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大宋宮詞 ドラマ第33・34・35・36話あらすじとネタバレ

大宋宮詞 0 あらすじ

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうきゅうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第33・34・35・36話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

鶴が運んできた天書を作ったのは王欽若でした。でも趙恒はそれに気づいていました。真宗 趙恒は王欽若から経緯を聞きます。

趙恒は縁起のいい出来事があったというので、年号を大中祥符(たいちゅうしょうふ)に改元しました。

趙恒は変装して冀王府を訪れました。そこでは趙元份の子供が学問をしていて「趙恒はふと趙吉のことを思い出すのでした。そこで趙恒は趙元份の七男を宮廷でひきとり劉娥に育てさせることにします。

趙恒は病がひどくなってきたので劉娥が養子をとって宋の後継者としてふさわしい人物に育ててくれるのを願っていたのです。

一方、朝廷では劉娥を皇后にしてはという意見が出ていて。趙恒もそのつもりになっていました。

 

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番組情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

郭清漪(かく・せいい)/章穆皇后
演:斉溪(チー・シー)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

第33話

 

李婉児(りえんじ)が懐妊したことがわかりました。真宗 趙恒は李婉児を宸妃に格上げ。褒美を与えて玉宸宮に住まわせました。

ひとり取り残された徳妃 劉娥は趙吉を思い出し、もう子供はできないかもしれないと胸が張り裂けそうになるのでした。そして劉娥は李婉児に真宗のことを任せようと考えます。

でも真宗 趙恒は皇后にふさわしいのは劉娥だと告白。後継ぎの養育も劉娥に任せたいと願うのでした。

宸妃 李婉児の懐妊を祝う宴会が行われました。後宮の人々は宸妃を祝います。でも貴妃 潘玉姝は遅れてやってきて李婉児を侮辱して転倒させ、劉娥も巻き込まれて負傷してしまいます。趙恒は激怒。潘玉姝を充媛に降格しました。

ところが手当をした侍医から劉娥が懐妊していることが知らされ真宗は大喜びするのでした。

 

感想と解説

李婉児の懐妊はおめでたいけど。それだけで宸妃にするって急ぎ過ぎじゃない?このドラマの真宗は「妃」を乱発し過ぎですよね。そんなに軽い地位ではないでしょう。

ちなみに李婉児のモデルになった李氏は生前は宸妃と呼ばれたことはありません。死後に与えられた称号です。

史実では劉皇后(劉妃)には実の子はいませんでしたが。このドラマでは史実よりも物語の「狸猫換太子」に近い展開になりそうですね。だとするとこの後、李婉児の身にとんでもないことが起こる予感が。

・山猫に取り替えられた皇子(宋仁宗)「狸猫換太子」

 

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第34話

 

劉娥は様々な困難を乗り越えついに皇后になりました。

充媛に格下げになった潘玉姝は宮中で鳴り響く鐘や太鼓の音に苛立ち、化粧台をひっくり返し、様々な装飾品が床に散らばりました。潘玉姝は鐘樵からもらった耳飾りを見て悲しみに打ちひしがれ、自分と劉娥の格差に嘆くのでした。

皇后になった劉娥は側室たちの挨拶をうけます。劉娥は側室たちに匂い袋をプレゼント。彼女たちは喜びます。

王欽若(おう きんじゃく)と丁謂(てい い)は劉娥と李婉児の懐妊を祝い。皇子の誕生を祈願するため道観・玉清昭応宮(ぎょくせいしょうおうきゅう)の建設を提案。寇準たちは反対しますが真宗 趙恒は道観の建設を認め建設の監督に丁謂を任命しました。

そのころ遼では蕭皇太后が姉・蕭胡輦(しょう これん)の反乱を鎮圧。姉を殺害しました。しかし姉たちを手にかけたことをくやみ泣き崩れます。蕭皇太后は閲兵式で倒れ、聖宗・耶律隆緒(やりつ りゅうしょ)に国の統治を任せて意識を失います。

 

感想と解説

道観(どうかん):道教の神を祀る建物。仏教でいうと寺院になります。祠レベルの小さなものから寺レベルの大きなものまで様々。道教で祈願するのは現世利益のみ。死後やあの世のことは道教では祈願しません。歴史上の真宗も道教施設の建設に熱心でした。

蕭皇太后が姉を粛清した部分は「燕雲台」の最終回と同じ事件。燕雲台では蕭胡輦の最期をぼかしていましたが、実際には蕭皇太后は蕭胡輦を幽閉した後、賜死しています。

 

第35話

 

真宗 趙恒は大遼の蕭皇太后の死を知りました。真宗 趙恒は劉娥の意見を聞いて蕭皇太后の葬儀に曹利用と丁献容を使者として派遣すると決定します。

また宮中では別の問題が起きていました。タングートが涼州を攻め褆摩と戦いになったのです。タングートの王・李徳明から書簡が届き戦いには介入するなと伝えてきました。宋の朝廷ではタングートと褆摩の戦いに介入するかどうかで意見が割れてしまいます。

主戦派の潘伯正は意見を聞き入れない真宗に腹を立て、皇后 劉娥の子を皇太子にしたらどうかと言い出します。寇準は性別はわからないと反対。

そのやり取りを蘇義簡から聞いた劉娥は嫌がらせなのだろうと言います。故郷を心配する文伽凌がやってき劉娥に相談します。

劉娥は安産祈願のため寺を訪問。するとある人物から「男児を授かる」という甘露を渡され飲んでしまいます。

 

感想と解説

タングートが歳弊を要求するのは次の仁宗の時代。

史実ではタングートの李徳明は父・李継遷の仇を討つため吐蕃(チベット。このドラマでは褆摩)の潘羅支(ドラマでは班若石)を攻めて討ち取りました。でも李徳明は宋とは戦う気はなかったようです。

あと。劉娥は不用心すぎるでしょう。皇后の立場をわかっているのかな。

 

第36話

 

劉娥が寺から戻ってが休んでいると太監の張景宗がやってきました。タングートは遼と同じように銀や絹を要求、さらに王に封じてほしいと要求していました。真宗 趙恒はそのタングートからの要求に怒っていました。さっそく劉娥が趙恒のもとに向かい、なだめようとしますが。真宗に口出しするなと言われます。

すると劉娥は大晦日の宴には出席しないと言ってその場を去りました。

大晦日の宴。夜は冷えて雪が振りました。皇后 劉娥が寝宮で1人で休んでいると楊瓔珞がやって励ましてくれます。ところが劉娥を突然の腹痛が襲いました。潘玉姝は劉娥の様子を見に行こうとしますが、真宗に怒られます。

劉娥は流産。劉娥の子を跡継ぎにしようと考えていた真宗はショックをうけます。乳母の王氏は他の男子を替え玉にして李婉児の子供と取り替えればいいと助言。真宗は悩みますが結局は真宗もその意見に賛成。

劉娥の生んだ子を皇太子にすると宣言してしまいます。

 

感想と解説

ついに宸妃の子を劉娥の子にしようという意見が出ました。認める趙恒もどうかとは思いますが。

というよりまだ生まれてもいないのに皇太子にするってあり得ないでしょう。このドラマ妃が解任するとすぐ皇子が生まれるのが決定したみたいに騒ぎますね。

シナリオを書いた人は何考えているんでしょうか?

 

 

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