スベクヒャンの意外な正体

2019年4月8日

韓国ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」では百済の武寧王の娘スベクヒャンが登場します。

スベクヒャンは本当にいたのでしょうか?ドラマのHPを見ると実在の人物がモチーフのようなことを書いてますね。

でもスベクヒャンそのものは実在しません。ではいったい何がスベクヒャンになったのでしょうか?

スベクヒャンの発想の元になった人物は何者なのか紹介します。

スベクヒャンの元ネタは手白香皇女?

ドラマでは武寧王に娘がいることになっています。

でも、歴史上は武寧王に娘がいたとは書かれていません。娘そのものが架空の存在です。

日本ではドラマタイトルは「帝王の娘スベクヒャン」。あえてカタカナですが本当は漢字があります。「スベクヒャン」を漢字で書くと「守百香」。

「帝王の娘 守百香」となるのです。

でも最初は「手白香」でした。

「守百香」と「手白香」は韓国語では同じ発音「スベクヒャン」。

「手白香」とは日本の24代仁賢天皇の娘。26代継体天皇と結婚した「手白香皇女(たしらかのひめみこ)」のこと。

というのも韓国の民間の歴史家が「継体天皇は百済のおかげで即位して、継体天皇の妃の手白香皇女は百済の王女だ」と主張したことがあるからです。笑い話のような珍説ですがドラマはその影響を受けてるようです。

日本のルーツは韓国にあると言いたい、いつもの悪い癖がでてますね。
韓国によくある「ウリジナル思想」のひとつのようですね。ウリジナルとは「ウリ=韓国語で我々」と「オリジナル=英語」で起源をあわせた造語です。

でもさすがにに韓国国内でも異論があったらしく「守百香」に変更されました。

制作スタッフは「歴史を歪曲しているのではない」と説明したようですが、手白香皇女を意識しているのは間違いありません。日本では公表できない裏話が韓国では話題になったようです。

日本人でもほとんどの人は手白香皇女(たしらかのひめみこ)を知らないと思います。でもそれが韓国でドラマのタイトルになってるのです。日本ですら知らない大昔の皇族に注目するとは異常なまでの熱心さですね。ある意味感心します。

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