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大宋宮詞 第13・14・15・16話あらすじとネタバレ

大宋宮詞 過去作品

中国ドラマ「大宋宮詞(だいそうきゅうし) ~愛と策謀の宮廷絵巻~」の第13・14・15・16話あらすじとネタバレ紹介記事です。

 

李沆の死後。畢士安が新しい宰相に、王欽若が参知政事になりました。寇準は不満です。

真宗 趙恒は遼の侵攻にどう対処するか大臣たちを集めて話し合います。王欽若は領土を遼に割譲して南に遷都してはと進言。それに対して寇準が激しく反対。さらに皇帝自らの出征を勧めます。でも趙恒はなかなか決められません。

劉娥は潘玉姝から耶律康が死んだことを聞かされ耶律康の遺品を受け取ります。劉娥はショックをうけました。そして耶律康の亡骸を遼に届けると直訴。それと同時に趙吉を連れ戻そうと遼に向かいました。

劉娥は蕭太后に会って耶律康の死は遼と宋を対立させようとするタングートの仕業だと主張。3年の約束通り趙吉を返して欲しいと訴えます。でも蕭太后は拒否するのでした。

 

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番組情報

原題:大宋宮詞
英語:Palace of Devotion
2021、中国
全61話

キャスト

劉娥(りゅう・が)
演:劉濤(リウ・タオ)

趙恒(ちょう・こう)/真宗
演:周渝民(ヴィック・チョウ)

郭清漪(かく・せいい)/章穆皇后
演:斉溪(チー・シー)

李婉児(り・えんじ)
演:劉聰(リウ・ツォン)

寇準(こう・じゅん)
演:梁冠華(リャン・グァンホア)

蘇義簡(そ・ぎかん)
演:曹磊(ツァオ・レイ)

 

第13話

 

寇準(こう じゅん)のもとに前線から報告が届いています。王欽若(おう きんじゃく)は真宗 趙恒のもとに行き報告を隠していると言いました。

真宗は朝議の場に寇準を呼び出しました。寇準は緊迫した前線の様子を話しました。今、宋には40万の兵がいます。宋に足りないのは兵の数ではなく、兵たちの士気だと指摘すると皇帝自らが遠征すれば勝てると主張しました。そして皇帝が向かうべきは大名府か澶淵だと言います。

そのころ遼の蕭皇太后は籠城する宋軍にてこずっていました。そこで関南の土地を遼に引き渡すことを条件に和平を結ぼうと宋に親書を送りました。

その親書を受け取った真宗 趙恒ですが、遼の戦争を仕掛けながら和平を求めてくるという遼の態度が理解できません。寇準はその和平は見せかけの引き伸ばし策だと言うと改めて皇帝の遠征を主張します。

一方、曹鑑(そう かん)も別の思惑で寇準の案に賛成。真宗がいない間に趙恒の弟の冀王 元份(げんふん)を皇帝の座につけようと思っていたのでした。

感想と解説

歴史上有名な澶淵の盟に繋がる1004年の契丹軍の侵攻が始まりました。強硬策を主張する寇準は激しい性格の人なので敵を作りがち。言ってることは悪くないのですけどね。

 

第14話

 

真宗 趙恒と文伽凌の関係はより親密になっていました。文伽凌も皇帝の遠征に理解を示します。そんな二人に対して潘玉姝は嫉妬するのでした。

趙恒は講和の使者として曹利用(そう りよう)を遼に派遣しました。

そのころ。遼の蕭皇太后は籠城している定州、瀛州を放置して大名府(だいめいふ)へと軍を進め占領し、そして黄河付近の澶淵で宋軍と戦うことを決意します。

劉娥(りゅう が)は契丹軍が陣を整え南下するのを目撃しました。木易から趙恒はまだ動いていないと聞くと不安になり。木易に契丹軍の動きを宋に知らせるように指示します。

ところが鉄鏡長公主(てっきょうちょうこうしゅ)に見つかってしまいまい阻止されてしまいます。鉄鏡は今回だけは黙っているけれども二度としないように言うのでした。木易は自分の立場や劉娥を面倒に巻き込みたくないということもあり鉄鏡の言うことに従います。

寇準は遠征の提案が真宗に受け入れられず焦っていました。そんな寇準に対して宰相の畢士安(ひつ しあん)は弟の冀王 元份とその周りの者達の動きを心配しているのだと言うのでした。

 

感想と解説

文伽凌と趙恒がいい関係になってきました。文伽凌は架空の人物で褆摩族も架空の部族です。でも文伽凌の兄・班若石のモデルになったのはチベットの潘羅支。真宗の側室にチベット出身者がいた記録はありません。

 

第15話

 

真宗 趙恒は10万の兵を率いて開封を出発。ところが契丹軍も大名府(だいめいふ)に近づいています。そこで真宗 趙恒は王超を派遣しようとするのですが嫌がったので王欽若を派遣しました。

真宗 趙恒が白馬駅に到着すると文伽凌がいました。文伽凌は見事な軍装に身を包み趙恒と生死を共ににすると言ます。趙恒は感激して彼女を連れて行くことにします。

王欽若は大名府に到着。曹瑋に街を守るように命令しました。ところが和平に反対な曹瑋は使者として遼に向かう途中の曹利用を拘束して牢に閉じ込めてしまいます。

趙恒は遼軍の中に劉我と趙吉がいるのを見つけると救出を試みます。でも趙吉の救出に失敗。息子を心配する劉我は残ることにしました。

さらに遠征軍の中では李継和が挙兵しようとしますが失敗。都では曹鑑が冀王 趙元份に謀反を起こすように促すのですが。謀反が冀王はバレるのではないかと不安でした。

大名府では宋と契丹の戦いが続けられました。そして宋は何とか大名府を守り切ります。

 

感想と解説

みんなが困っている時に自分の利益優先して反乱起こす人。中国ドラマによくありますね。

それにしても国の存亡がかかった戦の最中に謀反を考えますかね。ここで皇帝が死んだら軍は総崩れで一気に都まで攻められます。緊迫感足りない人たちですね。というよりこのドラマの遼(契丹軍)は強くなさそう。どこか遠くで戦っているだけみたいな感じで緊迫感ありませんね。

 

第16話

 

遼軍は澶淵に向けて南下。澶州東北にある徳清軍を攻めると張旦とその子・張利涉を捕虜にしました。蕭太后と聖宗 耶律 隆緒は二人に降伏するように言いますが。張旦たちは自分たちの先祖は忠臣であり殉職した。自分たちも降伏しないと拒否するのでした。

その後継を見た王継忠はいたたまれなくなり、静かにその場を立ち去ろうとします。そんな王継忠に蕭太后はある命令をするのでした。

そのころ。宋軍も澶淵に向けて北上を続けていました。

両軍は今まで宋の城を残したまま前進してきました。このままでは後方が不安になります。そこで蕭太后は王継忠に和平の手紙を書くように言います。

真宗 趙恒は貴妃懐妊の知らせを聞いて激怒しますがとりあえず認めます。ところが遠征に同行していた文伽凌の容体が悪化。戻ることになりました。

そして冀王と曹鑑は謀反を起こそうと準備を進めるのでした。

感想と解説

張旦、張利涉の親子は実際にこのとき契丹軍と戦って戦死した人です。真宗からは国のために戦って戦死した忠臣として表彰を受け、張旦の息子たちは官職を与えられています。当時は美談になったようです。王継忠とのかかわりは作り話です。

王継忠は降伏して生きていることに悩んでいる姿が描かれていて対照的に描かれています。でも王継忠も両国の和平に貢献した人物なので重要なんですけどね。

 

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