中国ドラマ「大唐流流~宮廷を支えた若き女官~」登場人物紹介とネタバレ

大唐流流1 ドラマ紹介

「大唐流流」出典:amazon

中国ドラマ「大唐流流~宮廷を支えた若き女官~」は唐の時代を描いたドラマ。

「晩媚と影〜紅きロマンス〜」「海棠が色付く頃に」のリー・イートン(李一桐)と、「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」の「招揺」のシュー・カイ(許凱)。中国ドラマでおなじみの人気の二人が主演しています。

「大唐流流」の読み方は「だいとうりゅうりゅう」

「流流」とは「立ち止まることがない」「流れ続ける」「絶えることがない」「広がり続ける」という意味。「唐の国は絶えることなく続いていく」という意味。「大唐流流」のの唐は太宗・李世民の時代がモデル。すでに唐の基礎はできあがっていてさらに良くなっていく時期。そんな活気のある時代を舞台にしたハッピーエンドが期待できるタイトルですね。

 

「大唐流流」情報

原題:驪歌行(れいかこう)
英語:Court Lady(意味:女官)
原作小説:「老虎不下山」作者:風弄
2021年、中国
全55話

「大唐流流~宮廷を支えた若き女官~」は中国の小説「老虎不下山」が原作。
原作小説では「李世民」や「程処黙」など、たくさんの実在の人物が登場します。でもかなり脚色されていて歴史書のイメージとは違う人もいます。そのため中国当局の検閲で指導が入ったのでしょう。

テレビドラマでは人物の名前が変えられてしましまいました(中国で架空王朝・架空人物の歴史ドラマが多いのはそのため)。

ドラマに登場する人物とモデルになった人を紹介します。

 

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主なあらすじ

7世紀。唐が建国してしばらく経ったころ。世の中は平和になり、人々の暮らしは安定していました。

唐の大将軍・盛驍靖(せい・ぎょうたい)の長男・盛楚慕(せい・そぼ)は母から溺愛されて育ち、長安城では有名な遊び人でした。

盛楚慕は遠征先の広洲で偶然出会った商人の娘・傅柔(ふじゅう)に一目惚れ。盛楚慕は傅柔に気に入られるため、改心して学問や武術の修行に励みます。

傳柔も裁縫の才能を認められて後宮で働くことになりました。

そして二人は惹かれ合いますが、宮中の権力闘争や陰謀に巻き込まれていくのでした・・・。

 

主要人物

傅柔(ふ・じゅう)

演:李一桐(リー・イートン)
 他の出演作:
 「海棠が色付く頃に」顧海棠、「晩媚と影」蘇七雪/晚媚

商人の娘で、傅家の次女。 刺繍が得意。一家の刺繍室と染め物室を仕切っています。 刺繍の技術が優れていたので皇后に呼ばれて女官になりました。非常に頭がよく皇后からも高く評価されています。でも韓妃の賜死を止めさせようとしたので、解雇されてしまいます。

でも皇后は死の間際、傅柔に別の任務を与えました。傅柔を尚宮(しょうぐう:隋唐時代の高位の女官)にして珍妃の野望から皇子たちを守るように言い残します。

皇后の死後、傅柔は後宮の平和を守ろうと奮闘します。そして宮中の騒動が終わると魯国公と結婚の許可がでます。

 

盛楚慕(せい・そぼ)

演:許凱(シュー・カイ)
 他の出演作:
 「瓔珞」富察傅恒、「招搖」厲塵瀾/墨青

将軍・盛驍靖の長男。母親から甘やかされて育ったで遊び人になりました。広廣州城で商人の娘・傅柔と出会って恋に落ちます。ところが家族や皇帝からも反対されてしまいます。盛国に出征したとき手柄をたてますが陸親子に殺されそうになります。

その後、皇后と太上皇を救い、趙王を捕らえ韓王を守りました。

やがて宮中でおきている陰謀に気づいて阻止します。そして若くして将軍になり、皇帝から結婚の許可をもらうのでした。

「程処黙」がモデル

・程処黙の詳しい説明はこちら

 

盛家(せいけ)

盛驍靖(せい・ぎょうたい)

演:黒子
 他の出演作:
 「君、花海棠の紅にあらず」曹司令

魯国公。盛楚慕、盛楚俊、盛楚令、韓王妃の父親。

唐の建国に貢献した将軍。世間では「盛将軍」のあだ名でよばれています。

すでに歳をとって軍を率いることはできなくなりましたが。今でも皇帝に仕えています。陸雲戟とは長年のライバルであり戦友。息子たちの教育には失敗、遊び人に育ってしまいました。でも子どもたちを全力でサポートします。

