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尚食 ドラマ第29・30・31・32話あらすじとネタバレ

尚食 0 あらすじ

中国ドラマ「尚食(しょうしょく)」の第29・30・31・32話のあらすじ・ネタバレ紹介記事です。

15世紀の明朝。5代皇帝 宣徳帝が即位したばかりのころ。

洪熙帝 朱高熾が突然亡くなってしまいます。張皇后は皇帝の死を一部の者だけに知らせ、皇帝の死を隠そうとしました。そして南京にいる朱瞻基の帰りを待つことにします。

游一帆は宮廷の慌ただしさを見て、何かが起こっていることをすぐに察知しました。蘇月華も尚食局の異変を游一帆に教えました。游一帆は皇帝が亡くなったと考え、漢王に伝言を送ります。

そんな中、朱高熾の死の直前に酒杯を捧げた郭貴妃は逃亡。姚子衿が滞在する朱瞻基の書斎へ逃げ込み、潔白を主張する。

明の規則では子のない妃嬪は皇帝の死後殉葬されることになっています。でも張皇后は子のいる郭貴妃を殉葬のリストに載せました。それを知った郭貴妃は逃げ出し姚子衿に身の潔白を主張します。姚子衿が食事を持って乾清宮に行くと第十皇子の衛王がずっと跪いているのを見ました。姚子衿は気の毒になって郭貴妃を助けようとするのですが。

一方、南京にいた朱瞻基は知らせを受けて急いで都に戻りますが、途中で刺客に襲われてしまいます。

 

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番組情報

原題:尚食
英題:Royal Feast
2020年、中国
全40話

尚食局とは

隋唐時代に宮中の女官は6つの部署(尚宮局、尚儀局、尚服局、尚食局、尚寢局、尚功局)に別れていました。尚食局は宮中で皇族の食事を担当する部署。

明朝時代の尚食局は配膳と食べるときの世話を担当。調理は尚膳監がします。

ドラマ「尚食」の描写は正しくありませんが。ドラマ的な面白さを優先させたのでしょう。

「尚食」は尚食局のトップの女官。尚食の下に司膳・典膳・掌膳などの役職があります。

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主要人物

・朱瞻基(しゅ・せんき)/宣徳帝
演:許凱(シュー・カイ)

・姚子衿(よう・しきん)
演:呉謹言(ウー・ジンイエン)

・游一帆(ゆう・いつはん)/朱瞻礼(しゅ・せんれい)
演:王一哲(ワン・イージョ)

・胡善祥(こ・ぜんしょう)/皇后
演:張楠

・張皇太后
演:劉敏

・胡善囲(こ・ぜんい)/司膳
演:張芷溪(ジャン・ジーシー)

 

第29話 絶望を乗り越えて

 

先帝が崩御して以来、宣徳帝 朱瞻基(しゅせんき)は食欲がありません。姚子衿(ようしきん)が食事を運ぶと朱瞻基は姚子衿が郭側妃のために頼み込もうとしていることを知って止めさせました。

姚子衿のはたらきかけで孟紫澐(もうしうん)が白状。郭貴妃は皇帝には毒をもっていないことがわかりました。さらに侍医の盛寅(せいいん)が証言し、皇帝の死因は毒ではないこともわかります。こうして郭貴妃は殉葬を免れました。

宣徳帝は洪熙帝を怒らせ発作を起させた李時勉(りじべん)を直ちに処刑しようと考えていました。ところが李時勉の言葉を聞いて気に入って死刑にはしませんでした。

衛王は母の命が助かったのを喜び戻りました。蘇月華は姚子衿の計略に驚きますが、孟紫澐は喜びに満ちた衛王を見て、姚子衿はまだ若すぎると皮肉を言うのでした。

殷紫萍(いんしへい)が郭側妃のために麺を作り、姚子衿が軟禁中の郭側妃に持って行きました。郭側妃は涙を流しながらその麺を食べて彼女の祖母が作ったものに似ていると喜びました。

翌日。姚子衿は郭側妃が首を吊ったという知らせを聞き驚くのでした。

 

感想と解説

郭側妃はせっかく命が助かったのに結局、命を失うことに。史実では殉葬になっているので、ドラマでも運命は変えられないってことでしょうか。皇帝を殺害していなくても、罪がないわけではありませんしね。

 

第30話 中秋の夜

 

 

中秋の日が近づいて来ました。中秋には妃嬪が皇帝のために月餅を作る習慣がありましたが、姚子衿は作りませんでした。宣徳帝 朱瞻基は袁琦に姚子衿が月餅を送ってきたか尋ねますがいい返事は返ってきません。

