中国ドラマ「恋心は玉の如き」の第6・7・8・9・10話あらすじとネタバレ感想です。
明朝の中期。
ヒロインの羅十一娘(ら じゅういちじょう、演:タン・ソンユン)は身分の低い母親から生まれた庶子のため羅家で粗末に扱われていました。
徐家には姉の羅元娘が嫁いでいます。姉の夫は将軍の徐令宜(じょ れいぎ、ウォレス・チョン)。徐令宜は父と兄を亡くし若くして家と爵位を継いでいました。
病の元娘は羅家と息子を心配して自分の死後は妹に後妻になって欲しいと考えています。
元娘は羅十一娘を候補に考えていましたが。二娘の悪知恵で王家に嫁がされそうになります。羅十一娘は羅家を出ることにして。慈安寺で母の呂青桐と待ち合わせすることにしたのですが。母の亡骸を発見。
順天府の役人は海賊の劉勇が呂青桐殺害の犯人だと結論づけるのですが十一娘は納得がいきません。
番組情報
原題:錦心似玉
英題:The Sword and the Brocade
2021年、中国
全45話
主要人物
・徐令宜(じょ れいぎ)
演:鐘漢良(ウォレス・チョン)
・羅十一娘(ら じゅういちじょう)
・喬蓮房(きょう れんほう)
演:何泓姍(ハー・ホンシャン)
・羅元娘(ら げんじょう)
演:穎児
第6話 最期の約束
羅十一娘は母が持っていた布を手がかりに犯人を探そうと決意。琥珀に協力してもらい羅家を抜け出すと急いで順天府に向かいました。でも中に入ることができなかったので母が殺された慈安寺に行って手がかりを探します。すると殺害現場にいたという小和尚の清暝から話を聞き、当時は寺には徐家の女性しか受け入れていなかったことがわかりました。羅十一娘は徐家の人物が関係しているのではないかと思います。
十一娘は王家に嫁ぎたくありませんが、嫁入り準備は進んでいました。しかし羅二娘の言葉から姉がが何かを企んでいると気づきました。そこで十一娘は仲介人を通して彼女の肖像画を王煜に送りました。王煜は十一娘の肖像画を見ると怒って羅家に行き、二娘としか結婚しないと宣言します。二娘は嫌がりましたが、羅夫人も認めるしかありません。
その後、羅元娘の病は更に重くなり、羅夫人は十一娘を連れて徐家に向かいました。元娘はもう助からないと知った羅夫人は徐令宜に十一娘と結婚するようにお願いするのでした。徐令宜は戸惑いますが元娘の切実な視線に心を動かされ、約束するのでした。そして元娘は十一娘や徐令宜に想いを伝えた後、息を引き取りました。
感想
二娘はボロが出てしまいましたね。十一娘は無事?徐家に嫁ぐことになりました。そして元娘が亡くなってしまいました。これからが大変です。
第7話 新婚初夜
元娘が亡くなりました。でも徐家の側室たちは元娘の死に悲しみを見せず、逆に嫉妬と競い合いが巻き起こりました。徐令宜はそんな側室たちに失望します。また徐大夫人は十一娘には期待していません。徐大夫人は蓮房の件は十一娘と元娘が仕組んだと考えていました。そんな策略深い女に徐令宜の正室が務まるだろうか疑っていたのです。
十一娘は慈安寺に行き、清瞑小和尚に会いに行きましが、清瞑は師匠と共に旅に出ていたので会えませんでした。
そして1年が経ちました。羅元娘の喪が明け十一娘が徐府に輿入れする日がやってきました。彼女は紅色の花嫁衣装を身にまとっていたが、顔には喜びはありませんでした。五娘や羅夫人が会いに来ました。羅夫人は十一娘に徐家の正室としての役割を果たし、元娘の遺言を守るように言います。
十一娘は羅家を出て徐家に入り婚儀が行われました。徐令宜は十一娘に喬蓮房のことを持ち出して、あのような出来事が二度と起こらないようにと言います。かつて元娘は喬蓮房を陥れました。十一娘は自分も加担したと思われているのを知りますが、余計なことは言わずに早く休むことにしました。
感想
羅元娘が死んでしまいました。これからが本格的なバトルの始まりですね。そんな場所に庶子の十一娘が入っていくわけですが早くも反発が。それに十一娘も元娘の策略に関わっていると誤解されているし。大変そうです。
第8話 刺繍ししゅうを頼りに
