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「大唐流流」第1・2・3・4・5話 あらすじとネタバレ

大唐流流あらすじ 0 あらすじ

中国ドラマ「大唐流流~宮廷を支えた若き女官~」第1・2・3・4・5話の あらすじとネタバレ です。

7世紀。唐が最盛期をむかえようとしていたころ。

唐の大将軍・盛驍靖(せい・ぎょうたい)の長男・盛楚慕(せい・そぼ)は母から溺愛されて育ち、長安では有名な遊び人でした。

盛楚慕は遠征先の広洲で偶然出会った商人の娘・傅柔(ふじゅう)に一目惚れ。盛楚慕は傅柔に気に入られるため、改心して学問や武術の修行に励みます。

傳柔も裁縫の才能を認められて後宮で働くことになりました。

そして二人は惹かれ合いますが、宮中の権力闘争や陰謀に巻き込まれていくのでした・・・。

 

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「大唐流流」情報

原題:驪歌行(れいかこう)
英語:Court Lady(意味:女官)
原作小説:「老虎不下山」作者:風弄
2021年、中国
全55話

主なキャスト

傳柔(ふ・じゅう):李一桐。 商人の娘。ヒロイン
盛楚慕(せい・そぼ):許凱。 将軍の息子。主人公
杜寧(しゃ・ねい):赫雷。 傳柔の親友。
盛驍靖(せい・ぎょうせい)黒子。 盛楚慕
歆楠公主(きんなんこうしゅ): 呉佳怡。皇帝の娘。
厳子方(げん・しほう):洪堯。 海賊、傳柔のもと許嫁
陸雲戟(りく・うんげき):侯岩松。 唐の将軍、盛楚慕のライバル。
陸琪(りく・き):何奉天。 陸雲戟の息子、傳柔のライバル。
陸漢星(りく・かんせい):晏紫東。 陸雲戟の甥、陸琪のいとこ。

 

この記事は中国語版をもとに書いているので日本放送版とは話の展開がずれている部分があります。

第1話

 

魯國公の息子・盛楚慕は、大将軍 陸雲戟の息子・陸琪と喧嘩してしまいます。ところが父の盛驍靖は盛楚慕がライバルの息子に負けたことで激怒。ひどく怒られた盛楚慕は家出して友人の杜寧と一緒に広州に行きました。

長旅の末、広州の陳家へ到着しました。杜寧の従兄弟は広州一の美女傅柔と結婚することになっていました。結婚相手の傅柔は代々刺繍と染色を営む裕福な商家の娘です。

ところが花嫁が到着する前。陳夫人は「傅柔は純潔ではない」と書かれたメモを受け取りました。陳夫人はみんなの前で身の潔白を証明するように言います。屈辱的な扱いをうける傅柔。身の潔白は証明しましたが。悔しさのあまり頭をぶつけて自殺しようとしました。すると盛楚慕が傅柔を受け止めて命を助けます。盛楚慕は傅柔を見て一目惚れしてしまいます。

盛楚慕はなんとか傅家に入り込もうとするのですが。

 

第2話

 

盛楚慕(せいそぼ)は傅柔に「自強不息」の文字を書いて博識のあるところを見せました。

さらに盛楚慕は傅濤(ふとう)から兵法を教えてくれと頼まれました。でも盛楚慕にはできません。でたらめを言って取り繕いますが、傅柔に香り袋を縫ってもらうことで引き受けました。

でも盛楚慕はなんとかして傅柔に気に入ってもらえる男になろうと、叔父の牛無敵(ぎゅうぶてき)に兵法を教えてもらうことにしました。

牛無敵は盛楚慕がなかなか優秀な教え子になると思い引き受けます。叔父は武術を指導し様々な技を教えました。盛楚慕も叔父の期待にこたえて歯を食いしばって一生懸命修行して急激に上達しました。

その間、傅柔は盛楚慕のことが気になってしまいまうのでした。

やがて盛楚慕は修行から戻ってきました。その盛楚慕を見た傅柔は・・

解説:

「自強不息」の意味=常に自分を向上させようと努力すること。

 

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第3話

叔母は傅柔の言葉を信じません。傅音は傅柔に「盛楚慕は”自強不息”しか書けない」と言ってしまいます。それを聞いた傅柔は疑心暗鬼になり、盛楚慕のことをいろいろ調べてみました。

すると。盛楚慕が思ったほど才能はなく、勤勉でもなく、頭もよくないと知ってしまいます。傅柔は騙されたと思って盛楚慕と口をきかなくなりました。

思い通りにならない盛楚慕は悲しみを紛らわすために酒を飲みました。すると陸家の若旦那・陸漢星と出会います。盛楚慕は傅柔の関心をひくために慧娘子の刺繍を注文することにしました。陸漢星はその仕事を傅柔の義兄に依頼、さらにその仕事は傅柔のもとへとやってきます。

傅柔はその刺繍を一生懸命仕上げて陸府に納品しました。

ところが、その刺繍は盛楚慕が傅柔を喜ばせるために注文したのだと知ってしまいます。

傅柔は盛楚慕に幻滅。「もう一生、盛楚慕には会わない」と心に誓うのでした。

 

第4話

盛楚慕は傅柔と仲直りすることができず、広州を去ることにします。

その後。傅柔が海賊に捕らわれ。盛楚慕はそれを知りました。

盛楚慕は傅柔の消息を知るために必死になって海賊の居場所を探します。嶺南水軍を派遣する一方で、自らも傅柔の救出のために動きました。

そのころ。海賊集団・四海幫(しかいほう)の幫主・方子巌(ほう・しげん)は傅柔がかつての許嫁だと気づきます。そして用事をおしつけたり、身代金がとどいてもこの場にいるように言うのでした。

嶺南水軍は四海幫と戦闘になりました。四海幫が劣勢になり、方子巌(ほう・しげん)は砦から撤退を決めました。

盛楚慕は追跡を続けました。すると傅柔の残した刺繍の暗号を発見します。

 

解説:

四海幫=台湾と中国で活動する中華民国系のマフィアの名前。ここでは中国人海賊の名前として使用。

広州は唐時代に海上交易で栄えた街。当然、海賊の被害も多いです。

 

第5話

嶺南水軍は海賊の砦に襲撃をかけました。ところが嶺南水軍は墜鷹島におびき出されて、他の海賊の討伐を優先します。

盛楚慕は一人で仙黄島に向かい傅柔を助け出しました。

傅柔は無事に家に戻り、自分を助け出すため傷ついた盛楚慕を看病しました。

盛楚慕は傅柔に愛の告白。傅柔は盛楚慕の今までの不誠実を許すのでした。

陸琪は傅柔の肖像画を見て喜びますます彼女に惹かれていきます。陸琪は傅柔と結婚するため、傅家に使者を送ります。ところが盛楚慕が追い返しました。

盛楚慕と陸琪は傅柔をめぐって御前試合の約束をします。

陸琪の父・陸雲戟はさっそく盛家の出方をうかがいます。陸琪はすでに試合に勝って傅柔と結婚できると思い込んでいました。

盛楚慕は再び叔父の牛無敵のところに行き本格的に武術を習おうとします。でも牛無敵が言うには盛楚慕はすでに十分な修行をうけていてもう教えることがないくらい上達しているといいます。

盛楚慕は叔父から棋譜(免許皆伝)を与えられ、一人前と認められるのでした。

 

解説

盛楚慕にはモデルになった人がいます。
程処黙という武将です。程処黙はあまり有名な人ではありませんが、「大唐見聞録」にも登場しています。程処黙の父は唐の建国に貢献して太宗 李世民に仕えた将軍 程知節。弟は公主と結婚。本人よりも家族が目立っている人物です。だからこそ自由に物語が作れるのかもしれません。

 

・盛楚慕のモデルになった武将・程処黙とは?

 

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