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コウラン伝・始皇帝の母(秦編) 登場人物キャスト紹介

コウラン伝 1 ドラマ紹介

中国ドラマ「コウラン伝・始皇帝の母」の秦国編の人物・キャスト紹介。

は紀元前3世紀。春秋戦国時代の中国が舞台です。ドラマのヒロイン・李皓鑭(り こうらん)は実在した始皇帝の母・趙姫がモデル。

趙姫はドラマチックな人生を歩んだ女性で呂不韋とも恋人関係関係だったといわれますが、ドラマでは同じ向かって突き進む同志として描かれます。

ドラマ後半では舞台は秦に移り、いよいよ秦国内での王位争い。後に始皇帝になる嬴政のお話が中心になります。

この記事では秦国編に登場する人物とキャストを紹介します。

 

 

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コウラン伝の時代

舞台になるのは紀元前3世紀「春秋戦国時代」の中国。まだ中国大陸は統一されてなく、いくつもの国が争う戦国時代でした。

当時の日本は弥生時代。

ドラマの登場人物達が活躍していた紀元前260年ごろには小国は淘汰されて7つの国が争っていました。

紀元前260年

「戦国の七雄」といわれる、秦(しん)・趙(ちょう)・燕(えん)・魏(ぎ)・斉(さい)・韓(かん)・楚(そ)の国です。

ドラマ「ミーユエ」で舞台になった時代よりも1世代あとです。

やがて秦が力をつけしだいに周囲の国を滅ぼします。そして秦の王・政は全土を統一。自ら「始皇帝」と名乗りました。

 

コウラン伝の主要な登場人物

李皓鑭(り・こうらん)/趙姫/王太后/皇太后

演:呉謹言(ウー・ジンイエン)
「瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」で主人公の魏瓔珞を演じました。

声:中村千絵
代表作は「NARUTO」の「春野サクラ」など。アニメ作品の他、洋画や外国ドラマの吹き替えも多い声優さんです。

趙の国の名家出身。趙に人質としてきていた嬴異人と結婚、嬴政を出産。しばらく趙で暮らして今いたが。嬴異人即位後に秦に行き王妃になります。

 

歴史上の趙姫

趙姫(ちょうき)は始皇帝の生母。本名はわかっていません。李皓鑭はドラマオリジナルの名前。趙の国出身。商人の呂不韋の妾になったあと。秦の王子・嬴異人と結婚。息子の政(後の始皇帝)を生みます。秦の王妃・太后になりました。歴史上は男性遍歴の多い女性として記録されています。

 ・趙姫の詳しい説明はこちら

 

呂不韋(りょ ふい)

演:演:聶遠(ニエ・ユエン)。
声:東地宏樹

「瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」で乾隆帝を演じました。呉謹言さんとは瓔珞につづいての共演です。

もと衛の国出身の商人。李皓鑭とともに趙で人質になっている秦の王子・嬴異人を秦の王にしました。異人の即位後は重臣になり秦の政治を行います。

 

歴史上の呂不韋

趙で人質になっていた嬴異人を「掘り出し物だ」とめをつけ彼を王にさせるため策を弄します。嬴異人が秦の王になったあとは朝廷の高官になって政治を動かしました。始皇帝の母・趙姫とは愛人関係にありました。やがて朝廷内でおきた謀反に巻き込まれて失脚。失意のうちに自害します。

 ・呂不韋の詳しい説明はこちら

 

嬴異人(えい いじん)/子楚(しけい)/荘襄王

演: 茅子俊(マオ・ズージュン)
主な出演作は「麗王別姫~花散る永遠の愛~」の安慶緒など。

声:平川大輔
アニメ・映画・ドラマだと多数の作品で声を担当。
オーランド・ブルームやチャン・グンソクの声を担当することが多いです。

秦の太子・安国君と側室・夏姫の息子。
秦の王子の一人。趙で人質生活していたときに李皓鑭と出会いました。秦に戻り、華陽夫人の養子、太子となりました。その後、秦の国王になります。

 

歴史上の嬴異人

秦の王子。趙で人質になっているときに呂不韋と出会い援助を受けます。趙姫を気に入って妃にしました。趙姫との間には息子の嬴政(後の始皇帝)が生まれます。趙と秦の戦争の最中に呂不韋の助けで帰国。父・安国君が王になり嬴異人は太子になりました。その後、秦の王になります。呂不韋を重臣にして天下統一を狙いますが、志半ばで病に倒れます。

 ・荘襄王(嬴異人)の詳しい説明はこちら

 

嬴政/秦王/始皇帝

演:佟夢實

嬴異人と李皓鑭の息子。
父・子楚が秦王に即位後、秦に戻り。
父の死後に秦の国王になります。

後に中華を統一して始皇帝と名乗ります。

 