陸雲戟の反乱では軍を率いるように皇帝から命令されます。

「程知節」がモデル。

・程 知節の詳しい説明はこちら

 

盛夫人

演:何佳怡
 他の出演作:
 「コウラン伝」夏姫/夏太后、「瓔珞」張女官(エイラクの上司)

盛驍靖の妻。盛楚慕、盛楚俊、盛楚令、韓王妃の母。息子たちを溺愛、甘やかしています。楚慕と傅柔の結婚に反対。楚慕を楠公主と結婚させようとします。それが失敗すると孫霊淑を迎えようとします。

盛楚令(せい・それい)

演:范世錡

盛驍靖の次男、盛楚慕の弟。
楠公主が好き。彼女を守るために宮中侍衛になります。

「程処亮」がモデル。

盛楚俊(せい・そしゅん)

演:周大為

盛驍靖の三男、盛楚慕たちの弟。
親しかった孫霊薇の仇を討つため、楚慕 や韓王 を裏切って皇太子に取り入ります。でも孫霊薇の死の真相を知ってしまい・・・

韓王妃

演:林鵬

盛驍靖の長女、盛楚慕たちの姉。

できの悪い弟たちを心配していましたが。遊び人の楚慕が帰ってきて一安心。
韓王と結婚して2年。夫婦仲は良いものの、子供はいません。
韓王と皇太子は仲が悪く、皇太子妃に陥れられて韓王妃は犠牲に。

傅家(ふけ)

傅濤(ふ・とう)

 演:王宥鈞

傅家の長男。生母は傅三夫人。異母妹の傅柔とは仲がいいです。
義理堅いけれども無鉄砲な男。武術の修行から戻って来て盛楚慕からも武術を学び、軍に入隊しました。母親の死の原因を知り陸雲戟の配下になって復讐の機会を狙いますが。

傅音(ふ・いん)

 演:張楠

傅家の三女。生母は傅三夫人。杜寧を愛しています。
母を殺された仇を討つため、陸家に侍女として潜入。陸漢星が犯人だと知ると、陸琪に近づき陸漢星を殺させようとします。陸琪と恋におち彼の子を身ごもるのですが・・・

傅大家翁

演:巌志平

傅家の主。傅君、傅音、傅柔、傅濤の父。
傅家が火災にあった後は長安に移り住みます。

傅二夫人

演:陸玲

傅柔の生母。
傅家が災難にあったあと、傅柔とは別れて巌子方と行動をともにすることに。
傅柔を好きな人と結婚させてあげたいとは思っていますが。

傅三夫人

 演:許榕真

傅音、傅濤の生母。
欲張りな性格ですが自分の子供は可愛がります。
偶然にも陸雲戟の犯罪を見てしまい、それが原因で命を落とします。

皇帝一族

皇帝

演:馬躍
 他の出演作:「貞観之治」太宗・李世民

唐の第二代皇帝。上皇帝の嫡男。「貞観之治」とよばれる中国史上最も政治の良かった時代を築いた名君。息子や娘たちを公平に愛し、特に皇太子には期待していました。まず、趙王が反乱。そして皇太子と韓王も争い始めてしまいます。

息子たちの争いを収めようとしますが。重病になってしまい、顔妃や宦官の玉合が政治に口をだすようになります。

モデルは 唐太宗 李世民(り・せいみん)

皇帝のモデルになったのは唐の2代皇帝 李世民。父の李淵ともに隋末期の混乱した時代を戦い抜いで唐の建国に貢献。兄たちを粛清して父の李淵を譲位においこんだ冷酷な面もあります。「貞観之治」とよばれる中国史上最も政治の良かった時代を築いた名君とされます。

ドラマの皇帝は史実の李世民の冷酷な部分を薄めて「いい皇帝」を強調したような人物になってます。

皇后

演:苗圃
 他の出演作:「貞観之治」長孫皇后

皇太子、韓王、秦王の生母。
長年、子どもたちのために頑張ってきましたが、長い闘病生活の末に精神を病んでしまいます。皇太子と韓王が争うのを止めようとしましたが、できませんでした。

物語途中で病死。死の間際、皇帝に息子たちの命を託して亡くなります。また、顏妃から息子たちを守るため。韋松に傅柔を女官にするように遺言を残しました。

モデルは 長孫皇后(ちょうそんこうごう)

中国史上、特に評価の高い皇后。公私混同が当たり前の中国では珍しく実家の繁栄よりも王朝の安泰を優先した珍しい人物。夫で皇帝の李世民からもアドバイスを求められるほど頼りにされていました。でも本人は控えめな性格なので自分からは政治には関わろうとせず、意見を求められたときだけ答えていました。若くして病死。

