韓国ドラマ「雲が描いた月明かり」に登場するヨンウン王女は実在の人物。
モデルになったのは第23代国王 純祖の娘・永温公主(ヨンウンオンジュ)です。
母は側室 淑儀 朴氏(スギ パクシ)
幼いころから病気がちで言葉が不自由だったと言います。
史実の永温公主はどんな人物だったのか紹介します。
永温公主(ヨンウン王女)の史実
いつの時代の人?
生年月日:1817年10月11日
没年月日:1829年4月8日
享年:11歳
名前:不明
称号:永温翁主(ヨンウンオンジュ)
父:純祖
母:淑儀 朴氏
未婚
彼は朝鮮王朝(李氏朝鮮)の23代純祖の娘です。
日本では江戸時代の人になります。
おいたち
1817年(純祖17年)。純祖と内人朴氏の娘として生まれました。
朴氏はもともと宮中で働く宮女でしたが、純祖のお手付きとなって承恩尚宮になり。女子を出産。
永温翁主(ヨンオンオンジュ)の称号が与えられました。
母の朴氏は従二品 淑儀(スギ)になりました。
李氏朝鮮時代の記録「純祖実録」によれば、永温翁主は生まれた時から病弱で、頻繁に病気を患いました。言葉もうまくいかなかったといいます。
そんな永温翁主を異母兄の孝明世子が非常に気の毒に思って、いつもかわいがってくれました。
1827年(純祖27年)旧暦6月10日。11歳の時に永温翁主(ヨンオンオンジュ)に冊封され、様々な品物が与えられました。
わずか2年後の1829年(順調29年)旧暦4月8日。13歳の若さで死亡してしまいます。
永温翁主をかわいがっていた孝明世子は涙を流して悲しんだといいます。
一方、この孝明世子も永温翁主が死亡してから約1年後の1830年(順調30年)旧暦5月6日、20歳の若さで志望しました。
純祖には2男3女の子供がいましたが、すべて父親より先に死亡してしまいます。
テレビドラマ
雲が描いた月明かり 2016年 KBS 演:ホ・ジョンウン
生母は淑儀。
キム・ホンと前中殿の悲劇を目撃して精神的衝撃を受けて失語症になったという設定です。
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