中国ドラマ「麗王別姫」登場人物紹介とネタバレ

麗王別姫1 ドラマ紹介

中国ドラマ「麗王別姫」は唐朝の玄宗~代宗時代が舞台のドラマ。

読み方は「れいおうべっき」

中国史上でもとくに国際色豊かな文化が栄えた唐王朝。
その唐の時代がピークを迎えたのが玄宗皇帝の時代。

ところがその唐の反映を揺るがす大事件が起こります。
安碌山の反乱がきっかけになっておきた「安史の乱」です。

その大変な時代に幻の皇后と言われた女性がいました。

それが沈珍珠です。

ヒロイン・沈珍珠を中心に後に唐皇帝の代宗となる李俶。

その弟・李倓。

そして彼らを取り巻く女性たちが繰り広げる長編歴史ドラマです。

原題は「大唐栄耀」
意味としては「光り輝き栄える大唐帝国」といったところでしょうか?

ドラマの時代は玄宗皇帝もピークを過ぎてます。あとはグダグダの争いが待ってるだけなんですけど。衰退する直前の華やかだった時代を懐かしむようなタイトルですね。

原題:大唐榮耀
原作小説:大唐后妃傳之珍珠傳奇

中国では「大唐榮耀」と「大唐榮耀Ⅱ」の2回にわけて放送されました。

日本では一挙に放送されるので全82話と長くなっています。

主な登場人物とモデルになった実在の人物を紹介します。一部ネタバレ要素があるのでご注意ください。

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主要な登場人物

沈珍珠(しん・ちんじゅ)/睿真皇后

 演:景甜(ジン・ティエン)

広平王・李俶のお妃候補になった沈珍珠は初恋の人が忘れられず家出。旅の途中で偶然・李俶と出会います。ところが留守の間に両親が惨殺され弟は行方不明。復讐のため李俶に嫁ぐ沈珍珠ですが、宮廷の陰謀に巻き込まれてしまいます。

歴史上の睿真皇后(えいしんこうごう)

沈氏は皇太子・李俶(後の粛宗)の屋敷で侍女として働いていました。李俶の息子・李俶(後の代宗)に見初められ側室に。そこで珍珠(真珠)の愛称をもらいました。

ところが安史の乱がおきて、安禄山の兵に捕まってしまいます。広平王と粛宗は長安を取り戻し沈珍珠と再開します。洛陽に移ったところで史思明の反乱に巻き込まれふたたび広平王と生き別れに。その後は行方不明になりました。歴史上は生死不明のまま記録から消えています。

息子の李适が徳宗になり「睿真皇后」の称号が贈られました。

・沈珍珠(睿真皇后)の詳しい説明はこちら

李俶(り・しゅく)広平王/代宗

演:任嘉倫(アレン・レン)

幼名は冬郎(とうろう)。唐の11代皇帝・代宗
玄宗の孫。粛宗の息子。母の一族が謀反人になり、謀反人の子として白い目で見られながら育った李俶でしたが。玄宗に優秀さを認められ広平王にとりたてられました。
安史の乱では父・粛宗とともに反乱鎮圧に活躍。

粛宗の死後、11代皇帝・代宗として即位します。安史の乱で生き別れになった側室の沈氏を探しましたが、見つけることはできませんでした。

反乱で衰退した唐を盛り上げようと苦労しながら統治しました。でも代宗の時代には宮廷で宦官が力を持ち。皇帝の思うような政治ができませんでした。

唐代宗(李俶/李豫)の詳しい説明はこちら

李倓(り・たん)

演:秦俊傑(チン・ジュンジエ)

弓矢と乗馬が得意な兄弟思いの皇子。慕容林致に一目惚れ。彼女と結婚します。誘拐された慕容林致をみつけたものの。李倓は慕容林致を気遣うことができず、逆に傷つけてしまいます。結局二人は離婚。

安史の乱以降はほぼ史実通り。

史実の建寧王・李倓

第10代皇帝・粛宗の息子。建寧王の称号をもつ勇敢な皇子でした。反乱が起きたのは楊国忠と楊貴妃のせいだと批判したのも李倓。

粛宗の寵愛を集める張氏を批判したことから、張氏やその味方の李輔国と対立。李輔国を殺害しようとしましたが、逆に謀反の訴えをおこされ処刑されてしまいます。

建寧王・李倓の詳しい説明はこちら。

 

慕容林致(ぼよう・りんち)

演:舒暢(シュー・チャン)

大将軍・慕容城の娘。神医とよばれる名医。沈珍珠の親友です。太子李亨を診断した時、太子に生殖能力がないことを知ってしまいます。でも太子の妃と見知らぬ男がいるところを見てしまいます。太子妃が妊娠しているところを見てしまいます。

慕容林致は誘拐されて奴隷として売られてしまいます。建寧王・李倓に発見されますが離婚されてしまます。

辛さのあまり記憶喪失になってしまいますが、そこにも李倓が現れ・・

架空の人物。

 