ドラマでは息子の安全を優先する母親として描かれます。

・長孫皇后の詳しい説明はこちら。

歆楠公主(きんなんこうしゅ)

演:呉佳怡(ウー・ジアイー)
 他の出演作:「烈火軍校」曲曼婷、「九州縹緲録」贏玉

皇帝の娘。側室の子ですが皇后が育てています。盛楚令に興味を持っています。盛楚令と傅柔の関係を誤解して、最初は傅柔に難癖をつけてきます。でも彼女と親しくなり、傅柔のちからを借りて盛楚令との関係を皇帝に認めてもらおうとします。

「清河公主」がモデル

「大唐流流」歆楠公主のモデル 清河公主と豫章公主

 

思玲公主

演:呉佳怡

夫(駙馬)は侯昌。

モデルになったのは城陽公主

・城陽公主の詳しい説明はこちら

顔妃

演:劉敏

周王の生母。四夫人の一人。
後宮では皇后に継ぐ存在。皇后の死後は後宮を仕切ります。

皇太子と韓王を追い出して息子の周王を次の皇帝にしようとたくらみます。

モデルは 楊妃

唐の2代皇帝 李世民の側室。隋の煬帝 の娘。隋末期の混乱の最中に捕虜になり。唐建国後に李世民のもとに来ました。李世民と合葬が行われていないのでなにか不都合が会ったと言われています。

楊妃の死後。3代皇帝の時代に高陽公主たちが関わった謀反事件が発生。息子の呉王も粛清されました。

・楊妃の詳しい説明はこちら。

 

西妃

演:楊若兮

趙王の生母。四夫人の一人。趙王の謀反で処刑されそうになりますが、命は助けられ「嬪」に降格になりました。

「陰妃」がモデル

・陰妃(唐)の詳しい説明はこちら

太子

演:李澤鋒
他の出演作:
 「君、花海棠の紅にあらず」杜洛城

皇帝と皇后の長男。韓王や楠公主とは良い関係を築いていましたが、周王には嫉妬してました。
彼のせいで司徒尚儀や陳吉たちが命を失い。覆水、陸雲戟、梁王たちにそそのかされて後戻りのできない道を選んでしまいます。しかし皇太子は敗北。投獄されたあと毒で記憶を一部失い。韓王とともに脱獄。韓王、周王とともに皇帝を助けます。

その後、命は助けられ金州に流罪になります。

「李承乾」がモデル

・李承乾の詳しい説明はこちら

周王

演:檀健次
他の出演作:
 「君、花海棠の紅にあらず」陳韌香

顔妃の息子。皇子の中でも最も頭が良かったので皇帝から可愛がられました。傅柔のことが好きで気にかけています。

玉合や覆水が政変をおこしたとき、皇太子や韓王とともに皇帝を助けました。

「呉王 李恪」がモデル。

・呉王 李恪の詳しい説明はこちら。

韓王

演:劉恩尚

皇后の息子。盛楚慕の義兄。同じ母をもつ皇太子を何度か助けようとしました。でも皇太子妃のせいで韓王妃が処刑され我慢できなくなります。韓王妃の仇を討とうとします。

皇帝は韓王と皇太子の関係を和らげようとするのですが。

「魏王 李泰」がモデル。

・魏王 李泰の詳しい説明はこちら。

 

趙王

演:昌隆

第五皇子。母は西妃。
あまりできのよくない皇子。皇帝は銭文景を派遣して指導しようとしましたが銭文景を殺害。怒った皇帝に討伐軍を派遣されてしまいます。

「斉王 李祐」がモデル。

・斉王 李祐の詳しい説明はこちら。

 

秦王

演:石悅安鑫

皇后の息子、皇太子、韓王の弟。二人の兄が失脚した後。皇帝の座を狙う周王から目の敵にされます。難を逃れるため魯國宮に移され、政変のあと皇太子になりました。

「唐高宗 李治」がモデル。

・唐高宗 李治の詳しい説明はこちら。

 

太上皇

演:雷漢

皇帝、梁王の父親。唐の初代皇帝。現在は息子に譲位して太上皇帝になってます。息子の息子の世君(すでに故人)可愛がっていました。梁王が世君に似てるので、梁王には甘いです。

「唐高祖 李淵」がモデル。

王太妃

演:潘迎紫

太上皇の側室。太上皇が退位する前は後宮を仕切っていました。皇后の死後、再び後宮での影響力を増してきます。やがて顏妃と対立するように。

「唐高祖の側室・萬貴妃」がモデル。

梁王 

演:唐曾

皇帝の弟。太上皇の庶子。蘇太妃の息子。何度も法律を破る横暴な人物。皇太子に味方して覆水、陸琪、侯昌たちと行動を起こします。

「漢王・李元昌」がモデル。

・漢王・李元昌の詳しい説明はこちら。

 

