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清越坊の女たち・当家主母 第21・22・23・24・25話あらすじとネタバレ感想

清越坊の女たち 0 あらすじ

中国ドラマ「清越坊(せいえつぼう)の女たち〜当家主母〜」の第21・22・23・24・25話のあらすじとネタバレ感想の紹介記事です。

 

その後、沈翠喜はしばらく入っていなかった任雪堂の部屋を整理しました。すると彼の書いた手紙を見つけました。そこには沈翠喜にむけた言葉が書かれていましたが。任雪堂の本当の気持ちを考えその手紙を燃やし。曽宝琴を雪堂の妾ではなく正式な妻として任家に迎え入れ、沈翠喜は離れで暮らすことにしました。

任如風は林舒芳に気持ちを伝え、林舒芳はそれに答えました。陳暁紅の希望通りに縁談がまとまり、婚礼が行われることになるのでした。

沈翠喜は丁栄のもとを訪問。彼女は巧児の子どもたちを守ると約束していました。礼を言う丁栄に対して沈翠喜はともに李照を討つために協力を求めます。

李照は蘇州に戻りました。曹文彬のもとには両江総督から叱責する文が届きます。焦った曹文彬は沈翠喜に対して不満を爆発させるのでした。

 

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番組情報

原題:當家主母
2021年、中国
全35話

 

主要人物

・沈翠喜(しん・すいき)
 演:蔣勤勤(ジアン・チンチン)
 織物工房・清越坊(せいえつぼう)の女主人

・林舒芳(りん・じょほう)
 演:張慧雯。
 沈翠喜に仕える侍女。

・曽宝琴(そ・ほうきん)
 演:楊蓉(ヤン・ロン)
 任雪堂の妾。秀山の生母。

・任秀山(じん・しゅうざん)
 演:陳天雨(チェン・ティエンユー)
 任雪堂と曽宝琴の息子。

・任如風(じん・じょふう)
 演:李逸男(リー・イーナン)
 任雪堂の異母弟。

・李照(り・しょう)
 演:王雨(ワン・ユー)
 蘇州織造局の高官。

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第21話 狼と猛犬

 

丁栄は李照の命令で張飈と取引を行いました。丁栄は張飈をもてなし酒を勧めます。酒を飲んだ張飈はやがて眠り込んでしまいました。丁栄も一緒に飲んでいる様子でしたが実は飲んでいません。取引が終わり丁栄は帰りました。張飈も帰ろうとしましたが、そこに兵士がやってきて張飈を逮捕。李照の生糸の倉庫も発見され、曹文彬はその生糸を見て大喜びしました。

丁荣は深夜、李照の書斎に忍び込み密売の帳簿を手に入れました。翌日、李照は帳簿が消え門番も行方不明になったことに気づきます。

彼はすぐに生糸を移動させ曹文彬に弱みをつかまれないようにしようとしますが、すでに倉庫は封鎖されていました。曹文彬は生糸を自分のものにしようと考えます。

李照は助かるため曹文彬のもとに行き賄賂を渡そうとしますが。曹文彬は門前払いしました。その後、曹文彬は沈翠喜と会い李照の生糸を一緒に自分たちのものにしようと持ちかけます。でも沈翠喜は断りました。すると生糸を半分受け取らなければ李照を弾劾しないと沈翠喜を脅すのでした。

罪にとわれることを恐れた李照は証拠隠滅のため倉庫に放火するのでした。

感想

張飈は逮捕。でも無事解決とはならない。曹文彬はなにやら悪どいこと考えてます。何しろ中国の役人は地位を維持するためには政治資金が必要。それに協力しない沈翠喜はどんな目にあわされるか心配になってきましたね。

 

第22話 若女将の覚悟

 

任如風と林舒芳の婚礼の日がやってきました。曽宝琴の提案で派手な婚礼が行われ、蘇州の人々も花嫁行列を見に集まってきました。ところがそこに蘇州府の役人たちがやってきました。なんと任如風を海賊と通じて任雪堂を殺害したことだといいます。もちろん任如風にはそんな覚えはありません。

林舒芳は花嫁衣装のまま任家に戻り沈翠喜たちに報告しました。沈翠喜はすぐに曹文彬のもとに行こうとします。曽宝琴は彼女に曹文彬の罠かもしれないと警告するのでした。

沈翠喜は助けを求めて奔走しましたが、誰も任家を助けてくれません。

李照は任如風が逮捕されたという話を聞いてすぐに曹文彬を訪ねました。そして曹文彬が沈翠喜を殺してでも任家の財産を手に入れるつもりではないかと思って驚きます。でも曹文彬は沈翠喜がそう簡単に死ぬとは思っていません。

李照としてはそうなれば緙絲の技法を得ることもできなくなると心配します。李照は緙絲の技法を手に入れようと丁栄を通して沈翠喜に取引を持ちかけます。それは緙絲の技法を差し出せば任如風が無罪になるというのでしたが。

 

