PR

韓国ドラマ「私の国 」登場人物紹介とネタバレ

私の国 1 ドラマ紹介

韓国ドラマ「私の国」は高麗末期から李氏朝鮮建国の時代を舞台にした時代劇です。

主人公は朝鮮を建国した人々(李成桂や李芳遠)ではなく、彼らのもとで戦った若者たち。

朝鮮の建国過程そのものは詳しく描かれません。歴史の裏ではこういうことがあった。という設定で話が進んでいきます。

主な登場人物とモデルになった実在の人物を紹介します。

一部ネタバレ要素があるのでご注意ください。

 

PR

主要人物

ソ・フィ(徐輝)

 演:ヤン・セジョン 
 声:福山潤

父は高麗の将軍ソ・ゴム(徐剣)。かつてイ・ソンゲのもとでいました。ところが父が何らかの不正に巻き込まれ処刑されてしまいます。罪人の子になったため周囲から軽蔑されています。それでも体の弱い妹ヨンを守って育ててきました。

弓の名人で父親譲りの武術を受け継いでおり、妥協を嫌う頑固な性格。苦しい生活から逃れるため、武科に受かって武官になろうとしています。世の中のことより給料をもらうことが大事。

でもヒジェに会ってその考えが変わり始めました。何度もヒジェに会っている間に恋してしまいます。

ソノとはライバルですが親友です。

科挙の武科に首席合格はのがしたものの、兵士になり。戦場に送られます。戦地で功績をあげて周囲から一目置かれる存在になります。

架空の人物

・「私の国」ソ・フィ は実在したの?モデルは誰?

 

ナム・ソノ(南宣浩)

 演:ウ・ドファン
 声:細谷佳正

司僕寺正ナム・ジョンの次男。

優れた洞察力を持ち、文字が書け、武術も得意です。でも母が奴婢出身のため、正当な息子と認められていませんでした。ところが後継ぎだった異母兄が溺死したのでナム家の息子として認められました。

フィとは親友。フィとともに武科の試験を受けます。首席合格したのはソノ。試合で勝ったのはフィでしたが。実は父が役人を買収していたのでソノが首席合格したのでした。軍に配属されフィの上司になったソノはフィを亡き者にしろとの命令で戦地に送り出します。

ヒジェのことが好きで告白しますが・・

架空の人物

・「私の国」ナム・ソノは実在したの?モデルは誰?

 

ハン・ヒジェ(韓熙渽)

演:ソリョン(AOA)
声:三森すずこ

父のことは覚えていません。子供の頃、暴漢におそわれ母が殺されました。自身も死にかけましたが、フィの父ソ・ゴムに助けられました。

妓楼の梨花楼で育ちましたが、ヒジェ自身は妓生ではありません。梨花楼には金持ちや権力者が集まるので様々な情報が得られます。

そんな妓楼で育った彼女は高麗の世の中に絶望し、自ら行動をおこして自分の意見を世の中に広めようとします。

役人から追われていたフィやソノと出会います。何度かフィと会っている間にフィを深く愛するようになります。後に梨花楼の行首になります。

架空の人物

 

イ・バンウォン(李芳遠)

演:チャン・ヒョク
演:土田大

高麗の将軍 イ・ソンゲ(李成桂)の五男。

父のため高麗を倒し、朝鮮建国に貢献しました。ところがその働きを認められず、幼い弟イ・バンソク(李芳碩)が世子(後継者)に指名されました。

自分が王にならないと死んでしまうと思っているので何が何でも王になろうとします。やがて身内同士の争いに突き進んでいきます。

後の李氏朝鮮第三代国王・太宗。

太宗:李芳遠(イ・バンウォン)の詳しい説明はこちら。

 

イ・ソンゲ(李成桂)/太祖

演:キム・ヨンチョル

高麗の将軍。様々な戦いに勝利し絶対的な自信をもっています。腐敗した高麗を打倒して李氏朝鮮を建国。初代国王・太祖になりました。

イ・ソンゲ(李成桂)にとって息子のバンウォン(芳遠)は野心的な狼に思えました。ソノに命じてバンウォン(芳遠)の暗殺しようとします。さらに跡継ぎに若い芳碩を指名します。

しかしそれが悲劇のもとに・・・

太祖:李成桂(イ・ソンゲ)の詳しい説明はこちら

 

イ・ソンゲの周辺人物

ナム・ジョン(南傳)