宣徳帝 朱瞻基は姚子衿が郭側妃を匿っていたので彼女を冷遇していました。そのため妃嬪たちは姚子衿から離れ始めます。昭儀・呉妙賢(ごみょうけん)は姚子衿が孤立しているのを見て喜んでいました。

姚子衿は中秋の宴である料理を作ろうと考え桂花酒を冷やしていました。そこに呉妙賢がやってきたので酒のことを話します。呉妙賢は密かに酒の隠し場所を覚えておくのでした。

中秋の宴がやってきました。妃嬪と太后が集まり、尚食局が様々な料理を出し、殷紫萍が最も高い評価を受けます。

ところが呉妙賢は姚子衿が冷やしている酒を取ろうと宴を抜け出し、知らせを受け取った宣徳帝もそこに向かうのですが。

 

感想と解説

中秋節は旧暦の8月中旬。現代(グレゴリオ暦)では9月から10月ごろ。中国では春節、清明節、端午節と並ぶ重要な行事です。

中秋節に月餅を食べる習慣は唐の時代に宮中の行事として始まり、明の時代には民間にも広まったようです。月餅は丸い形をしていて、家族の結束と調和を表しているといいます。家族みんなで食べて一家団欒を願う食べ物なんですね。

 

第31話 疑惑

 

姚子衿と宣徳帝 朱瞻基は行雲草舎で二人きりになりました。姚子衿は宣徳帝が落ち込んでいるのを見て励まそうとします。でも宣徳帝はまだ彼女に腹を立てていました。姚子衿は妃になって自分の考えのない人形になるのは望んでいません。彼女は自分の心を持ち続けたいと望みました。

彼女は書院の外では妃嬪の役目を務めますが、書院の中では以前の自分たちに戻りたいと言います。そんな彼女の言葉に宣徳帝の心から怒りが消えていくのでした。

そして姚子衿は貴妃になりました。皆が祝福しますが、蘇月華は嫉妬心を抱くのでした。

一方、胡皇后は最近様子がおかしく、深夜になると人形を抱いて赤ん坊のようにあつかい一人で泣いています。その様子は皇太后のもとにも届き、皇太后は驚きました。

すると肉豆蔲粥のせいで胡皇后がおかしくなったとされてしまい。それを作った殷紫萍は捕らわれました。

姚子衿も疑われましたが、皇太后の前で事実を話し、姚子衿への疑いは解消されました。

 

 

感想と解説

姚子衿のモデルは孝恭章皇后。胡皇后がいるのに、彼女を押しのけて皇后になった人です。もう貴妃まできてしまいましたね。実際には朱瞻基が皇太孫の時代から8年近く側室の時期があって娘も生まれているのですが。このドラマでは宮女から始まっているので側室になってからの出世の仕方が早いですね。

姚子衿は助かったもののまだ殷紫萍が捕まったままです。どうなるのでしょうか。

 

第32話 長き禁足

 

姚子衿は胡皇后の病の原因だとされる食材を自ら試そうとしました。尚食局の人々はそれを聞いて不安に思います。でも姚子衿は真実を調べることが自分の役目だと思っています。

宣徳帝 朱瞻基は尚食の関係者を皇宮に連れてきて拷問を行いました。宣徳帝は胡皇后を呼んでその様子を見せました。彼女がその場を去ろうとしても宣徳帝は許しません。宣徳帝は胡皇后に医者の心得を語るのですが、胡皇后はかつて医者を目指し心は痛んでいのですが、何も知らないふりをするのでした。

姚子衿は殷紫萍が拷問を受けているのを聞いてすぐに駆けつけ、中止を求めます。でも殷紫萍は泣きながら姚子衿に心配しないように頼みました。宣徳帝は姚子衿の願いを聞き入れず、遊一帆に尚食局に関わる全ての者に同じ刑罰を与えるように命じました。

胡皇后は眼の前の光景に耐えられなくなり、自分の行動は自分の過剰な悩みからきたものだと太后に謝罪することを決意。尚食局への疑いは解消されました。

 

感想と解説

宣徳帝って名君と言われますが、けっこう残酷な面があるんですよね。このドラマでも少しその雰囲気を出しているように思えます。

結局、胡皇后のおかしな行動はストレスからくるものだったのですね。でもその原因は朱瞻基にあるような。

 

・ドラマ第33・34・35・36話のあらすじ

 

尚食 ドラマあらすじ全話一覧

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