安慶緒(あん・けいしょ)

演:茅子俊(マオ・ズージュン)

重臣・安禄山の息子。
彼の母は沈珍珠の母と友人。安禄山の横暴に耐えられなくなって沈家に身をよせていました。父が反乱を起こした後。王位も愛も手に入れられず、怒りにまかせて父を殺害。最期は沈珍珠を守って史思明に殺害されてしまいます。

史実の安慶緒

父・安禄山はソグド人(イラン系遊牧民)と突厥人のハーフ。母はソグド人。ソグド人の血が3/4入っているので、本物の安慶緒がいたら見た目はイラン人っぽいはず。人に取り入るのが上手い父と違って口下手。でも弓矢と乗馬は得意でした。

父が反乱を起こして「燕」を建国、皇太子になりますが。人間不信になった父が弟を皇太子にしようとしたので父を殺害。燕の皇帝になりましたが、人望がない安慶緒は臣下の支持を得られません。父の友人だった史思明に殺害されてしまいます。

・安慶緒の詳しい説明はこちら

独孤靖瑤(どっこ・せいよう)

演:万茜(レジーナ・ワン)

父は雲南王。独孤靖瑤も女将軍。
父・雲南王は安禄山たちと反乱をおこしました。独孤家の力が強くなるのを恐れた安禄山は独孤靖瑤に安慶緒との結婚を命じました。でも結婚したくないので沈珍珠を代わりに結婚させようとします。

安慶緒が独孤家の者を殺したことを知ると、沈珍珠を連れて逃走。

李俶と出会い、彼のことが好きになり側室になります。でも李俶の心を掴むことができません。そこであらゆる手段を使いますが・・

歴史上の独孤貴妃

祖先は鮮卑人の李屯。独孤信の配下になって「独孤」の姓を与えられました。
「独孤」の姓をもちますが、独孤伽羅の一族ではありません。

父・独孤穎は都を守る武官。

彼女自身は将軍ではありません。

広平王・李俶の側室になりました。安史の乱のあと李俶の正妻の実家が没落、沈氏も行方不明。寵愛を集めたのが独孤貴妃でした。

死後、貞懿皇后の称号が与えられました。

・独孤貴妃の詳しい説明はこちら

默延啜(モユンチョル)/葛勒可汗

演:于小偉(ユー・シャオウェイ)

ウイグル(回鶻)帝国の可汗(皇帝)。
李俶の親友。李俶と沈珍珠を何度も助けました。安史の乱では唐に味方して反乱鎮圧に協力しました。ところがそれが気に入らない葉護太子によって毎日食事に毒を入れられ中毒死します。ところがそれは葉護太子の裏切りの証拠をつかむための偽装でした。

歴史上のモユンチョル

ウイグル可汗国のカガン(皇帝)。民族的には突厥と同じテュルク系民族。でも突厥のアシナ氏とはモンゴル高原の支配を巡って対立を続ける因縁のライバル。

葛勒可汗(ゲレイカガン)は皇帝としての称号。父の死後、カガンになりました。
定住生活をしない遊牧民では珍しく、城塞都市バイ・バリクを作りました。唐に友好的で、安史の乱の反乱鎮圧に協力。

安碌山に協力していたのがテュルク残党だったのも理由のようです。反乱鎮圧後に病死。

默延啜(モユンチョル)の詳しい説明はこちら

大唐帝国

李隆基(り・りゅうき)/玄宗

演:劉琮

玄宗皇帝。日本で最も有名な唐の皇帝。
治世の前半は武則天の政治で混乱した唐を立て直して最盛期に導いた名君。後半は堕落した皇帝。両極端な面をもちます。

楊貴妃の一族を贔屓するあまり、他の重臣たちと対立。それが安史の乱になってしまいます。玄宗は反乱軍を鎮圧することができず都を逃げるしかありませんでした。その途中で反乱にあって楊貴妃とその一族を処刑することになってしまいます。すっかりやる気を失った玄宗は皇太子に譲位しました。

ドラマでもほぼこの内容でストーリが進みます。

楊玉環(よう・ぎょくかん)/楊貴妃

演:楊希

絶世の美人と伝わる超有名人。

玄宗皇帝の側室になってたいへん寵愛されました。一族の楊国忠や姉妹たちを宮廷に呼んで一族で朝廷を動かします。

その結果、重臣たちからは反感をかって安史の乱がおきます。玄宗と一緒に都を出て避難中に兵士たちが反乱を起こして処刑されてしまいます。ドラマでも同じ運命。

楊貴妃本人が悪事を働いたわけではなく、一族の横暴のせいで評判が落ちてしまったかんじです。

李亨(り・きょう)/粛宗

演:王勁松
玄宗時代の皇太子。李俶や李倓の父。
安史の乱の最中に皇帝に即位。息子たちとともに反乱を鎮圧します。ところが宮廷の中は皇后張氏や宦官の李輔国に牛耳られて思うような政治ができませんでした。

 

 

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