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安国洞(アングクドン)の奥様はユン・ウォニョンの正妻・金氏がモデル

 

ドラマ「オクニョ・運命の女」に登場する安国洞(アングクドン)の奥様。
朝鮮王朝の実力者ユン・ウォニョンの正妻です。でも夫のウォニョンとは別居状態。朝廷の権力者の正妻なのになぜ?

安国洞の奥様にはモデルになった人がいます。

どのような人だったのでしょうか。

 

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史実のユン・ウォニョンの正妻金氏

 

安国洞の奥様のモデルになったのは尹元衡(ユン・ウォニョン)の正妻・金氏。

県監・金安遂(キム・アンス)の娘です。県監というのは地方を管理する役人のことです。県より小さな地域を治める役人を県監といいます。県知事と市長の中間くらいでしょうか。中級クラスの役人ですが。一族には朝廷の実力者、金安老(キム・アンロ)がいます。キム氏はキム・アンロの姪でした。結婚当時のユン・ウォニョンは役人になる前でした。朝廷の実力者キム・アンロの親戚と結婚したということは将来の出世が叶うかのように思えました。

ところがユン・ウォニョンの姉が中宗の継妃になります。文定王妃となった姉は後継者をめぐってキム・アンロ達と対立しました。となるとウォニョンもキム・アンロと敵対します。妻のキム氏は敵の親戚になってしまいました。

そんなときにウォニョンが出会ったのが鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)でした。ウォニョンはすっかりナンジョンが気に入って側室にしました。ナンジョンは欲の強い女性でした。ウォニョンの他の側室を追い出し、正妻のキム氏まで家から出してしまいました。ウォニョンが協力したもはもちろんですが。文定大妃もキム氏を追い出すのを認めていました。政敵の親戚が弟の正妻にいるのが気に入らなかったのでしょう。

大妃公認とあってはどうにもなりません。キム氏は家から追い出されて別居状態になります。それでも正妻としての地位は残っていました。

ところが正妻の座を狙うナンジョンはキム氏の食べ物に毒を入れ殺害します。

権力争いと欲望の犠牲となってキム氏は亡くなりました。

しかし文定大妃の死後。キム氏の養母が訴え出ます。キム氏はユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに殺されたと訴えたのでした。朝廷の重臣たちも罪を明らかにするように主張しました。ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは追放され処刑されることになります。

キム氏は不幸な最期をとげましたが、彼女の氏はやがてユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンを破滅させる原因になりました。

ユン・ウォニョンとの間には長男:尹繼(ユン・ギェ)、次男:尹・孝源(ユン・ヒョウォン)、三男:尹忠源(ユン・チュンウォン)が産まれています。

 

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オクニョでは

ドラマではユン・ユソン演じる安国洞(アングクドン)の奥様キム氏夫人として登場します。ウォニョンの正妻ですが、ドラマではすでに別居状態です。

心優しい人物でテウォンから実の母のように慕われています。

テウォンはかつてユン・ウォニョンの妾だったホンメとの間に産まれた子供でした。ナンジョンのせいでホンメと当時幼かったテウォンはウォニョンに捨てられたのでした。

キム氏夫人は自分と同じように家を追い出されたテウォンを気の毒に思い我が子のように可愛がります。しかし、正妻の座を狙うナンジョンは彼女の食事に毒を入れ暗殺されてしまうのでした。

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執筆者:フミヤ(歴史ブロガー)
京都在住。2017年から韓国・中国時代劇と史実をテーマにブログを運営。これまでに1500本以上の記事を執筆。90本以上の韓国・中国歴史ドラマを視聴し、史実とドラマの違いを史料(『朝鮮王朝実録』『三国史記』『三国遺事』『二十四史』など)に基づき初心者にもわかりやすく解説しています。類似サイトが増えた今も、朝鮮半島を含めたアジアとドラマを紹介するブログの一つとして更新を続けています。

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