感想

李照は悪どい奴だと思っていたけど、曹文彬も酷いやつですね。自分が高い地位に留まることしか考えていない。下々の者はその道具。まあ現実に中国王朝はこんなものなのでしょう。もっと酷いかな。あと、儒教社会は女性は夫以外の人と関係をもつと死に値するという理不尽な社会なので、その価値観を利用するみたいですね。

 

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第23話 生きる

 

沈翠喜は法廷に立つ決意をしました。沈翠喜が同席して任如風と張飈の裁きが行われました。

すると張飈が法廷で任如風と沈翠喜が不貞を働いたと中傷し、任如風から任雪堂の殺害を依頼されたと主張。任如風は怒って張飈を絞め殺そうとしたので兵士に連行されました。

曹文彬は沈翠喜に杖刑10回を言い渡しました。

すると沈翠喜のもとに曹夫人が棺を持ってやってきて女の名節を汚されるくらいなら死んだほうがマシだと言います。でも沈翠喜は慣習に縛られた女性ではありません。彼女は絶対に自殺しないし、任雪堂の殺人犯を見つけ出すつもりだと涙を流しながら叫ぶのでした。

一方、任家の長老たちは屋敷の没収と家の者には出ていくように言います。そこに花嫁衣装を来た宝琴がやってきて長老たちを説得。

すると曹文彬の命令を受けた役人たちがやってきて証拠探しの名目で家財を没収し始めるのでした。

曹文彬は牢獄の沈翠喜に任家の者を釈放する代わりに双面緙絲技法を渡すように要求するのですが。

 

感想

証拠もないのに罪が確定してしまいました。でっちあげの裁判では何を言っても無駄ですね。曹文彬は狂ってしまったようでもう手がつけられません。あと曹夫人も女の名節とウザい。まあ任家を潰そうと必死なのでしょう。あと、裁判終わった後で証拠集めって順番違うでしょ。もちろん金目の物が欲しいだけなんですよね。

 

第24話 直訴の太鼓

 

陳夫人と林舒芳は投獄されている沈翠喜に会いに行きました。二人は沈翠喜から7日後には釈放されると言われ安心しす。

約束の日。陳夫人たちは任家の門の前で長い間待ちましたが、太陽が沈んでも沈翠喜と任如風は戻って来ませんでした。

曹文彬が図面を手に入れ李照に渡しました。しかし李照は沈翠喜を信用していません。何かと難癖をつけ、この図面が本物かどうかを確認させる必要があるのでその確認に1か月はかかるというのです。

陳夫人はこうなってしまったのも任如風が海賊と関わったせいだと責任を感じていました。自身の過去を林舒芳に語り、沈翠喜が戻ってきたら二人で争わないように言います。

翌朝。美しく身なりを整え林舒芳に手紙を残して任如風と沈翠喜の冤罪を晴らしに行くことを決意しました。陳夫人は蘇州府署に向かい、直訴の太鼓を叩き始めます。その音を聞いて人々が集まりました。

彼女は任如風が無実で彼と沈翠喜の間には何も悪いことがないことを保証すると言った後。鳴呼鼓に頭をぶつけて自害しました。その後、林舒芳は引き続き鳴呼鼓を鳴らし続けるのでした。

感想

陳夫人は気の毒でした。でも、あいかわらず頭をぶつけて自害というバカバカしい演出でした。ここで陳夫人が死んで意味あるのでしょうか?人の命の軽い中国ですから、その程度?で解決すれば沈翠喜も苦労しませんよね。

 

第25話 捨て身の覚悟

 

曽宝琴は沈翠喜を救うため、異色双面緙の秘技が書かれた冊子を持って李照のもとを訪れました。しかし李照は非常に巧妙で技法を暗記するとこの冊子は役に立たないと言います。さらに李照から想いを告げられ困惑。李照の手を振り払いました。

曽宝琴はこのところ咳き込んでいて李照は薬を彼女に送りました。でも曽宝琴は薬を捨てます。でも後になって曽宝琴はまだやるべきことがたくさんあると気付き、薬を飲むことにします。

その後、宝琴は蘇州のある権力者に嫁ぐと噂を流しました。それを聞いた李照は怒りだします。

実は曽宝琴は李照の想いを利用して汚職の証拠をつかもうとしていました。

曽宝琴は家を早朝に出て夜に帰ることが続き林舒芳も噂を耳にしました。曽宝琴の本心を知らない林舒芳は宝琴を裏切り者だと非難します。でも宝琴は釈明しませんでした。

ところがある日、秀山が行方不明になりました。曽宝琴は人を送り出して探しに行こうとしましたが。李照が秀山を連れて帰ってきたのでした。

感想

沈翠喜が曹文彬に渡した図面だけでは不十分で曽宝琴の持っている冊子がなければ技法は完成しないようです。でもひと目見て暗記できる程度の技法って何?やっぱりたいした技法でないのでは?

それはともかく。曽宝琴は覚悟を決めて沈翠喜たちを釈放しようとしていますが。うまくいくのかな?と思ってたら・・・。これは手強い。沈翠喜はいったいどうなるのでしょうか。

 

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