。長慶も親を殺された後、呉三桂軍に拾われ刺客になりました。

玉箸と長慶は呉三桂の部下。ともに康熙帝が親しい人の仇という共通の目的のため行動しています。

玉箸はいつから辛者庫にいるの?

玉箸がなぜ辛者庫の監督女官になれたのかはわかりません。

辛者庫は使用人が働いている場所です。一部は罪人やその家族が送り込まれることもあります。呉応熊の関係者なので辛者庫行きになったとしたら監督女官という高い地位につくことはできないはず。

呉三桂は王室にコネがあったのでしょうか?

史実では呉三桂が反乱をおこしたのが康熙12年(1673年)。

呉応熊は投獄され。納蘭明珠が死刑を主張しましたが、康煕帝はすぐには死刑にしませんでした。

史実では呉応熊が処刑されたのが康熙14年(1675年)。康熙帝が呉三桂に降伏の意志がないと判断、呉三桂の鎮圧を決意してからです。

ドラマでは成人した康熙帝や衛琳琅が登場する2話以降は康熙16年(1677年)ごろ。

衛琳琅でも辛者庫に3年いるみたいですけれど。(劇中で琳琅が容若と会うのは3年ぶりと言っていましたね)

玉箸はいつから辛者庫にいるのか謎です。

そこはドラマなので

若干史実とは違う展開になっているのでしょうね。

 

玉箸の最期

玉箸と長慶は康熙帝の暗殺を計画。

玉箸が御膳女官の外套を来て康煕帝をおびき出し長慶が襲って生き埋めにしました。

容若の調査でばれそうになると。御膳女官の外套を芸初(うんしょ)の寝台に隠しました。芸初に罪を被せようとしたのですが。

そのころまで長慶と芸初は親しくなっていました。長慶は芸初に罪を被せるなと言います。玉箸は長慶が女のために目的を忘れたのかと驚きます。

その後、長慶は玉箸と会いとりひきを持ちかけます。

玉箸が罪をかぶって自首すれば、残った長慶が康熙帝の暗殺をする。
長慶が自首すれば、玉箸を道連れにして二人共死罪。仮に玉箸が助かっても玉箸だけでは康熙帝を暗殺できる可能性は低い。

その話を聞いた時、玉箸は本気にはしませんでした。

でも容若の捜査に追い詰められ、長慶が連れてこられたのを見て、ためらいましたが自白しました。罪を自分一人で被り投獄されます。

牢屋にいる玉箸を琳瑯は訪ねてきました。

琳瑯に「康煕帝は暴君だ」と罵ります。

琳瑯は皇帝をかばおうとしますが。玉箸は狂ったように琳瑯を捕まえ首を締めます。

慌てた侍衛が玉箸を取り押さえました。

狂ったようになっている玉箸を見て哀れに思う琳瑯。

でも琳瑯はまだ知りません。琳瑯と玉箸は同じ境遇だということを。

その後、玉箸は獄中で自ら命を絶ちました。

死の前に呉応熊との日々を思い出す玉箸。

玉箸に後悔はありません。

もうすぐ呉応熊に会えるのですから。

 

皇帝の恋・寂寞の庭に春暮れて 
2016年、中国 演:劉萌萌

 

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