 

秦(しん)の国

嬴稷/昭襄王

演:賀鏹

宣太后の息子。
嬴柱の父、子傒、異人の祖父
贏政,成蟜の曽祖父。

異人が秦に戻ったときにはすでに故人。

 

嬴柱/安国君/孝文王

演:王茂蕾

嬴稷の子。華陽夫人、夏姬の夫
子傒、異人の父。贏政、成蟜の祖父

秦の太子(王位後継者)。病気の父に代わり政治を行います。華陽夫人の勧めで異人を後継者にしました。父の死後、秦の国王になります。

・孝文王(安国君)の詳しい説明はこちら。

 

羋華陽/華陽夫人/華陽太后

演:譚卓

楚の国の王族。羋氏の出身。
安国君・嬴柱の妃。寵愛を受けていますが子供がなく。呂不韋の勧めで異人を養子にしました。異人即位後は王太后。

・華陽夫人(華陽太后)の詳しい説明はこちら。

 

夏姫/夏太后

演:何佳怡

韓の国出身。
安国君の側室。異人の生母。
異人即位後は太后になります。

 

贏子傒(えい・しけい)

演:王雨

贏柱の庶子。異人の異母兄。
趙雅(范雅)の夫。

范雅が既に亡くなり趙雅に入れ変わっているのを知りますが。利用価値があると思い夫婦を続けます。異人にライバル心を燃やし、王位を狙います。

 

范雅(はん・が)/趙雅(ちょう・が)

演:海鈴(ハイ・リン)
声: 松井茜

もと趙の王女。趙丹と厲王妃の娘。
謀反が失敗して趙を逃亡。
秦の重臣の娘・范雅と入れ替わり、贏子傒の妻になりました。
趙編から引き続き李皓鑭のライバルになります。

 

趙雅王女の詳しい説明はこちら

 

羋絲蘿

演:方安娜

楚の国出身。羋氏の養女。

華陽夫人の親戚。
嬴子楚の側室。
成蟜の母。

成蟜/長安君

演:徐王子

嬴子楚と羋絲蘿の息子。
贏政の之異母弟。

 

子嬰

成蟜の息子。

成蟜の死後。李皓鑭が引き取って養子として育てます。

後の秦三世皇帝

子卿

成蟜の息子。

皓鑭の養子になります。

 

秦の臣下

白起(はく・き)

演:于彦凱

秦の将軍。多くの戦いに勝った名将。趙を攻めますが、范雎の妨害もあり中断。その後は、指揮官になるのを拒否。

・白起の詳しい説明はこちら。

 

范雎(はん・しょ)

演:譚建昌

もとは魏出身。秦の丞相。功績を上げ続ける白起を危険な存在と思い。趙との戦いでは勝利目前の白起を撤退させました。長く離れて暮らしていた娘の范雅を呼び寄せて嬴子傒に嫁がせます。范雅が趙雅に入れ替わっていることは気がついていません。

 

 

嫪毐(ろう・あい)/長信侯

演:朱戩

韓の国出身。韓瓊華の異母弟。母が奴婢のため韓の王族とは認められていません。
秦の捕虜になりますが、釈放されて兵士になりました。嫪毐が韓瓊華の親族と知った皓鑭は、嫪毐の面倒をみます。韓のため嬴政を暗殺しようとしたことも。

歴史上の嫪毐

「史記」では趙姫の愛人とされる人物。もとは呂不韋の食客。呂不韋の紹介で趙姫の情人(愛人)になり、二人の間には子供も生まれたと言います。

古代には地位のある女性が夫の死後、情人をもつことはありましたし。史記は秦の部分はかなり誇張して書いているので嫪毐の記事も信憑性が薄いです。実際には広い領地を持つ有力者で、政争で破れた人物ではないかともいわれます。

・嫪毐の詳しい説明はこちら。

 

趙高(ちょう・こう)

演:盧卓

宦官。
雅の手下。様々な暗躍をします。

 

その他、秦の人々

 

司徒缺(しと・けつ)

演:鄭龍

呂家の家僕。呂不韋の部下。
司徒月の兄

 

白霊児(はく・れいじ)

演:卜冠今

白起の娘。
呂不韋が好き。

 

 

趙(ちょう)の国

 

趙逸(ちょう・いつ)

趙の第三王子。

演:趙弈欽

モデルになったのは長子の死後に太子になった春平侯。

春平侯の詳しい説明はこちら

 

趙偃/悼襄王

趙丹の庶子。
趙王・趙丹が一番可愛がっていた息子。後に趙王になります。

 

 

 

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