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星漢燦爛(せいかんさんらん) キャスト 登場人物・時代背景と裏話

星漢燦爛(せいかんさんらん) 1 ドラマ紹介

中国ドラマ「星漢燦爛(せいかんさんらん)」の登場人物キャストと時代背景・見どころの紹介記事です。

後漢をモデルにした架空王朝を舞台に親を殺され復讐に生きる若き将軍と、親から離されて育ち愛を知らないヒロインの出会いと愛の物語。

心を閉ざし孤独な人生を歩んできた二人の恋は実るのでしょうか。

中国ドラマ「星漢燦爛(せいかんさんらん)」に登場する人物キャストを紹介します。

 

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星漢燦爛(せいかんさんらん)番組情報

星漢燦爛(読み方:せいかんさんらん)

燦爛(さんらん)とは光り輝いて美しい様子。

簡体字原題:星汉灿烂·月升沧海
繁体字原題:星漢燦爛·月升滄海
英題:Love Like The Galaxy
2021年、中国

星漢燦爛 27話
月升滄海 29話
全56話

原作: 星漢燦爛、幸甚至哉
作者:關心則亂

作者の關心則亂は「明蘭・才媛の春」の原作小説も書いた人です。

 

星漢燦爛(せいかんさんらん) 時代背景

時代背景

 

舞台になるのは後漢をモデルにした王朝。 

建築物や内装は漢王朝とよく似ていますし、髪型や服装も漢を意識しているようです。

天下は戦乱の時代となっていました。その戦乱を終わらせたのが今の皇帝 文帝でした。

しかし文帝は力を得るために実力者の乾安王と同盟。乾安王の姪・宣神諳を正妻にむかえます。そのため若いころから付き合っていた越姮を側室にしてしまいます。

文帝と宣皇后の間には太子がいます。太子は優しい性格ですが、それほど有能ではなく人に利用されやすいところがあります。乾安王の勢力も衰え、今では越妃の勢力が力を付けています。

文帝と越妃には三皇子がいて、彼を次の皇帝にしようという人たちも大勢います。

争いは皇宮内だけではありません。

世間では前朝の戾(レイ)帝の残党が活動。不穏な動きをみせています。

そんな世界に程少商と凌不疑は生きているのでした。

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星漢燦爛(せいかんさんらん)あらすじ

程家の娘・程少商(チョン・シャオシャン)は、戦乱のため幼い頃に両親と離れ、祖母と叔母に育てられました。

でも祖母と叔母は母を嫌っていたので程少商はろくに食事を与えられずろくな教育を受けさせてもらえませんでした。そこで少商は生き延びるため、表面では無能なふりをしていました。

ようやく両親と再会できることになったので程少商は両親のもとに送られることに。

道中、賊を追っている最中の凌不疑(リン・ブーイー)と出会います。凌不疑は機転の効く程少商に興味をもつのでした。

程少商は両親と再会。ところが長い間疎遠になっていたので家族の絆は取り戻せないほどに壊れていました。

程少商は皇帝の義子である凌不疑(リン・ブーイー)、白鹿山の秀才 袁慎(ユェン・シェン)、名門子弟の楼垚(ロウ・ヤオ)と出会い、三人の男性の間で揺れ動きます。

程少商は仲間たちの助けを借りて家族内の争いや小さな県の問題を解決。凌不疑と関わっていくなかで、彼の家族や出生にまつわる謎に巻き込まれていくのでした。

 

星漢燦爛(せいかんさんらん)の主要人物・キャスト

登場人物

 

凌不疑(リン・プーイー)

演:呉磊(ウー・レイ)
生年月日:1999年12月26日、上海市出身。
「長歌行」阿詩勒隼
「女医·明妃傳」朱見深

幼名:阿狸、十一郎
字:子晟。

本名:霍無傷。
幼名:阿猙。

黒甲衛を率いる将軍。5歳の時に姑父の凌益に一族を皆殺しにされました。姑母の霍君華に救われ、母と慕っています。皇帝の義子となり、いつか復讐するため軍務に励んでいました。