朝廷の人々

陸雲戟(りく・うんげき)

 演:侯岩松
 他の出演作:
 「君、花海棠の紅にあらず」劉漢雲、「大明皇妃」孫愚

唐の建国に功績のあった将軍。蔡國公、魯國公とはライバル。一族のために財をなそうとしましたが、法を破ることもあります。盛國に出征したとき盛楚慕を殺そうとしたことがありました。皇太子と親しくなり吏部尚書になります。その後、反乱鎮圧に向かいましたが、敵の多さに驚いた彼がとった行動は・・・

「侯君集」がモデル。

・侯君集の詳しい説明はこちら

 

陸琪(りく・き)

演:何奉天

陸雲戟 将軍の息子。親同士がライバルなので、陸琪を盛楚慕をライバルだと思っています。家族は大切にするものの、他人の命は粗末にあつかいます。盛楚慕とは意見が会いませんが、皇后や上皇を警護したときや、任務で盛楚慕に助けられたりしてあるていど心を開くようになります。

ところが皇太子に味方して韓王に敵対。東宮での事件のあと父の軍に加わります。

杜寧(と・ねい)

演:赫雷

戸部主事(戸籍や土地・税を扱う下級役人)。盛楚慕の親友。書画が得意。傅音が好きです。彼女のために科挙を受けて役人になりました。ところが傅音は母の仇を討つため陸家に潜入。杜寧の願いも虚しく・・・

やがて反乱を鎮圧するために陸雲戟の軍に同行。陸雲戟を告発しようとするのですが・・・

巌子方(げん・しほう)/方子巌(ほう・しげん)

 演:洪堯(ホン・ヤオ)

 他の出演作:
 「コウラン伝」公子蛟、「瓔珞」弘晝

傅柔とは親の決めた許嫁でした。今でも傅柔のことを思っています。

陸雲戟のため巌家は没落。四海幫(海賊)の老主人に育てられ養子になりました。義父のあとを継いで四海幫の幫主をしています。海賊をしているときは 方子巌(ほう・しげん)と名乗っています。

その後、朝廷に入るため盛楚慕を助け、広州の海賊退治をに協力。その功績を認められ鎮海将軍になりました。表では東宮を助けるふりをしながら、皇帝に密告しています。しかし宮中の争いの後、辞職。宝を探しに海に出ました。

後宮の女官たち

司徒尚儀(しとしょうぎ)

 演:張彤

尚儀局尚儀
尚儀局の局長。後宮での勤務が長く、多くの妃嬪や公主に仕えてきました。皇后や皇太子からも信頼されています。韓王妃から傅柔を任されました。

李典制(りてんせい)

 演:孫子聃

尚容局司制署典制→嬪妃寶林→ 嬪妃昭媛
傅柔が入宮したとき、傅柔をいじめていましたが傅柔に協力しました。
皇帝の寵愛をうけて側室になります。

鍾尚宮(しょうしょうぐう)

 演:蔡丹丹

尚容局尚宮。
尚宮のトップ。傅柔の上司。

小鹿

演:張譯兮

罪を働いた臣下の娘。
読書好き。傅柔とともに尚禮局に入り。後に秦王の寵愛を受けます。

「武則天」がモデル。

 

宦官たち

曹養徳(そう・ようとく)

演:夏嘉偉

曹内侍。皇帝付きの宦官。
傅柔と盛楚慕が会うのを助けたりしていました。
皇帝が重病になった後、政変で命を落とします。

韋松(い・しょう)

演:孫迪

韋内侍。皇后付きの宦官。
皇后の信頼が厚い人物。皇后の遺言で傅柔に試験を受けさせ尚宮にします。皇后の死後も後宮にとどまりますが、顏妃が後宮の主になってからは苦労します。

玉合

 演:程楓

玉内侍。顔妃に長年使える宦官。表向きは顔妃の命令で動いていますが、裏では覆水とつながって陰謀を企んでいます。

その他

陳吉

演:王一哲
他の出演作:「大唐女法医」白義

韓王府の芸人。韓王府にいたとき傅柔とも知り合います。太子とも知り合いになり、太子の名誉を守るために自害。

覆水

演:王一哲

陳吉との一人二役

皇族に復讐するためにやってきました。 皇太子を憎み、巌子方とともに洪義徳を利用して皇太子と陸雲戟を陥れました。皇太子の殺害に失敗すると皇太子と韓王を不仲にしようと画策。

かつて反乱軍のリーダーだった楊元(ようげん)の孫。

 

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