演:アン・ネサン

ナム(南)一族の次男。後に領議政になる兄弟がいます。有能な兄弟に対して劣等感をもっています。

ナム・ソノの父。イ・ソンゲ(李成桂)の部下で朝鮮建国に協力します。

第一次王子の乱でイ・バンウォン(芳遠)に殺害されます。

ナム・ジョンは架空の人物ですが、モデルになったのが南誾(ナム・ウン)です。李成桂を王にするため働き、第一次王子の乱で李芳遠に殺されるところは同じです。

ナム・ジョンのモデルになった南誾の詳しい説明はこちら

 

イ・バンガン(李芳幹)

演:イ·ヒョンギュン

イ・ソンゲ(李成桂)の四男。バンウォン(芳遠)の兄。武勇に優れていますが、性格が荒々しい。王位後継者になる野心を持っていました。ところが人望ではバンウォン(芳遠)に負けています。常に人を妬み、疑い深い性格。

反乱(第二次王子の乱)が失敗してバンウォン(芳遠)の捕虜になります。

 

カン(康)氏/神徳王后

演:パク・イェジン

イ・ソンゲ(李成桂)の2番めの妻。バンウォン(芳遠)の継母で政敵。並の武将以上の知性と度胸をもっています。

イ・ソンゲが朝鮮建国後は王妃になります。自分の息子を次の王にしようとします。劇中で死亡。その後、第一次王子の乱が起こり息子たちがバンウォン(芳遠)に殺されます。

神徳王后 康氏の詳しい説明はこちら

 

ファン・ソンノク(黄池荣)

演:キム・ドンウォン

イ・ソンゲの侍従長。女真族出身。ナム・ソノに協力します。

 

イ・バンウォンの仲間

テリョン

演:キム・ジェヨン

イ・バンウォンの私兵の隊長。元禁軍出身。剣の達人。イ・バンウォンのためなら命も捧げます。

チョンガ

演:キム・ソギョン

イ・バンウォンの私兵。殺人もためらわない冷酷な性格。汚れ役が多く、テリョンより地位が低いところに劣等感を抱えています。

 

ソ・フィ(徐輝)の家族と仲間

ソ・ゴム(徐剣)

演:ユ・オソン

架空の人物

イ・ソンゲの部下。高麗一の剣士と名乗ります。
妻を亡くしフィとヨンを育てました。

不正に巻き込まれ。兵糧の横領の罪で釜茹での刑が決まりました。釜茹での刑は形だけが行われ、自決を選べは子供の名誉は守られると言われ、割腹自殺しました。しかしソ・フィたちは罪人の子供として差別されています。

古代中国に割腹自殺した例はありますが、中華圏で武人の自決方法としては首を切るのが一般的。高麗にも割腹自殺は存在しません。ソ・ゴムの自決場面が武士の切腹みたいになってるのは日本統治時代に伝わった武士道や日本の時代劇の影響のようです。「剣士」を名乗ること自体が武士道の影響です。

若い頃のイ・バンウォンの師匠という設定は鄭夢周(チョン・モンジュ)をモチーフにしているようですが。チョン・モンジュは武官ではないので全然違うキャラクターになってます。

ソ・ヨン(徐妍)

演:チョ・イヒョン

ソ・フィ(徐輝)の妹。癲癇の病気を患っています。ナム・ソノが好き。ナム・ジョンの兵士に刺されて死亡。

パク・チド(朴治道)

演:チ・スンヒョン

都を警備する金吾衛の別将。かつてのソ・ゴムの部下。今は‎ソ・フィの戦友。

 

ムンボク(文福)

演:イン・ギョジン

軍医。ソ・フィの戦友。梨花楼の妓生・花月が好き。後に花月と結婚します。

チョン・ボム(鄭颿)

演:イ・ユジュン

重罪人として追われていました。ソ・フィの戦友。

 

梨花(イファ)楼の人々

ソ・ソル(瑞雪)

演:チャン・ヨンナム

梨花楼の行首(責任者)。権威的で冷徹で一喜一憂しない慎重さがあります。現在の梨花楼を造った人物。

ファウォル(花月)

演:ホン・ジュン

梨花楼の妓生。ヒジェの親友。ムンボクが好きで後に結婚、一子をもうけます。

キョル

演:チャン・ドハ

梨花楼の用心棒。

ハードな内容

作品の雰囲気は全体的に暗いです。劇中でも流血シーンが多く、男同士の争いが中心で話が進みます。他の朝鮮王朝ドラマが美化しすぎているぶん、そのギャップについていけない人もいると思います。

高麗末期から朝鮮時代の雰囲気をリアルに表現するとこうなってしまうのは仕方ないのかもしれませんね。

私の国
ポニーキャニオン

コメント

タイトルとURLをコピーしました