一見すると無愛想で冷たいように見えますが、情に厚い一面もあります。程少商のことが好きになり「他の者は娶らない」とまで言うほど一途に愛しているのですが。程少商と楼垚の関係を知り身を引いてしまうことも。

心のなかでは自分が程少商にはふさわしくないと思っている部分もあります。

程少商との関係よりも復讐を優先。狂気に走ってしまうのですが……

 

モデル:霍去病、衛不疑

義子(ぎし)
義兄弟の親子版。主従関係を強化するために仮の親子関係を結びます。養子と違って義子に相続権はありません。

関連記事
・凌不疑/霍無傷は実在する?モデルは?

 

程少商(チョン・シャオシャン)

演:趙露思(チャオ・ルースー)
1998年11月9日生、四川省成都市出身
「黒豊と白夕」風惜雲
「長歌行」李楽嫣

幼名:嫋嫋
両親はこの名前で呼ぶことがあります。

通称:四娘子
特に親しくない人はこの呼び方が多いです。

程始と蕭元漪の一人娘。程少宮とは双子。
元々の名前は「程嫋」でしたが祖父が「程少商」に改名。

過酷な幼少期を過ごしたため性格は反抗的やられたらやり返す性格。生き延びるために様々な能力を身につけ、頭はよく機転が効き、人の表情や言動から真意を読み取ったり、空間の把握や計算が得意。

悪知恵が働き、お嬢様らしくない性格。それも育った環境を思えば仕方ないところ。それでも武門の娘には誇りを感じているようで、やがてリーダーシップを見せ立場にふさわしい振る舞いをするようになります。

凌不疑との関係はもちろん。楼垚・袁慎との関係にも注目。見ている側も「本当は誰が好きなの?」と思うかもしれません。

楼垚と婚約していましたが、婚約を解消して凌不疑と婚約。ところが凌不疑は結婚2日前に行方をくらましてしまいます。

母との関係は悪いまま。母との関係修復もドラマの見どころのひとつです。

程少商の裏話

「星漢燦爛」の原作小説では物語冒頭で虐待を受けた程少商が死亡。程少商の肉体に別世界の住人「俞采玲」の魂が乗り移り蘇生。
その後は俞采玲の意識のまま行動しています。つまりタイムスリップものとして書かれています。

だから程少商は様々な知識や技術を持っているし考え方も現代的なわけです。

ドラマではタイムスリップの場面をなくして程少商は死なずに本人の意思で行動している設定。
それなのに時代や育った環境に似合わない知識や考え方をもっている。というギャップが出ています。

 

袁慎(ユェン・シェン)

演:李昀鋭(リー・ユンルイ)

字:善見
毒舌家白鹿山書院の皇甫儀の教えを受け高い学識をもちます。灯会の夜に程少商を見かけて一目惚れしました。

自信家なところがあり、程少商も自分に惹かれると考え機会を作って会おうとします。ずっと彼女を想っていましたが。毒舌が過ぎて程少商には……

 

 

楼垚(ロウ・ヤオ)

演:余承恩(ユー・チョンエン)

驊県の県丞。楼氏の二房の末っ子(何昭君の夫)。
乳名:阿垚

穏やかな性格。父親が早くに亡くなり、母親は大房(本家)から圧力をうけていました。幼いころから何昭君と婚約していましたが、ある理由により婚約を解消

程少商を好きになり、彼女と婚約しますが。それもある理由で解消することに。

 

 

程家

程家相関図

星漢燦爛程家家系図

程家 家系図

祖母/ 董(ドン)氏

演:許娣(シュ・ディ)

程始、程承、程止の母。夫を亡くして女手ひとつで子供たちを育てました。
娘より息子を溺愛。非常に迷信深く、災難を避けるため少商と両親を引き離しました。

 

程始(チョン・シー)

演:郭濤(ダオ・タオ)

校尉→曲陵侯。
程少商の父。程家の当主。
程詠、程頌、程少宮、程少商の父。
離れて育った娘が気の毒で溺愛。母や妻も大切に思っています。

万松柏とは義兄弟。

 