徐令宜の五妹・丹陽は皇帝から県主の爵位を与えられていました。丹陽は羅十一娘にあまり良い印象を持っていません。羅十一娘は妊娠初期の丹陽のために服を用意しましたが、丹陽は気に入りません。代わりに徐令宜が礼を言います。
婚儀の翌日。羅十一娘が徐大夫人に挨拶に向かいました。すると侍女が禦賜の蜀錦を盗んでいたことが分かり捕まりました。徐大夫人は十一娘がどのように処分するか興味を持ちました。十一娘は侍女が母親の病気で困っていたので盗んだと知り、杖刑20回で十分だと考えました。しかし喬蓮房は家法通りに処分、侍女を売るべきと言います。徐太夫人は喬蓮房の意見に賛成しました。徐令寬たちが意見したため最終的に侍女は農場に送られました。
この結果をうけて徐太夫人は羅十一娘がまだ家法に慣れないのでしばらくは側室の喬蓮房が差配するように命じました。
羅十一娘は母を殺した犯人を見つけるため徐家の女たちの団扇に刺繍をすると言って彼女たちの持ち物を調べます。母が手にしていた布にあった刺繍と同じものがないかと探すのでした。
感想
徐大夫人は喬蓮房をひいきしているのでなかなか厄介ですね。さて母親を殺した犯人は見つけるため行動を開始しましたが、うまく見つかるでしょうか。
第9話 不穏な里帰り
羅十一娘の初めての里帰りの前日。徐令宜は羅十一娘のいる西跨院を訪れました。夜、十一娘は徐令宜が熟睡した後に寝床に入ろうとしました。ところが意外にも徐令宜は手を彼女に触れてきました。十一娘は驚いき、読書を口実に起き上がりました。その様子を見た徐令宜は、彼女に暖閣でで寝るように言います。翌日、徐令宜は暖閣で寝ている十一娘に毛布をかけ直すのでした。
羅十一娘と徐令宜は羅家を訪れました。羅夫人は十一娘を呼び出すと徐家の差配を喬蓮房に奪われたことを叱り、差配の権限を取り戻すように命令します。
二娘と五娘も里帰りしてきました。二娘は十一娘が名門に嫁いだのを妬み十一娘に嫌がらせします。でも徐令宜が彼女をかばうのでした。
家に帰る途中、徐令宜は十一娘と元娘が暗躍していたのではないかと十一娘を責めます。十一娘は姉のことについては話そうとはせず。気まずい雰囲気になりました。機嫌を壊した徐令宜は用事があると理由を付けて衙門に行ってしまいます。
徐令宜が徐大夫人のもとを訪れると、側室たちのことを忘れないようにと言われます。夜、徐令宜は側室のもとを訪れるのですが。
感想
十一娘は徐令宜に誤解されたままなのですね。亡くなった姉のこともあるので言いづらい部分もあるのでしょう。誤解が解けるといいです。
第10話 梅と牡丹ぼたんの問答
羅十一娘は母親が残した布にあった刺繍を手がかりに犯人を探そうとしていました。でも徐家の女性たちからは手がかりを得ることはできませんでした。そこで別の方法を考えることにします。
徐家では皇帝から下賜された蜀錦を配ることになりました。喬蓮房は倉庫を管理する周氏を呼び出して賄賂を渡し、正室用の物を受け取りました。
徐嗣諄の乳母・陶氏は十一娘に配られた蜀錦が質が劣るものだったので激怒。周氏を問い詰めに行き、十一娘用のものを返すように言います。ところが周氏は十一娘は徐令宜の寵愛を受けていないことを理由に拒否、言い争いになりました。
そこに喬蓮房がやってきて陶氏を杖打ちにするよう命令します。すると十一娘が助けにやってきて喬蓮房に反論。喬蓮房を黙らせました。徐太夫人は蓮房をかばいますが、丹陽は我慢できず周氏を批判。仕方なく徐太夫人は陶氏に罰を言い渡します。部屋に戻った蓮房は服を切り刻み悔しくて泣き出すのでした。
夜。徐令宜が十一娘の所にやって来ました。数日後に皇帝の狩りに同行することになった徐令宜は十一娘にトラブルを起こさないよう慎み深くするようにと言います。十一娘は自分が誤解されていると気づきました。しかし徐令宜は十一娘の態度に怒って出て行ってしまいます。
感想
徐家の人の中にも十一娘にも徐々に理解する人が出てくるようになりましたね。でも相変わらず徐令宜は仕事優先で十一娘を理解しようとしていませんね。ちょっと調べれば分かることなのになぜそこで喬蓮房に否があると思わないのでしょうか。元娘もそういうところが不満だったのでしょうね。
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