蕭元漪(シャオ・ユエンイー)

演:曾黎(ズン・リー)
「麗王別姫」楊玉環

程詠、程頌、程少宮、程少商の母。
少商が生まれてまもなく夫の出生についていきました。久しぶりに再開しましたが、少商はできの悪い子だと思って厳しくあたります。何かと程姎と程少商を比較。そのことが母子の溝を深めることに。

 

程承(チョン・チョン)

演:崔鵬

程氏二房(次男家)の主。
程姎の父、葛氏の夫、董氏の息子。
足が不自由で、妻からは冷たくされています。

葛氏

演:陳思斯(チェン・スースー)
「甄嬛傳」曹貴人、「武則天」楊青玄

程承の妻、程姎の母。
程少商の両親がいない間、少商を虐待
15年前、呪術師の言葉を董氏に伝え、少商と父母を引き離しました。
15年にわたって少商や夫に冷酷だったので離縁されます。

程姎(チョン・ヤン)

演:徐嬌(シュー・チャオ)
「星空」謝欣美

程氏二房の娘。程少商のいとこ。
大人しくて礼儀正しい。蕭元漪のお気に入り

 

皇室

星漢燦爛 皇室の相関図

星漢燦爛 皇室 相関図

文帝

演:保剣鋒(バオ・ジエンフォン)
「夢華録」皇帝、「青天衙門」康熙帝

若い頃は越姮と結婚していましたが、乾安王と同盟を結ぶため宣神諳と結婚。越姮をにしました。

モデル:後漢の建国者 光武帝 劉秀

・皇帝 文帝のモデルは誰?何時代の人?

 

宣皇后/宣神諳

演:童蕾(トン・レイ)
「馭鮫記」青姫、「隋唐英雄傳」李蓉蓉

名前は宣神諳。太子と五公主の母。長秋宮で暮らしています。
父を早くに亡くし、伯父・乾安王の保護を受けて育ちました。乾安王と文帝の同盟のため文帝と結婚

越妃とは仲良くしています。子晟を長秋宮で養育、実の子のように育てました。子晟と少商が婚約後は少商は皇后の元で学ぶことになり、少商を実の娘のように大切にします。

文帝と越妃の若い頃の関係に嫉妬していましたが、少商との交流を通して自分の想いを見つめ直すことになります。

モデル:皇后 郭聖通

 

越妃/ 越姮

演:曹曦文(ツァオ・シーウェン)
「如懿傳」陳婉茵、「孤城閉」賈教習

名前は越姮。文帝の側室。永楽宮で暮らしています。
三皇子、二公主、三公主の母。
文帝とは幼なじみ。皇帝の最愛の女性でした。本来は文帝の正妻になるはずでしたが、政治的な思惑により正妻から側室に降格。

王朝の建国時には文帝に伴って外征に同行。子供たちは宣皇后や小越侯に預けて養育させました。子晟を自分の子以上に大切に思い、少商との仲を何度も助けています。

モデル:光烈皇后 陰麗華

太子

演:汪卓成(ワン・ジュオチョン)
「陳情令」江澄、「剣王朝」封清晗

母:宣皇后。
優しい性格ですが、利用されやすいところも。

三皇子

演:高寒(ガオ・ハン)
母:越妃。
彼を次の皇帝にしようとする勢力は多いです。
越氏に所属しているので表面上は凌不疑とは不仲。実は幼いころに命を救われた恩があり、裏ではお互いに助け合っています。

三公主

演:王禛(ワン・ジェン)
母:越妃。
見栄っ張り。小越侯に育てられ、凌不疑に恋心を抱いていました。

五皇子

演:劉鋭(リウ・ルイ)

母:徐美人。
情に厚く、自由奔放な性格。よく皇帝に怒られています。

五公主

演:王梓薇(ワン・ズーウェイ)
母:宣皇后。
皇帝の末娘。戦乱が収まったころに生まれ、非常に可愛がられて育ちました。性格は傲慢で横柄。王姈とは仲がいいです。
 
星漢燦爛のあらすじ紹介はこちら↓
 

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